(おまけ)人物紹介 〜第4章終了時点〜
ここに記載の内容には、若干本編のネタバレを含みます。
本編をまだ未読の方はご注意ください。
【アキ (本名: 山田 晶)】
本作の主人公。19歳の男(身体は14歳の女の子)
平凡な大学生だが、親友のサトシを追って異世界に飛ばされ、女の子になってしまった。
現在、ゾルバルの力を手に入れたことから、たぐいまれな直接戦闘能力を持つに至る。
しかし、普通の魔法が使えないため、搦め手などは不得手。
―――― アキの真の能力 『新世界の謝肉祭』――――
・大きく分けて二つの個別能力がある。
・なおこの能力は、7つの魂(の欠片)まで獲得が可能。
その1【全てを喰らうもの】
相手の魂を喰らい、その能力を使うことができるようになる。
本編では明かされていないが、あらゆる物理・魔法防御不能。発動したら最後、絶対に喰われる。
その2【我儘な偏食家】
相手の任意の部分を喰らうことができる。
使い勝手が良さそうに見えるが、実はそうでもない(そのうち理由は判明するかも?)
《頭》…獲得済。不明
《目》…スカニヤー。取得した能力は『身体』および『魔眼』
∟【魔眼】…魔力の動きや目にもとまらぬ速さのものでも見ることができる。
《右腕》…シャリアール。獲得した能力は『流星』。
∟【星銃】…手をピストル型にして撃つビーム
∟【散弾星】…最大5発同時にビームを放つ
∟【星砲】…極大魔力で放つビーム
《左腕》…ゾルディアーク
∟【格闘技の技】
∟【夢旅人】
《心臓》…アキ本人
∟【魔纏演武】…魔力を全身に通して肉体能力を向上させる技。魔族専用。
《右足》…カノープスの狂った魂の欠片を喰らうのに利用。
《左足》…未獲得。
――――――――――――――――――――――――
【サトシ (八重山 聡史)】
アキの親友。
一月前から行方不明になる。
その後の消息は不明。
【スターリィ(スターリィ=スターシーカー)】
パラデインとクリステラの娘。14歳。
別名『英雄の娘』。アキの正妻(嘘)。
礼儀正しいクラス委員タイプだが、精神的に脆い一面も持つ。
一連のアキとの出会いを経て、一回り成長した。
ちょっと早とちりなのが玉にきず。
アキとめでたく親友になった。レイという優秀な兄がいる。
【カノープス】
14歳くらいに見える外見。男。アキの2号さん(嘘)
かつて自らを『次世代魔王』と名乗っていた魔族の少年。
兄は『魔貴公子】スケルティーニ。
シャリアールに召喚されるも、彼の期待するほどの魔力を持っていなかったことから殺されかける。
スカニヤーに助けられ一命を取り留めるも、その後『消滅空間』という能力に目覚め、人間に敵対する。
アキによって、狂った心を喰われ、正気を取り戻した。
今はアキを好きで追いかけているように見えるが…あえて手助けしないなど、行動原理に謎が多い。
ただ、その真意はある程度パラデインには悟られていそうである。
〈カノープスの『魔王』時代のかつての部下(新七魔将軍)〉
【化け猫】ヴァイロン…相手を操る能力を持つ悪魔。スターリィとアキの連携攻撃に敗れる。
【戦闘鞭】…爆発系の能力を持った悪魔。名乗る前にゾルバルに瞬殺された。
【毒蛙】カストル…毒霧使いの悪魔。アキたちの連携攻撃に敗れ去る。
【蟻地獄】ポルックス…罠使いの悪魔。カストルの双子の弟。魔本【魔族召喚】を持っていた。カノープスに滅ぼされる。
なお、他の部下はすでに全員滅ぼされた模様。
【ボウイ(ボウイ=バトルフィールド)】
ノーザンダンス村に住む少年。14歳。
殴り合いが大好きなくせに、補助系の風魔法が得意。
パラデインや、スターリィの兄のレイダーを盲信している。
その影響からか、スターリィに対して憧れのような気持ちを抱いている。
アキのことは白い目で見ていたが、最近見方が少し変わってきている。
【解放者】
詳細不明。長い黒髪の女悪魔と言われている。
先代魔王である『グイン=バルバトス』の復活を画策している。
世界中のあちこちで魔本【魔族召喚】をばらまいている。
【デイン(パラデイン=スターシーカー)】
スターリィの父親。精悍でカッコイイ。
実は、七大守護天使の『聖道』パラデインその人。
他にレイという息子がいる。
【クリス(クリステラ=スターシーカー)】
スターリィの母親。ほんわか癒し系。
実は、七大守護天使の『聖女』クリステラその人。
他にレイという息子がいる。
【ゾルバル(ゾルディアーク=バルバトス)】
『魔族』の40代に見える隻腕隻眼の戦士。実は先々代の魔王。
白いライオンのような姿に変身することができる。
アキを拾ってくれた…この世界での大恩人。
実は、七大守護天使の一人である『断罪者』のゾルディアークであるが、今は名を変えている。
