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危険を知らせる赤色ゲージと、神気に触れた男の子


「水無月燈、あのモブは、男たらしなの?四葉きゅんも、誑かして、あの男とも、イチャイチャ、カフェでくつろいでるなんて、まぁ、私が呼びつけたんだけど、ムカつくわーーーー!」



前回、燈が独り苦しめるのが、つまらないと

自分で、神気を使って呼びつけ

それが、渉だったことに、また腹をたてた


八意思兼命神、愛称 【ミコト】


自分の羽衣を引っ張って


怒りでプルプル震えていた。




「ふん、女神を怒らしたら、どんな目に合うのか、思い知らせてやるわ」




-----------------------------




~ゴンドラ~


アナウンスが流れる


【このゴンドラは10人乗りです、頂上までゆっくり登っていきます、足元にご注意してお乗り下さい】



渉はが先に乗り、燈に手を差し出すと

燈も自然と、渉の手を取りゴンドラに乗った



中には観光客のカップル2名、家族連れ4名

私達2人、60代ぐらいのお年寄り夫婦がいた。



周りに椅子があって、真ん中に立ち見スペースがある



四季折々楽しめるゴンドラは


秋の紅葉狩りのシーズンは人気らしい


老夫婦の会話を盗み聞きした。



「先生にバレたらさ、やばいかな」

渉は少し小心者だった。


「バレたって楽しければ結果オーライ」


燈は、何より遠足に縛られず

自由な行動がしたかった笑



ガタン、風でゴンドラが少し揺れて

渉の肩に捕まる燈



「あ、ごめん。」

燈は、少し離れる


「…///大丈夫か?風、、出てきたな」

渉は少しドキッとした。


「雲行きも怪しいね」



不安そうな2人に、隣に座っていた

カップルの男の人が、話しかけてきた。



「山の天候は、平地より、変わりやすいんだ、大丈夫だよ。」


スマートに微笑む、お兄さんって感じで

燈は、うちの兄貴より、兄♡とか思ってしまった笑


渉は少し不機嫌な顔をしたけれど

そのお兄さんに対しては笑顔で


「ありがとうございます。」


と、お礼を言った



頂上に行くに連れて

風が少し出てくる

雲が黒くなる

雪が降ってきた。



「風があるけど、いいお天気ねー」


なんて、カップルが話してる





い・い・お・て・ん・き!???




へ?え?どゆこと??


燈の顔が真っ青になってきた


「水無月?大丈夫か?高所恐怖症か?」


「渉くん、いいお天気なの?風吹いてるけど」


「ああ、ちょっと風吹いてるけど頂上は晴れてるよ」

渉が、頂上付近の方を見て燈に言った




(あ··········私だけ吹雪に見えるのか··········)



もしかして、あのクソ女神、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の仕業か?!!



何回も何回もやられたら、こっちだって体制着くんだよ、怒りが込み上げてきた



せっかくの遠足で邪魔されると思わなかったのだ。





-----------------------------




三葉神(トンカツ)四葉神(チキン)



【びーびーびー】


っと、丸みを帯びたスマホみたいな機械が

凄い音をして響き渡る。



妖怪達に囲まれて

色々食べ物を貰っていた時の事だった。



「!!赤色だと!!!」


「兄者、燈に危険が」



子豚の姿の三葉神は妖怪たちに


「すまない、うちに届けてくれ」

と、食べ物を渡した。



今回は飛んで行ける距離ではないので

神気を使い、道に神気陣を書いて

小さな子豚とニワトリは中に入る



~この空間から 神気よ 水無月燈の元へと

【連れて行け】~


三葉神が、両手を合わせ、言葉を唱えると

キラキラの光と、空間のようなものが浮かび上がり

二匹は空へと消えていった。



妖怪達は、それを見て

うっとりしながら倒れたらしい。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



~山頂~


燈はドキドキして

地に足を着いた


燈の前だけ、吹雪になる

少し進んで、展望台の下についた


(ダメだ、寒さで身体が震える)


渉と来ていた事を忘れてた燈

渉は燈の肩に手を触れると




「は!?嘘だろ、何だこれ」



「え!??!!渉くん!?」


「水無月、吹雪だ、建物に避難しよう」



(おかしい、この天候私にしか、見えないはず)




その時だった、空から光の柱が降りてきて

動物化していた、トンカツとチキンは

神の姿になっていた。



「「燈!!!!」」



「トンカツ、チキン!」



渉は、何故空から人間が?

何で、燈はトンカツとチキンって呼んでるんだ



「兄者、この男、神気に触れた」


「何!??」


それはまずいと、三葉神トンカツが頭を悩ませる。



「燈、何があったのだ、こんな吹雪で」

燈を咄嗟に庇う三葉神

自分の羽織りを、燈に着せて抱き寄せる


寒くて凍えそうな燈は、身を委ねる


「分からない、ゴンドラに乗ってたら、いきなり天候が変わって、私にしか見えないはずなのに、渉くんにも」



(燈の不真面目スイッチが、真面目モードになっている、これは危険信号·····)

四葉が瞬時に考えると



「おほほほほほほ」



甲高い笑い声がして、上の方をむくと



セクシーな女神が現れた。



「四葉きゅん♡会いたかったから、神様の姿にしてあげたのよ♡」



「げ!!ストーカーおばさん」

四葉は青ざめて、兄者トンカツの後ろに

回り込む



「もう、四葉きゅんたら、恥ずかしがり屋さん♡」



(どうやら、セクシー女神は、究極の勘違い女らしい·····)


燈達の顔は一気に白い目になった。



「何よ!その目は!!私はね、お姉様のお気に入り!

、八意思兼命ヤゴコロオモイカネノミコト」


扇子で、自分の周りに桜をチラつかせる


「ミコトちゃんって、呼んでね?」




(なんかいきなり自己紹介始めたーーー)



「四葉、知り合いなのか?」

三葉神トンカツが、四葉神チキン

に、問いかけた


激しく頷く、四葉神チキン


「この、おばさん、上位の女神なのに、僕のファンクラブに入ってて、ストーカーされてたんだ、怖くて、兄者に助けを求めようとしたら、兄者は人間界にいるし」


珍しく四葉の口数が多い

余程怖い思いをしたのか



(自分だって似たようなことしてるじゃん)


っと、燈は思っていた

四葉の部屋には、兄者の写真だらけだからだ



燈は寒さで、力まで入らなくなっていた。

ゴンドラに乗ってた時からだ

無理もない。



(まずい、意識が遠のきそう)




-----------------------------




神の国では

天照大御神が、水晶でこの光景をみえいた。


今日は側近は近くにはいない



「ミコト·····やりすぎだ·····この男まで、神気に触れさせよって、仕事が増える」




自業自得のため息をついて

今後どうしようか考えながら


酒瓶を開けて

うまい酒を飲んだ天照大御神だった








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