登場人物紹介 〜物語終了時点〜
ここには本編のネタバレが含まれます。
読む場合にはご注意ください。
【アキ (本名: 山田 晶)】
本作の主人公。転生時点で19歳。数えで20歳(身体は16歳の女の子)。平凡な大学生だったが、親友のサトシを追って異世界に飛ばされ、女の子になってしまった。
実は自身の真の能力と思っていた『新世界の謝肉祭』は、彼の体内に隠れていたサトシのものであった。
だが、アンゴルモアを説得することにより『霊剣アンゴルモア』を手にし、最終的には【魔神】として覚醒する。
アキの【魔神】としての能力…【新世界の感謝祭】。
アキに力を貸したいと思うものの力を使うことができる能力。その対象は、死者も含まれる。
【サトシ (八重山 聡史)】
アキの親友。
実は20年前の魔戦争でグィネヴィアの体を乗っ取って世界を滅ぼしかけた張本人。
グィネヴィアが命をかけてサトシを異空間に飛ばしたが、アキが召喚された際に共に新世界に戻ってきた。
ティーナの体を乗っ取り、14枚の暗黒の翼を持つ『邪神』ディアス=バルバトスとして再度世界を滅ぼそうとしたものの、アキに異空間に飛ばされ、最後は“超文明ラームの呪い“ごとアキに滅ぼされた。だが、最後はアキを救うためにオーブと化す。
彼の固有能力は【新世界の謝肉祭】で、『全てを喰らうもの』で喰った魂を七つまで所有することができる。
ーー【新世界の謝肉祭】ーー
《頭》…【魔脳】グイン=バルバトス
《目》…【魔眼】スカニヤー
《右腕》…【星腕】シャリアール
《左腕》…【王腕】ゾルディアーク
《心臓》…【夢幻の心臓】ティアマンティーナ
《右足》…【扉足】アンクロフィクサ。
《左足》…【茨足】ミクローシア。
ーーー
【スターリィ(スターリィ=スターシーカー)】
パラデインとクリステラの娘。16歳。
別名『英雄の娘』、『戦乙女』。アキの正妻(嘘)。胸がデカイ。
礼儀正しいクラス委員タイプだが、精神的に脆い一面も持つ。一連のアキとの出会いを経て、一回り成長したものの、ちょっと早とちりでヤキモチ焼きなのが玉にきず。
レイダーという優秀な兄がいる。
魔迷宮にて【天使の器】を手に入れ晴れて”天使”となり、さらにはサトシとの対決で《超越者》となった。
『天翼の女神』…スターリィの固有能力。光り輝く女神が現れる。
ー【光の聖槍】…火属性の槍を放つ攻撃。
ー【女神の聖盾】…火属性の盾を具現化する。
ー【献身の愛】…自分の全魔力をアキに与える。
ー【時の女神】…自分自身を含め時を止める。
【カノープス】
16歳くらいに見える外見。男。アキの2号さん(嘘)。かつて自らを『次世代魔王』と名乗っていた魔族の少年。兄は『魔貴公子】スケルティーニ。
シャリアールに召喚されるも、彼の期待するほどの魔力を持っていなかったことから殺されかける。スカニヤーに助けられ一命を取り留めるも、その後『消滅空間』という能力に目覚め、人間に敵対する。アキによって、狂った心を喰われ、正気を取り戻した。
今はアキを好きで追いかけているように見えるが、あえて手助けしないなど、行動原理に謎が多かった。だがあるきっかけで、彼の真意は…アキにスカニヤーの姿を重ねていたためだと判明した。ただ、その後は本気でアキに惹かれている。
最後の戦いの際に、アキに吸われていた魂が戻ってきた。
【ボウイ(ボウイ=バトルフィールド)】
ノーザンダンス村に住む少年。16歳。
殴り合いが大好きなくせに、補助系の風魔法が得意という少年。
パラデインや、スターリィの兄のレイダーを盲信している。その影響からか、スターリィに対して憧れのような気持ちを抱いている。