娘の名前はグィネヴィア。エクスターニアに召喚されたあと『魔王』グイン=バルバトスとなる。
カノープスとの戦闘中に死亡。
魂をアキに喰われ、その能力の一部と化す。
【フランシーヌ】
自称『魔獣』。ツノの生えた、30代に見えるナイスバディのお姉さん。とっても優しい。
実は1000歳を超えている。
その正体は、【風龍】という【古龍】の一種。
【龍の英知】という"特化龍力"を使うことができる。
現在、ゾルバルの子供をその身に宿しており、出産のため身を隠している。
(このことはまだ誰も知らない)
【シャリアール】
アキがこの世界にやってきたときに、側で死んでいた屍体の主。
七大守護天使『星砕き』と呼ばれていた。
『流星』という固有魔法を持っていた。
アキを召喚した際、アキに魂ごと喰われる。
【スカニヤー】
シャリアールの娘。
アキの今の身体の素体。
アキが召喚された時の生贄とされていた。
喚び出されたアキに、魂ごと喰われる。
【グィネヴィア(グイン=バルバトス)】
ゾルバルの娘。20年前の魔戦争で『魔王』グイン=バルバトスとして君臨していた。
既に死亡している。
14枚の悪魔の翼を持った、最凶の魔王。
【プッチーニ】
スターシーカー家の家令。
悪魔に操られていた。
【ロスじいさん】
本名不明。おっぱい大好きエロジジイ。
実はかなり高名な魔法使いらしい。
【デイズばあさん】
本名不明。ものすごく口が悪いおばあさん。
実は、ロスじいさんの別れた奥さんらしい。
何者かに殺されてしまったらしい。
――――――――― 名称関係 ――――――
【天使】
魔力覚醒した人の呼び名。
魔力が背中に、まるで白い翼のように具現化することから、この名称で呼ばれている。
―――"天使の歌"
天使になったものが覚える固有能力。
一人につきひとつしか覚えることができない。
―――”天使の器”
天使になるのに必要な魔道具。
【覇王の器】
アキの額に固定された天使の器、”グィネヴィアの額飾り”の通称。
かつての魔王グイン=バルバトスの遺品
【魔族召喚】
魔族をこの世界に喚び出すための本の魔道具。
アンクロフィクサの固有能力で創出されたもので、世界中に散らばっている魔本。
なかでもシャリアールの持っていたリュックに入っていた赤い本は、特別に『新訳・魔王召喚』と呼ばれ、かつて魔王グイン=バルバトスを召喚した経緯を持つ。
アキやカノープスもこの赤い魔本で喚び出された。
【召喚者】
魔界(異世界)から召喚されたものの呼び名。
【漂流者】
魔界(異世界)から自力でこの世界にやってきたものの呼び名。アキやゾルバルがそうらしい?
【魔獣】
魔力を持つ獣の総称。
【魔族(魔人)】
魔界から来た住人のこと。
『高い魔力を持った人』の略称。
そのうち特に魔力の高いものを『魔人の貴族階級』…すなわち『魔族』と呼ぶ。
-----地名-----
【新世界エクスターニヤ】
いまアキがいる世界。
【魔界】
『エクスターニヤ』とは別の異世界。
『魔力の多いものが生きる世界』の略。
ゾルバルは『ルナティックムーン』と呼んでいる。
【ベルトランド王国】
現在アキがいる場所。
【大魔樹海】
ベルトランド王国にある森。
かなり広いらしい。
【ノーザンダンス村】
パラデインたちが開拓した冒険者村。
冒険者ランクD以上の冒険者しか住むことができない。
【『街道の町ヘイロー』】
ベルトランド王国の街道沿いにある街。
そんなに栄えてはいないが、交通の要所となっているのでそこそこ栄えている。
【魔戦争】
今から20年前に起こった戦争。アンクロフィクサが召喚した『魔王』グイン=バルバトスと七人の魔将軍に、世界が滅ぼされかけた。
この七魔将軍と魔王を倒し、世界を救ったのが『七大守護天使』である。
なお、この戦争で活躍した人たちは他にもおり、その人たちのことを総じて『魔戦争の英雄』と呼ぶ。
〜 七大守護天使 〜
『聖道』パラデイン。
- 上記説明参照
『聖女』クリステラ。
- 上記説明参照
『聖剣』ジェラード。
- ブリガディア王国国王
『塔の魔女』ヴァーミリアン。
- ハインツ公国の公妃
『賢者』ロジスティコス。
- ロジスティコス魔法学校の校長
『星砕き』シャリアール。
- 上記説明参照
『断罪者』ゾルディアーク
- 上記説明参照
〜 魔王軍 〜
すでに全員が滅びていると言われている。
『魔王』グイン=バルバトス
- 上記説明参照
『魔獣王』ガーガイガー。
『土龍』ベヒモス。
『魔貴公子』スケルティーニ。
- 上記カノープスの兄。
『凶器乱舞』パシュミナ。
『魔傀儡』フランフラン。
『暁の堕天使』ミクローシア。
『原罪』アンクロフィクサ。
- 魔本『魔族召喚』の作り手