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60.天国への扉

 


 ずずうっ、と悪魔の翼を巨大化させ、目元がまるでゴスロリの化粧のように黒くなったミザリーが、ふわりと宙に浮き上がった。

 どうやら溢れ出る魔力で宙を浮いているようだ。重力を無視するなんて、相当な魔力量だぞ。


 ミザリーの魔力は、あの黒い玉を飲み込んでから目に見えて増幅していた。あの黒い玉は…いったいなんなんだろうか。


「おいティーナ、あいつは…いったい何を飲み込んだんだ?」


 直前にミザリーを止めようとしていたティーナであれば、あの黒い玉の正体を知っているのかもしれない。そう思って聞いてみたところ、意外な単語が返ってきた。


「あれはたぶん…高濃度の『魔薬』だ」

「麻薬?」

「そう。魔の薬と書いて『魔薬』だよ。こいつは一時的に服用者の魔力を増幅させる代わりに、使用者を“悪魔“へと堕落させるという、魔法使いにとっては禁断の薬物なんだ。さっきの黒い玉は…おそらく魔薬のエキスが凝縮された高濃度の塊みたいなものだと思う。普通の人間だったら、即座に廃人になってしまうようなレベルのものだね」



 『魔薬』…か。魔力が上がるのは良いけど、代償として悪魔化しちゃうんじゃあリスクの方が高すぎる。この世界にもとんでもない薬物があったもんだな。


 それにしても、普通の人なら廃人になる分量の薬の投与…か。まぁ、俺が『龍魔眼ドラゴヴィジョン』で得られた悪魔ミザリーの身体的特徴からすると、そんなえげつないものに耐えられたとしても不思議ではない。

 …だとしても、無茶しすぎだ。たぶんそれだけ悪魔ミザリーも追い込まれてるってことだろう。



 ミザリーの終わりも近いな。

 このときの俺は呑気にもそんな風に考えていた。でもこのあとすぐに、俺の考えが甘かったってことと、悪魔の本当のえげつなさを、イヤでも思い知らされることとなる。









「ミザリー、そんなことしたって無駄だ!いいかげんあきらめろ!」

「あーらアキ。血まみれで身動きもできないあなたがなに強がってるのよ?あなたが襲いかかってきたときはちょっとだけビックリしたけど…うふっ、口だけは威勢が良いのね?」


 矛を収めてくれないかと俺が口にした申し出は、悪魔の痛烈な皮肉で返された。

 クソッ、いやーなところをついてきやがる。だけど気にしない、気にしない。無視無視!


「ほっとけ!それよりお前にはもうナスリーンという手駒は失われているんだ。だからさっさと投降して…」

「え?手駒が失われた?アキってば、なーに勝手に決めちゃってるのよ」


 まるで俺のことを小ばかにするようにせせら笑う悪魔ミザリー

 おいおい、それはどういう意味だ?どう見たってナスリーンは『魔力切れ』でぶっ倒れてるじゃないか。


「きゃはっ!さぁナスリーン。いつまで寝てるの?さっさと起きなさいっ!」


 は?なにをバカなことを…

 そう思いながら、スターリィの横に寝かされていたナスリーンのほうに視線を向けると、悪魔の呼びかけに応じるかのようにナスリーンの身体が急にビクンッと痙攣した。


 …ウソだろう?

 俺の驚愕をよそに、ナスリーンはカクッカクッとぎこちなく全身を動かしながら…ゆっくりと立ち上がったのだ。


 その動きは、生きている人間のものとは思えない…まるで人形ような、不気味な動作。

 腰に差してあった小型の杖をぎこちない動きで抜き取ると、そのまま壊れたおもちゃみたいにぐるぐると振り回し始めた。


「さぁナスリーン、その生意気な小娘を殴っちゃって!」


 慌てて俺の前に立ったプリムラが、俺に襲いかかろうとするナスリーンの杖を受け止めた。ギシギシッと、鈍い音が聞こえてくる。

 人形のような動きのナスリーンだけど、予想外に力強いようで、互いの動きが止まってしまう。その隙に、普通の人間の動きではありえない角度…真上から蹴りが入れられてきた。


「プリムラ、危ないっ!上っ!」


 死角からの…完全に不意打ちとなる攻撃ではあったけど、さすがは忍者。プリムラはバク転しながら華麗に躱すと、俺のすぐ横で体制を整えて、小刀をさっと前に構えてながら改めてナスリーンに向き直った。



 しかし…これはどういうことだ?

