目が覚めた。私って不真面目女子高生
元の姿から、子豚と子鶏に戻った
トンカツとチキン
燈の肩に乗る
右はトンカツ、左はチキン
肩乗りペットだ。
燈はその光景がおかしくて、クスッと上品に笑った
((何が起きてる?!))
上品に笑う燈にビクつく2匹
「はぁー、なんか変な夢見てたなー」
「夢か?」とトンカツが燈の話を聞く体制になる。
「うん、夢、私超天才でさ、人気者で、最後には美術室が、音楽室みたいになるの、私が絵をかいってるってゆー夢」
「天照大御神の試練だよ人間。」
「四葉!やめぬか。」
「知ってる、私、日本の有名神だよ、私その神様の試練受けてたんだ、なんで??」
トンカツは、はぁーっとため息をついた
「私のせいだ、すまない燈、私が神気の力を勝手に与えてしまったせいなのだ、産まれる前から決まってるとか、臭いセリフ言って」
「ははは、言ってた言ってた、偉そうに笑」
「兄者に向かって失礼ぞ人間!!」
偉そうにって言葉が、チキンを刺激する。
羽を広げて、燈が痛い、肩のって暴れるなら下ろすよ!っとチキンを黙らせた。
「楽しいならいーでしょ、退屈してたんだ、ありがとうね、肉ブラザーズ。」
そう燈は普通の日常に退屈していた
絵を描くは大好きだが
なにか物足りなかった
そのなにか物足りなかったのは
こういうペット件相棒なのかな。
「おーーーーーーーい!!」
3人で歩いてると、向こうから走ってくる
女の子がいた、綿菓子持って、新しい髪がざり梅の花を付けている。
「あ、綿菓子が、綿菓子食べてる、共食い」
ボソッ、と呟いた燈、すかさず、開いてない扇子で
綿菓子が、燈の頭をこつんとする。
「おかえりなさいは??」
「「「あ、おかえりなさいませ。」」」
「ただいまー半分温泉制覇してきちゃった、はい、これお土産」
紙袋を3、4個ほど渡された
饅頭、煎餅、ご当地のものばかりで、少し嬉しい。
あ、スウェットがある
「これはご当地ゆるキャラのスウェットだよ、燈好きでしょ?」
「え!マジ神じゃん、ありがたやーーーー」
「えっと、神じゃなくて、大妖怪ね??」
クスッとと笑うと、4人で笑った。
4人って言うのが正解なのか分からない
だって、人間、妖怪、神様ブラザーズ。
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「へぇー、1つ封印が解けたのね」
小さな神社が離れた所にあって
そこは観光客も来なければ
参拝客も、早朝しかいないので
石段に座りながら4人で今までの出来事について
話すことにした。
「ああ、だから我は、普通に喋れる。」
「確かに、ブヒブヒ言ってないわね、四葉は?」
「僕はまだ何もコケ」
「次に何を書けばいいのか、ヒントplease、だって探すのめんどい、綿菓子は、ヒント妖怪でしょ?」
こんな時でもだらけて、石段の1番上に横になりながら
下を見下す姿勢をとる燈
「分かったは、最初は1000年の木間違いないわね」
綿菓子は人差し指を出して、パチンと指パッチンをすると、魔法の杖の様なものを出してきた。
「ちょっと私も思いつかないからこの子にききましょ」
大妖怪が魔法のステッキを出したのに、3人は困惑していた。
ありえないでしょ、大妖怪が魔法のステッキ
王道じゃありえない、ないないない
「ステッキちゃん、次の道標、教えてくれる?」
ステッキの上部を手で抑えて
手を離すと、ステッキは
川の方へと パタンと倒れた
「「「それって、魔法なのか……」」」
綿菓子の行動に唖然とする3人だったのだ
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