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好きだから。  作者: 愛花
1/1

~ずっと片思い~


片思いって、本当につらいよね。

言葉にできない・・・

そんな思いを小説に書きました。


これはハッピーエンドかバッドエンドかはまだわかりません。

水花が両想いになれますように・・・


中学1年の入学式。

周りの友達は皆、「かっこいい人居るかな」「いい人居るかな」なんて言ってる。

私は・・・私は、そんな事、絶対に言えない。


本堂水花ほんどうみずか12歳。

中1にして、本当の愛しさを知っている。

小1の時、恋をした。そのときから今まで、ずっと同じ人に恋をしている。

ずーっと、「片思い」をしている。

好きすぎて、好きすぎて、どうしようもなくたまらない気持ちを知ってしまった。

最高に大好きな人と出逢ってしまった。

今、私が好きな人よりいい人なんて絶対に、居ない。

あの人以外、絶対に、好きになんてなれるはずがない。


「いぇーーーい。大樹、入学式だから写真撮ろうぜ☆ミ」

声の方を振り向くと・・・佐藤優翔さとうゆうとが居た。

世界で、誰よりも大好きな人。

「ゆう・・・と・・・」呼んでしまった。

しかし、聞こえるはずがない。聞こえないように言ったのだから。


小1の時からずっと、この想いを隠して生きてきた。

友達は「告っちゃいなよ、勇気が無いの?」なんていうけど、

告白なんて、できるはずがない。絶対に、彼は私の事なんて好きじゃないのだ。

優しい言葉を言ってくれるけど、励ましてくれるけど、笑顔をくれるけど・・・

それは、好きだからしてくれてるんじゃない。誰にでもそんなことするんだ、きっと。

勇気とかそういう問題じゃないのだ。絶対に、優翔のそばに居るのが私なのは、許されない。

ただ、優翔のそばにいられたら、それだけで、幸せなんだ・・・

優翔のただの友達でも、「良いヤツ」だけでも、いいんだ。

恋なんか、しちゃだめだ。報われない恋なのだから。

どうして神様はいじわるなのだろう。

きっと誰よりも優翔の事を思って、愛して、好きでいるのに。

何で、一生優翔の隣に居る事ができないのだろう。

好きで好きで、たまらない。彼の事を考えるだけで、幸せでいっぱいになる。

好きの域を超えて、「愛している」になっている。本当に。

そんなことを、思っていた。


すると、優翔が、「おい水花、お前も一緒に、俺と写真撮るかー!?」なんて言ってくる。

「うん。」

パシャッ写真を撮る。

「水花、中学でもよろしくな!!」


ダメだよ・・・よろしくなんかしちゃいけない。もっと好きになってしまう。告白してしまう。

今の現状に満足できなくなってしまう。そんなの絶対、ダメだ。

私は、優翔と絶交でもした方が良いのかもしれない。優翔に「ブス」でも何でも、傷つく言葉を言ってもらった方が良いかもしれない。本当に、このままじゃ、気持ちがコントロールできなくなってしまう。


好きだからこそ・・・私は、離れなければならない。

その覚悟を、決めようとする、が・・・どこかで、今のままでありたい、という心の声が聞こえる。

中学に入ったら、本当に優翔と離れなければいけない覚悟をしてきたのに・・・


すると、クラス分けの紙が配られた。

何て、何て神様はいじわるなのだろう。

これから、好き過ぎて好き過ぎて仕方がないけど、報われない恋だから諦めようと覚悟を決めていた片思いの相手と、同じクラスにするなんて・・・




片思いの子、頑張れ!!!

初めて恋愛書いてみました。w

どうかな?w

アドバイス、コメント、非常に嬉しいです✿


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