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少しだけ、恋の風が吹く

 

【崇め奉リたまえ神社】の周りは川になっていて

 透明度が高く、小魚も泳いで、小石がしたにある

 その小石は、たまに、♡の小石があるとかで

 カップルのパワースポットになっている。


 駐車場の奥には森


 自然豊かな大きな神社だ。



「焼き魚食べたいな·····」


 川や海を見ると食べたくなる魚

 燈はポケーっとした顔をして

 川の流れを見つめていた。


 トンカツとチキンは、水の中に入って

 水浴びをし楽しんでいた


「兄者、ここの川の風呂は、なかなか良いですなー」


「まったくだ、心地いいパワーを感じる」


「ねぇ、寒くないの?」



 神様には、寒さとか暑さとか

 そんなの関係ないみたいだった。




「あれ?水無月じゃん、何してんの」


 そこに声をかけてきたのは、クラスの誰にでも話しかける、ちょっとうざキャラ、ぐっふん、女たらし、あ、どっちも悪口だ笑


 名前なんだっけ



「えっと、鈴木??」


「適当に日本人に居そうな苗字で呼ぶなよ、名前知らねぇの?同じクラスなのに」


「興味なくて」

 燈は人にも興味がない、それをさらっと本人の前で

 言う燈の事を、かっこいいと思う人もいれば

 もう関わらないように、しようと思う人もいる



「はぁーーー」盛大なため息をついた後燈に自己紹介する、クラスメイト


「神木 渉覚えとけよ、ほんとに」

「へーへー、多分覚えとくよーー」

 っと小石を蹴って川に落とす燈、あやうく、その小石がチキンに当たりそうになり、チキンに睨まれる。


「で、何してんの?」

「ただ、川を見てぼーっとしてるだけ。」

「暇なのか?」

「暇じゃない」

「暇じゃん」

「暇じゃない」



 暇か、暇じゃない言い合いが始まった



「水無月っておもしれーな、これからさ、神社の方に手伝いに行くんだ、御札とかの売り子、お前も来るか?バイト代でるぞ17時まで3000円」


「金!!行く、巫女の服着ないといけないやつか」


「そーそれ、俺のじーちゃん神主だからさ、たまにバイトしてんだ」


「よし、連れてけ、金稼ぎだ」


 ニヤリと笑いながら、川で水浴びしてる、2匹に

 手を振ると、クラスメイトについて行く燈



 その光景を複雑そうな気持ちで

 見ている、トンカツ


(あんな人間と仲良さそうに、しかも男と、初めて見た··········)


(兄者???)





ここから恋愛も楽しく書いて行きますよ♩

不思議、恋愛、神様、ライフお楽しみ下さい♩

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