 ナスリーンは完全に気絶していたはずなのに、壊れたおもちゃのような動きで暴れ回っている。改めて対峙して彼女の表情を観察してみて…俺は自分の顔から血の気が引くのを感じた。


 なぜなら…ナスリーンの目は、白眼をむいたままだったからだ。




 完全に白眼をむいたままのナスリーンは、自分の意思とはまるで関係なく動き回っているようだ。クソッ、そんなムチャな動きをしていたら、すぐにナスリーンの身体は壊れちまうぞ!


「ナスリーン、やめろっ!どうしたんだよお前!」

「あの行動はおかしいよ。さっきぼくが魔力を全部飛ばしたから、当分の間は失神しているはずなのに…」

「アキ様、プリンセス!あれは…悪魔に操られています!しかも…かつて拙者がされていたような“洗脳“ではありません。あれはまるで…『操り人形』です!」


 操り人形。プリムラから発せられたその言葉に、俺はひどくショックを受けた。


 たとえ洗脳であったとしても、それは相手の尊厳を傷付ける悪質な行為だ。だが、今のナスリーンへの仕打ちは…もっと許しがたいものだった。

 操っているだって?そんなの…本人の意思もヘッタクレもないじゃないか!


 …もはやろくに動けないナスリーンを操るとは、なんという最低最悪な方法をとりやがるんだ。あまりにも酷いやり口に、俺は吐き気を覚えた。




「ふふっ、お気に召したかな?あたしが『解放者エクソダス』様から授かったこの能力…【魔傀儡マリオネット】はっ!」


 ナスリーンを操り人形にしている悪魔の能力が、皮肉にも本人の口から語られた。それにしても…「『解放者エクソダス』様から授かった」だと?

 ってことは、これはミザリーの能力じゃないのか?誰にでも『授ける』ことができるような能力が存在するのか?もしそうだとすると、こいつはちょっとやっかいだ。

 それに…もう一つ気になるのは能力名。【魔傀儡マリオネット】?どこかで聞いたことがあるような…



 疑問は尽きないが、残念なことにゆっくりと考える時間は与えられていなかった。先ほどよりも巨大になった暗黒の鎌を振り上げながら、大声で笑うミザリー。

 カレン王子とミア姫が牽制してくれているので、すぐに悪魔が襲いかかってくることはないものの、プリムラもナスリーンの対処に追われているので、現状ではこちら側も打つ手がない。


 ナスリーンが壊れてしまう前に…どうにかしなきゃいけないな。

 クソッ…俺の身体さえ動けば…







 膠着した状態の中で、次の先手を打ってきたのは…悪魔の方だった。


「さぁ、ナスリーン!例の薬を飲んで、もう一度目覚めなさい!今度は…『悪魔』としてねっ!」


 凶悪な笑みを浮かべながら、ミザリーは手に持った鎌をナスリーンに向かって突き出す。するとナスリーンは、壊れた人形のような動作で…懐からなにかを取り出した。


 それは……黒い色をした液体を閉じ込めたカプセルだった。





 あのカプセルの色は…さっきミザリーが飲んだのと同じ“魔薬“じゃないか!?

 クソッ、あんなとんでもないもんをナスリーンに飲ませようっていうのかよ!


 湧き上がってきたのは、さっきにも増して強烈な怒り。



 だめだっ!絶対に阻止しなきゃ!!

 俺は渾身の力を振り絞ってナスリーンの側に飛んで行くこうとするも、ガクッと膝から崩れ落ちてしまう。

 っざけんなよ!こんな大事な時に、俺の体は動かないのかよぉ!


「やめろぉぉぉ!」


 ナスリーンが無表情のまま、黒いカプセルを口に放り投げた。白く濁ったナスリーンの瞳から、涙がこぼれ落ちたような気がした。


 くっそぉぉおぉ!俺の身体、動けぇぇえぇえぇぇ!




 ナスリーンの口の中にカプセルが吸い込まれる直前、俺はなんとか動いた体でナスリーンに飛びかかろうとした。だけど、勢いもなくすぐに力尽きて体勢を崩してしまう。


 そんな俺の横を…一筋の黒い風が吹き抜けていった。




 風の正体は…“黒き忍者“プリムラだった。

 小刀を逆手に持ったプリムラが、回転しながらナスリーンに向かって飛んでいき、ナスリーンの口の中に入る寸前のカプセルを一刀両断したのだ。実に…華麗な動きだった。


 よくやった、プリムラ!