アキのことは白い目で見ていたが、最近見方が少し変わってきている。アキのパンチラを一番見ている男。
最近、ナスリーンと良い感じ。いずれ押し切られそうな気配が…
------ユニヴァース魔法学園関係者------
【ロジスティコス=ユニヴァース】
ユニヴァース魔法学園の学園長であり、七大守護天使の一人【賢者】とも呼ばれている存在。世界最高の魔法使いと名高い。
アキにはロスじいさんと呼ばれる。実はおっぱい大好きエロジジイ。
かつて妻 (デイズ)と二人の子供(優秀な兄エルディオンと妹であるミクローシアと言う名の娘)が居たものの、魔戦争で子供を全て失い、その影響か妻のデイズとは離婚してしまった。
【フローレス】学園の講師。男性の天使。
【クラリティ】学園の講師。女性の天使。
【エリス=カリスマティック】
魔法学園に通う学生。アキと最初に仲良くなった。
紅茶色の髪の毛の、優しげな雰囲気の少女。
『ハインツの双子』の元家庭教師であり、親友らしい。謎の多い少女。ティーナの大親友。
実は【鍵】を操る能力を持つ天使であり、レドリック王太子の異母姉でもある。
解放者との戦いにおいて、《超越者》となった上に、デイズの遺品のオーブで《複数覚醒者》にもなった。
【カレン王子とミア姫】
『ハインツの至宝』『ハインツの太陽と月』とも呼ばれる超絶美少年&美少女。お付きの侍女と一緒に入学した。
実は母親ヴァーミリアンの極悪魔法のせいで『男女入れ替わって』いる。(男装して王子のふりをしているミアと、女装させられて姫のふりをさせられているカレン)。
天使化した際には、カレン(女装)のほうは月を主体とした防御系の電撃能力を、ミア(男装)は太陽を主体とした攻撃系の電撃能力を、それぞれ持っている。
洗脳されたヴァーミリアンを救う際に、二人とも《超越者》に覚醒した。
--カレンの固有能力--
【満月の夜光】
→魔法を打ち砕く白銀色の円盤。
【白銀の三日月】
→魔法を打ち破る白銀色の月。電撃の追加効果。
【月の女神の恩恵】
→より広範囲かつ強固に魔法を無効化する
--ミアの固有能力--
【太陽神の微笑み】
→太陽のような明るさの電撃球を放つ
【太陽の女神の鉄槌
→より強烈な電撃の球。当たると花火となる
--ベアトリスとシスル…侍女の名前。
【レドリック王太子とブライアント】
ブリガディア王国の第一王子と、その幼馴染の上級貴族。レドリックは重度のシスコンで、ブライアントは生粋のナンパ師。なおレドリックはアキに惚れたもののあえなく玉砕する。
【プリムラ(偽名はプリシラ)】
エリスと同室の少女。その正体は…魔族のパシュミナの妹。一人称は拙者。ちょっと堅苦しい。
【忍法】という特殊な技を使うが、実はこれはプリムラの固有能力である。
自分の命を救ってくれたティーナと、ゾルバルの熱い思いを継ぐアキを心から敬っている。実はカノープスの婚約者。
【ティーナ(ティーナ=カリスマティック)】
仮面で顔を隠した、詳細不明の女生徒。2回生で唯一の『上級』コースに在籍している。
実はエリスの親友であり、超絶な美貌を持つ片翼の天使。悪魔の影響を打ち消す『扉』の能力を持つ。
彼女はどんなオーブでも天使化できるという特異な人物であり、しかも七翼の翼を持っていた。(普段は封印して隠している)
アキが持つ【グィネヴィアの首飾り】に選ばれた。
なお、【解放者】ミクローシアに攫われた際、その正体を暴露された。ミクローシアによると、実は彼女はアンクロフィクサとグイン=バルバトスの遺伝子を基に造られた人工生命体であり、『冥界の門』を召喚するためだけに生み出された私生児。
現在サトシに体を乗っ取られている。
【ナスリーン】
ピンクの髪にガングロの少女。別名『西の麒麟児』。アキからはコギャル呼ばわりされている。
