表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法少女メイプル  作者: 海鼠の行進
1章 集結
5/11

5.能力紹介

夏休み6日目。

今日は朝一で学校に行くことにした。

制服に着替えて。

園芸部の花壇の水やりや雑草取りをしに行く。

ただ1人でいると何かに押しつぶされそうだった。

チェリーや、ローズ、リリィと居ればそんな不安が和らぐのを感じた。

薔薇園(ローズガーデン)に入ると。皆んなは、既に集まり私を待っていた。

「いらっしゃい。とりあえず全員揃ったわね。」

皆んなが集まったのを機に会話が始まった。

「まず話しにくいけど一番大切だから先に言うわね。偵察担当だったサンフラワーが居なくなった今、誰かしらが変わりを努めなければならないのだけど。ローズは、薔薇園(ローズガーデン)の維持があるから無理だとしてチェリーとメイプルはどうする?」

「私たちですか?」

「私が行ってもいいのだけど。いつまでもお飾りでいるわけには行かないわ、何かしらの仕事を持ってもらう事になると思うけど。」

「な、なら私たちが偵察します。」

「何かあればテレパシーで私たちと連絡を取れば大丈夫だから。サンフラワーの様な偵察向きの能力じゃないから無理に立ち回らなくても大丈夫よ。」

「そういえば皆さんの能力ってどういうものなんですか?」

ふと皆んなの能力が気になり聞いてみた。

「そういえば貴方には伝えてなかったわね。丁度いいし全員の能力を紹介しましょうか。」

そういうとリリィは、自分から能力を紹介する、

「私の能力は、能力把握(ステータススキャナー)空間掌握(マルチアイ)の2つで見た相手の経歴や魔法、得意武器などがわかる能力と360度全ての方向を感知する事ができる能力よ。」

リリィは他のみんなと目を合わせ了解を取る

「他のメンバーの能力も紹介するわね。

まずはローズだけど薔薇園(ローズガーデン)紅い薔薇(ブラッドローズ)の2つで薔薇の結界を張って結界内で絶対的な力を手にする事ができる能力と相手を吸血する薔薇で攻撃して自分に養分として自分を回復する事が出来る能力よ。」

「そして、チェリーだけど、質量変化(マスチェンジャー)次元(ディメンション)(ポケット)で、者の大きさを自由に変えられる能力と、物を幾らでもしまえる次元の穴を開けられる能力よ。」

「本来はサンフラワーが相手からの視認を防ぐ光屈折迷彩(ライトモジュール)と衝撃を拡散させる日輪草(サンフラワー)があったのだけれど。」

そういうとみんなは、視線を落とす。

「それと貴方の能力だけど空間障壁(シールド)癒し(ヒール)見たいね任意の場所に壁を作る能力と触れた箇所を治す能力ね。触れてないと回復出来ないのは、戦闘中は使いにくいけど、戦闘後の後処理は、格段に楽になるわね。」

そういうと皆んなの能力を紹介し終えたのか、リリィは、ローズに指示を仰ぐ。

「それでは偵察は、チェリーとメイプルの2人に任せる。何かあればすぐに連絡を。」

「「了解。」」

そのまま解散になったので、チェリーと2人で周りを見て回る事にした。

色々な所を見て回る。いつも歩いている街が違うものに感じた。

ふとチェリーは、商店街の中で立ち止まる。

そこには、小学生低学年ぐらいの子供たちが遊んでいた。

「あの子。」

そういうと1人の女の子を指差す。

「あの子がどうしたの?」

「あの子は、魔法少女。」

「え?」

「あの子から魔力を感じる。」

そう言われて良く観察してみると確かに子供の中に1人だけ魔力を放つ女の子がいるのがわかる。」

「話しかけてみようか。」

《こんにちは。》

テレパシーを飛ばすと女の子は、とてもびっくりする。

《貴方は私を殺しにきた悪い魔法少女?》

女の子が私たちに向けて怯えながら聞いてきた。

《いや違うよ、私たちは悪い魔法少女がいないか見回りをしているところだよ。》

《そうなんだ。》

そういうと彼女は少し警戒をほぐした。

「タッチ、おいあかり、ぼけっとするなよな。次はお前が鬼だぞ。」

そういうと走ってきた男の子は、走り去って行く。

《それじゃ、お仕事頑張ってね。》

そういうと彼女は、走り去っていった。

そのあと何も無く周りを見回ったあとチェリーと別れて帰宅した。

これから長期で連載予定ですので、皆様から評価を頂けたら嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