 迅速に動いた彼女の動きに、俺は感謝の念を送る。


「きゃはっ!それじゃあ終わらせないわよ!唸れっ【悲劇的な戯曲トラジェディ・リリック】!!」


 そのとき、空中であざ笑うかのようにこちらを見ていた悪魔ミザリーが、手に持った巨大な鎌を一気に振るった。巻き起こる、黒い旋風。


「うっ!?」


 突如発生した黒い竜巻に、俺は吹き飛ばされないように地に伏せた。他のみんなも慌てて悪魔の攻撃を避ける。

 だが…悪魔の目的は俺たちの足止めではなかった。なんと鎌の起こした風により、プリムラが両断した『魔薬』の黒い液体のうちの一部が、ナスリーンの口のなかに吸い込まれていったのだ。



「ぐるぅううぅぅうぅ!」


 次の瞬間、ナスリーンが獣のような唸り声を上げた。魔力が完全に尽きたはずの彼女の背中に、再び“天使の翼“が具現化してくる。



 だけど…再度現れた天使の翼は、いつもと様子が違っていた。

 本来であれば純白であるはずのナスリーンの翼が、あろうことか灰色に近い色に染まっていたのだ。しかも…根元の方からドス黒い暗黒色の染みが徐々に拡がっていっている。


 これが、悪魔に『堕落フォールダウン』するということなのか!?

 ナスリーンの身に起こった悲惨な状況に、俺は言葉を失いかけた。



 だめだ。このまま…放っておけない。


 もしこれが、ナスリーンが望んでいる状態であれば、それは仕方ない。

 だけど、今の彼女は違う。完全に操られた上での行動なのだ。


 最後に流したナスリーンの涙。あれが彼女の意思なのかどうかは分からない。だけど…そんなことは関係なかった。



 自分が無意識・無自覚のうちに犯してしまった罪。そのせいで、苦しんでいるやつのことを俺は知っている。そのせいで、悲しい結末を迎えてしまった現実を知っている。



 俺は…俺は、二度とそんな事態を起こさせないために、力を欲したんだ。


 なのに…目の前で苦しんでいる奴がいるっていうのに。こんなところで…諦めてたまるかっ!!



「うおぉぉお!!ナスリーン、目を覚ませ!!落ちるんじゃない!!」


 ほとんど力の残っていない俺にできることは、ただ語りかけることだけだった。

 ナスリーンが自分を見失わないように…悪魔に堕落フォールダウンしないように、必死に呼びかける。


 もしかしたらそれは、絶望的な戦いなのかもしれない。だけど、なにもせずに指をくわえて眺めているだけなんて、俺にはできなかった。


「ナスリーン、ダメだ!お前は…こんなところで終わっちゃダメなんだよっ!!」







 そのとき、ポンッと…俺の肩に手を置く人物がいた。


「…キミの気持ち、確かに受け取ったよ」



 そう優しく声をかけてきたのは…仮面の少女ティーナだった。








「…ティーナ?」

「仕方ない。本当はこの姿・・・を見せたくなかったんだけど…キミの熱い想いに免じて、披露するとしよう。そのかわり…秘密だぞ?」


 ティーナはぶっきらぼうにそう口にしながら、ずっと顔に装着していた仮面を…ゆっくりと取り外したのだった。







 ティーナの仮面の下に隠されていた素顔。それを目にした俺は…完全に言葉を失ってしまった。



 黄金色の髪と同じ、黄金色の眉毛とまつ毛。強い意志を感じさせる、少しつり上がった大きな瞳。

 天を指すように尖った鼻と、厚い唇。透き通るような透明な肌…



 そこに在ったのは、まるで美の女神が化身したかのような、黄金色の美の象徴。あまりの眩しさに、言葉は失われて目は釘付けになってしまう。それほどの…圧倒的なまでの美しさ。


 なんと、仮面の下に隠されていたティーナの素顔は…想像を絶するほどの美貌だったのだ。





 美少女という意味では、これまで俺の心のランキングのなかのナンバーワンはミア姫だった。スターリィも捨てがたいけど、さすがにミア姫とは桁違いだ。

 だけどティーナの素顔は…ミア姫に匹敵するほどの美しさだった。


 ただ、同じ美しさでも、美しさの方向性が異なっていた。ミア姫の場合は「深窓の姫」といった感じの美少女路線。対してティーナのほうは、神のいたずらで美しいものだけを完璧な形で集めたような、神秘的な美しさだった。



 そのときになって、ようやく俺はティーナが「仮面」をつけていた理由に気づく。

 なるほど…こいつは自分のルックスの特徴をよく分かってて、変な虫が寄ってこないようにするために仮面をつけてたんだな。

 分かってみると単純な理由だったものの、普通そこまでやるか?やっぱりティーナは変わってるんだろうな。

 改めて…そんな認識を持ったのだった。




 だが、驚きはここで終わりではなかった。


「プリムラ、ナスリーンを押さえておいて」

「はっ、承知しました!」


 泡を吹きながら苦しんでいるナスリーンをプリムラに抑えさせ、ティーナはそっと目を瞑ると、耳にはまっている耳飾りに手を添えた。カチリ…音がして、大きな耳飾りが外される。


「ふーっ。それじゃあ…いくよ!」


 続けてティーナは、腰に差していた短剣を抜いた。その短剣は蛇の意匠が施された、少し禍々しい形をした短剣だった。

 気になるのはその短剣が発する気配。この気配は…もしや『天使の器オーブ』じゃないか?