なぜかなんちゃって関西弁。強引だけど小心者の一面もある。天使化した際には、対女性に無敵を誇る能力を持っている。
ルームメイトのリグレットに操られ悪事を働くも、ティーナによって解放され、その後ボウイの後押しもあり改心する。
なお、最近はボウイにべったりである。
--ナスリーンの固有能力--
【桃色吐息】
→人間の女性限定で麻痺等の状態異常を起こす
【桃源郷への誘い】
→魔力を集約させた砲弾を放つ
【アークトゥルス】
魔法学園の3回生であり現生徒会長。魔獣使いの異名を持つ。スターリィに惚れている。剣牙狼という魔獣を使役している。
【ルードリット】
魔法学園の3回生であり、生徒会副会長。【精霊の使い】の異名を持つ。一瞬だけ出番があった。
【リグレット(『悲惨』)】
ナスリーンと同室の大人しい女の子。その正体は『解放者』によって送り込まれたスパイ。
ナスリーンの調教に失敗し、暴走したところをアキによって正体を暴かれ撃退された。
両性具有の人造人間。現在は【解放者】によって長期間 魔薬の液体の中に浸されたことで黒いスライム状の魔物になっている。この暗黒スライムは大量の魔薬によって成り立っており、ほとんどの魔法を受け付けず物理攻撃だけが有効な存在となっている。
彼女は実はフランフランの遺伝子を元に作られており、ゆえに不完全ながらも【魔傀儡】を使えた。
最後はボウイとナスリーンに敗北し、ナスリーンと和解したあと散っていった。
【『暗号機』】
『解放者』のスパイの一人で、少年の姿をしている。別にゾルバルに良く似た【霊獣】という姿になる。
アークトゥルスの使役していた剣牙狼に化けて魔法学園に潜入しているところをアキによって見破られた。
彼の正体は複数の肉体を合成された『合成獣』。ゾルバルがグイン=バルバトスに奪われた右腕や、ガーガイガーの亡骸などを【解放者】が合成して作った存在である。強靭な再生能力はキメラとしての能力。
最後は覚醒したカノープスによって消滅させられた。
『バレンシア』
エリスとティーナの親友。赤毛でグラマラスな女性。現在はティーナのお店を預かって店主となっている。
『シリウス』
ブリガディア王国の騎士学校で生徒代表を務める青年。『剣聖』と呼ばれるほどの剣の達人。ティーナとバレンシアの幼馴染。
『チェリッシュ』
バレンシアのお店で働く魔法使いの女性。ユニヴァース魔法学園の卒業生で、光魔法を得意とする。
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【解放者】(ミクローシア=ユニヴァース)
詳細不明。長い黒髪の女悪魔。
先代魔王である『グイン=バルバトス』の復活を画策し、世界中のあちこちで魔本【魔族召喚】をばらまいている。
魔法学園に【暗号機】と【悲惨】という刺客を送り込んだ。
なぜかティーナのことを『娘』と呼ぶ。その正体をティーナはかつての魔将軍の一人【魔傀儡】フランフランではないかと疑っていた。
だが判明したその正体は、ロジスティコス学園長の娘であるミクローシアだった。アンクロフィクサを蘇らせるために暗躍していたが、そのアンクロフィクサに諭され改心する。
しかし、最後はサトシに喰われた。
【デイン(パラデイン=スターシーカー)】
スターリィとレイダーの父親。精悍でカッコイイ。
実は、七大守護天使の『聖道』パラデインその人。
天空竜のエリザベートというペットがいる。
【クリス(クリステラ=スターシーカー)】
スターリィとレイダーの母親。ほんわか癒し系。
実は、七大守護天使の『聖女』クリステラその人。超おっぱいがでかい。
【ゾルバル(ゾルディアーク=バルバトス)】
『魔族』の40代に見える隻腕隻眼の戦士。実は先々代の魔王。白いライオンのような姿に変身することができる。
アキを拾ってくれた…この世界での大恩人。
実は、七大守護天使の一人である『断罪者』のゾルディアークであるが、今は名を変えている。
娘の名前はグィネヴィア。エクスターニアに召喚されたあと『魔王』グイン=バルバトスとなる。
カノープスとの戦闘中に死亡。魂をアキに喰われ、その能力の一部と化す。
【フランシーヌ】
自称『魔獣』。ツノの生えた、30代に見えるナイスバディのお姉さん。とっても優しい。実は1000歳を超えている。
その正体は、【風龍】という【古龍】の一種。【龍の英知】という"特化龍力"を使うことができるが、その力をアキに託した。
現在ゾルバルとの子供であるゲミンガを育てている。
かつてアンクロフィクサを育てたことがあるが、自身はその育成に失敗したと思っており、深い心の傷を負っている。
【シャリアール】
アキがこの世界にやってきたときに、側で死んでいた屍体の主。七大守護天使『星砕き』と呼ばれていた。
『流星』という固有魔法を持っていた。かつて【解放者】と手を組みフランフランを滅ぼしている。
アキを召喚した際、アキに魂ごと喰われた。
【スカニヤー】
シャリアールの娘。アキの今の身体の素体。
アキが召喚された時の生贄とされていた。
喚び出されたアキに、魂ごと喰われる。父親想いの心優しい少女だった。
【グィネヴィア(グイン=バルバトス)】
ゾルバルの娘。20年前の魔戦争で『魔王』グイン=バルバトスとして君臨していた。既に死亡している。
14枚の悪魔の翼を持った、史上最凶の魔王と考えられていたが、実はそれはサトシが乗り移った結果だった。実際には彼女は命をかけてサトシを異世界に飛ばしている。
【プッチーニ】
スターシーカー家の家令。
悪魔に操られていた。
【デイズばあさん】(デイズ=カリスマティック)
ものすごく口が悪いおばあさん。ティーナの育ての親。
実は、ロジスティコスの別れた奥さんであり、魔戦争で子供を二人失っている。
二年前に何者かに殺されたのだが、ティーナはその犯人を【解放者】だと考えていた。
ティーナのことをずっと案じ、エリスに力を託して消え去る。
【エルディオン=ユニヴァース】
ミクローシアの兄であり、ロジスティコスとデイズの息子。かつて魔法学園で教鞭を取っており、教え子はパラデイン、クリステラ、アンクロフィクサなど。
アンクロフィクサを追い込んだ時に、妹であるミクローシアに殺害された。
ーー『明日への道程』ーー
数多くの伝説を残す、史上最強と言われる冒険者チーム。のちに六人組のチームとして知られることになるが、現時点では五名しかいない。
その英雄譚は数多く、『ベルトランドの魔獣群の撃退』、『アユラン遺跡の謎の解明』、『魔王復活の阻止』、『ハインツの火龍討伐』、そして『悪魔団体の壊滅』など…
【レイダー(レイダー=スターシーカー)】
通称 『勇者』、『英雄』。
超有名冒険者チーム『明日への道程』のリーダー。パラデインとクリステラの息子であり、スターリィの兄。
彼は三種類の『天使の器』に認められており、三つの固有能力を持つ。
しかもその能力はずば抜けており、味方からは『反則級』、敵からは『神か!?』と言われているらしい。主人公レベルの反則的存在。
『絶対魔法防御』…問答無用で魔法を無効化する。
『絶対物理防御』…絶対無敵の防御。
『絶対防御無視』…防御無視の攻撃が出来る。退魔剣ゾルディアークによって覚醒した。
【ガウェイン】
野生的な戦士。通称『野獣』。
言動がガサツだが良い人らしい。