 予感は的中した。

 ティーナは短剣を天に掲げると、ゆっくりと目を閉じる。すると…ティーナの全身から白金色の微粒子のようなものが溢れ出てきた。


 微粒子はやがて…ティーナの背中に翼の形となって具現化した。その数、わずか一枚。



 そう、ティーナは…天使になったのだ。

 しかも、たった1枚の翼しか持たない『片翼の天使』だったのだ。






「ば、バカな…」


 俺がそう絶句してしまったのには理由があった。

 もちろん、片翼の天使なんて見たことがなかったというのもある。


 でもそれ以上に驚いたのは…本来ティーナは俺の持つ『グィネヴィアの額飾りサークレット』に選ばれた存在だって事実を、俺だけが知っているからだ。


 なのに、ティーナは天使になった。

 これは一体どういうことなんだ?もしや…レイダーさんと同じ【複数覚醒者】なのか?





 そんな俺の疑問を無視して、事態は急激に変化を遂げていった。


 ティーナはゆっくりと両手を前に掲げて、どうやらなにか魔法を使おうとしているようだ。おそらく…ティーナの『天使の歌』だろう。

 そしてティーナは…声高らかに歌い始めた。


「『今は閉ざされし神秘なる扉よ。我の前に姿を現し、その姿を形作る時が来た』」


 これまで聞いたどんな歌手よりも、美しいと感じる歌声。

 神秘的な容姿の美しさと相まって、ティーナの奏でる歌声は、ストレートに俺の心に響いてきた。


「『それは天界へと導く道。今ここに現れ、そしてその扉を開け放て!悪しき心を浄化するために!』」


 ティーナがその両手を、四角の形に動かした。その軌跡を、魔力の輝きの残滓が照らし出す。形取られたのは…扉の形?

 そしていよいよ…ティーナの『天使の歌』が発動しようとしていた。


「…発動せよインヴォーグ!【天国への扉ヘヴンズドアー】!」



 ティーナが目の前に出現した光の扉をそっと両手で広げる。するとそこに…光り輝く大きな『扉』が出現した。

 なんだこれは?光の…扉?


 突如現れた光の扉をティーナが一気に前に押し出した。途端、一気に光の扉が開け放たれ、中から黄金色の光が飛び出してくる。

 開いたままの『扉』は、ティーナに押し出される形でまっすぐ前に進むと、そのままナスリーンとプリムラをすっぽりと中に吸収してしまった。

 げっ!?味方ごと吸い込んじまった!?


「ちょ!?ティーナ!?」

「大丈夫、心配しないでくれ。すぐに…出てくるから」


 黄金色の髪を、白金色の魔力の渦に躍らせながら、ティーナが俺を安心させるように言葉をかけてきた。あまりの美しさに、光の女神かなにかがその場に光臨したのではないかと錯覚してしまう。


 彼女の言葉通り…扉の反対側から、すぐに二人揃って放り出されてきた。プリムラがナスリーンを抱き抱えたまま、綺麗に着地する。


 そのときにはもう、ナスリーンを包み込んでいた黒い魔力は、綺麗さっぱり消え去っていた。しかも、一緒に扉に吸い込まれたプリムラには、何の影響もないようだった。ナスリーンを抱えたまま、ティーナへと頭を下げてかしずいている。


「さすがです、【大天使】様。ナスリーンへの悪魔の影響は…見事断たれました」

「そうか、よかったよ」

「こ、これは…?」


 状況についていけず焦って問いただす俺に、プリムラが微笑みながら教えてくれた。


「今のは、【大天使】ティーナ様の『天使の歌』…【天国への扉ヘヴンズドアー】です。この魔法は、対象を悪魔の影響から全て解放する力があります。ですので、ナスリーンを侵食していた魔薬の影響は、すべてとっぱらわれたのです。かくいう拙者も、この魔法によって命を救われました」



 確かに、プリムラの腕の中で眠っているナスリーンは、気を失っているだけのようだった。よかった…穏やかな顔で眠っているナスリーンの姿に、思わず安堵のため息を吐く。


 まだ若干事態についていけてない感はあるけれど、とりあえずこれで最大の懸念事項は片付いた。

 あとはミザリー、お前を…どうにかするだけだ。



 俺は宙に浮いてたまま巨大な鎌を構える悪魔ミザリーを睨みつけた。



 ミザリー、覚悟しやがれ。勝手に人のことを弄んだ罰は…絶対受けてもらうからなっ!

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