かつてのゾルバルの弟子であることから、アキの兄弟子にあたる。
【ウェーバー】
青髪青目の美青年。通称『氷竜』。
冷静沈着な人物だが、実はフランシーヌと同じ『古龍』の一種『水龍』である。
【ベルベット】
金髪の気の強そうな魔法使いの女性。通称『うら若き魔女』。
レイダーに惚れている?魔迷宮で『天使の器』を発見して天使になった。
【パシュミナ】
魔迷宮の4Fにある【図書館】で司書を務めていた女性。現在は『明日への道程』に参画。
その正体は魔族であり、かつて七魔将軍として恐れられた『凶器乱舞』その人。でも本人はとってもやさしく、治癒術が得意。
魔迷宮ではアキたちの講師役として手助けしてくれた。プリムラという妹がいる。
――――――――― 名称関係 ――――――
【天使】
魔力覚醒した人の呼び名。
魔力が背中に、まるで白い翼のように具現化することから、この名称で呼ばれている。
―――"天使の歌"
天使になったものが覚える固有能力。
一人につきひとつしか覚えることができない。
―――”天使の器”
天使になるのに必要な魔道具。
【覇王の器】
アキの額に固定された天使の器、”グィネヴィアの額飾り”の通称。
かつての魔王グイン=バルバトスの遺品。
なお、霊剣アンゴルモアもレガリアと呼ばれている。
【魔族召喚】
魔族をこの世界に喚び出すための本の魔道具。
アンクロフィクサの固有能力で創出されたもので、世界中に散らばっている魔本。
なかでもシャリアールの持っていたリュックに入っていた赤い本は、特別に『新訳・魔王召喚』と呼ばれ、かつて魔王グイン=バルバトスを召喚した経緯を持つ。
アキやカノープスもこの赤い魔本で喚び出された。
【召喚者】
魔界(異世界)から召喚されたものの呼び名。
【漂流者】
魔界(異世界)から自力でこの世界にやってきたものの呼び名。アキやゾルバルがそうらしい?
【魔獣】
魔力を持つ獣の総称。
【魔族(魔人)】
魔界から来た住人のこと。
『高い魔力を持った人』の略称。
そのうち特に魔力の高いものを『魔人の貴族階級』…すなわち『魔族』と呼ぶ。
【禁呪】
魔族が使う、この世界の理とは違った現象を起こす魔法。
魔族のみが使用することができる。(通常の人間には使用不可)
<禁呪の例>
【地獄耳】…創り出した魔虫が聞いたものを聞く。
【千里眼】…創り出した魔虫が見たものを見る。
【地這虫】…相手に噛み付いて動きを止める魔虫を創出。
【黒霧丸】…眠りを誘う黒い霧を生み出す魔虫を創出。
【万華鏡】…幻覚を生み出す魔虫を創り出す。
【化石柱】…ブロック状の魔虫を創り出す。
【龍魔法】
古龍族だけが使える自然を操る魔法。
アキも使えるようになったのだが…
《超越者》
天使を超えた存在。七大守護天使は全員が《超越者》である。
《複数覚醒者》
二つ以上のオーブに選ばれた存在。
本作の中で知られているのは、レイダー、アンクロフィクサ、ミクローシア、エリスの四人だけである。
《異空間》
アキやサトシが渡ってきた空間。
“超文明ラームの呪い“という魔術が仕掛けられていた。
《超文明ラームの呪い》
数千年前に超文明ラームの魔導士によって異空間に仕掛けられた、悍ましい魔術。
大きく分けて“精神が狂う呪い“と“オーブ化する呪い“の二種類がかけられている。
これは、かつてラームの魔導士が、最初はオーブ化の呪いしかかけていなかったところを、あとから魔族をことごとく狂わせる呪いを追加することで魔族を“悪者“扱いし、オーブを狩る理由を正当化するため。
なお、自力で転移したものは前者は防ぐことが出来るが、後者は効いてしまう。
-----地名-----
【新世界エクスターニヤ】
いまアキがいる世界。
【魔界】
『エクスターニヤ』とは別の異世界。
『魔力の多いものが生きる世界』の略。
ゾルバルは『ルナティックムーン』と呼んでいる。
【ベルトランド王国】
アキが最初に落ちた場所。
【大魔樹海】
ベルトランド王国にある森。
かなり広いらしい。
【ノーザンダンス村】
パラデインたちが開拓した冒険者村。
冒険者ランクD以上の冒険者しか住むことができない。
【『街道の町ヘイロー』】
ベルトランド王国の街道沿いにある街。
そんなに栄えてはいないが、交通の要所となっているのでそこそこ栄えている。
【グイン=バルバトスの魔迷宮】
かつて『魔王』が居城としていた魔迷宮。現在は魔物などは出没しないが、4人の天使を集めないと入宮できない。
4Fには、この世のあらゆる書物を集めた【図書館】がある。
その他、隠し部屋が複数あり、その中には大変なお宝も眠っているらしい。
【スクワール王国およびリクシールの街】
魔法学園がある国、および街の名前。
【霊山ウララヌス】
有史以前より存在する、不思議な山。
来るものを迷わし、年中深い霧に覆われている。
その山頂には『霊剣アンゴルモア』という強力な『覇王の器』が眠っていると言われている。
【超文明ラーム】
有史以前に栄えていた魔法王国。なんらかの理由で滅びてしまったが、その詳細は不明。
この時代に大量のオーブが生み出された。
【超文明の黄昏】
超文明ラームと魔族との最終戦争。
【アンゴルモア】
魔族の神。今は『霊剣アンゴルモア』となって霊山ウララヌスの山頂に眠っていると言われている。
【魔戦争】
今から20年前に起こった戦争。アンクロフィクサが召喚した『魔王』グイン=バルバトスと七人の魔将軍に、世界が滅ぼされかけた。
この七魔将軍と魔王を倒し、世界を救ったのが『七大守護天使』である。
なお、この戦争で活躍した人たちは他にもおり、その人たちのことを総じて『魔戦争の英雄』と呼ぶ。
〜 七大守護天使 〜
『聖道』パラデイン。
- 上記説明参照
『聖女』クリステラ。
- 上記説明参照
『聖剣』ジェラード。
- ブリガディア王国国王で、レドリック王太子とエリスの父親
『塔の魔女』ヴァーミリアン。
- ハインツ公国の公妃で【ハインツの双子】の母親で雷魔法の達人。実はフランフランの実験体だった過去を持つ。【解放者】に操られていた。
『賢者』ロジスティコス。
- 魔法学校の校長。上記説明参照
『星砕き』シャリアール。
- 上記説明参照
『断罪者』ゾルディアーク
- 上記説明参照
〜 魔王軍 〜
すでに全員が滅びていると言われている。
『魔王』グイン=バルバトス
- 上記説明参照
『魔獣王』ガーガイガー。
- 銃のような攻撃をする巨大ハリネズミの化物。ジェラード王に滅ぼされた。
『土龍』ベヒモス。
- 古龍族。ヴァーミリアンに敗れた。
『魔貴公子』スケルティーニ。
- 上記カノープスの兄。ゾルバルに敗れる。
『凶器乱舞』パシュミナ。
- 上記参照。クリステラの手により解放された。
『魔傀儡』フランフラン。
- 七大守護天使からは諸悪の根源と言われている魔族。他人を操る能力を持つ。シャリアール (実際はミクローシア)に滅ぼされた。
『暁の堕天使』ミクローシア。
- ロジスティコスとデイズの娘。魔戦争ではアンクロフィクサに味方し実の兄を殺害した結果、父であるロジスティコスに仕留められる。
だがなぜか生存しており、現在は【解放者】と名乗っている。
『原罪』アンクロフィクサ。
- 魔本『魔族召喚』の作り手であり複数覚醒者でもあった。パラデインに敗れる。
かつて『放浪者』としてカレンを助けたことがある。
すでに改心しており、ミクローシアを説得してあの世へと導いた。