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高校3年生、遠足に出発します。


~遠足当日~


この日は梅雨の晴れ間が見える

雲はあるけど、晴れ


山に行くので、みんな荷物が多い


登山用のリュックを背負ってる人もいれば


私みたいに、どこぞの、雑貨屋で買った


田舎臭い、でかいバッグを背負ってる人もいた。


トンカツと、チキンは家に置いてきた


何でも危険があれば、あの丸型スマホみたいな

機械が知らせてくれるらしく


そしたら飛んでくるらしい、豚とニワトリだけに


クスッと笑う、燈



「何笑ってんだよ」


遠足のしおりを、燈の頭にポンとやる


「おー、渉君、今日も絶好調のモテ野郎」

嫌味ったらしく、渉に言う燈

燈も実話モテたいらしい。



「何言ってんだよ、朝っぱらから、それよりさ」

渉のそれより、って言葉に反応する燈


「何さ、それよりって、どれよりだよ」


「山登さ、二人でさぼんねー?俺、体力に自信ない」


こんなイケメンでも、体力に自信ないとか言っちゃう

渉に、少し親近感を感じた燈


「いーねー、さぼろさぼろ、私も無理だわ、頂上まで行くとか」


2人の顔がニヤリと笑う



「「ロープウェイ乗ろうぜ」」


いえーいと、ハイタッチする二人


さすが、バイト仲間だ。



「こっそり抜け出すんだからな」

「分かってる、私もその為にお金多めに持ってきてある。」

「お、いーねー、分かってんじゃん」



二人でヒソヒソ話してると向こうから

黄色い声の、うるさい感じの女の声が

(渉ファン)



「わたるくーーーん、バスのる前に点呼するってーーー早くぅーー♡」


とか、くねくねして言って、燈はオエッとなった。



(私も点呼いくか、やだなーバス、退屈だ)






-----------------------------




バスに揺られ、窓の外を見ると

みるみる、景色が変わる

その景色が、変わるのを見るのが嫌な燈は

カーテンを閉める、寝る準備を始めた


車内は、ワイワイガヤガヤ


カラオケをする生徒もいた


持ってきていた耳栓を

リュックの中から取り出して

音をシャットアウト。


タオルを座席の頭にひいて

腕を組みながら、眠る準備


隣に座る女子は、通路挟んで、隣のやつらの

グループで、私に話しかけては来ない


(よっしゃ、当たりな席)



到着まで3時間


学校集合した時間は、いつもより早く

朝の6時、電車で来る生徒は、親の送迎で

学校まで来ていた


(みんな元気だな)


途中サービスエリアで、トイレ休憩のみ

私は一切起きることなく


どんな状況でも爆睡していた


途中カラオケマイクを渡されそうになったらしい


隣の女がなんか言ってたな



友達とかいなくても

自分の空間を楽しむ

これが私の遠足のポリシーさ



先生とかには心配されるけど


全然誰とも喋らないって訳でもないから、最初だけ。





我ながら上手く学校生活を送ってると思う。









校長先生の日記~


今日の天気は晴れ!

久しぶりに、遊園地について行って

童心に帰ろうか、と思ったが


わしは、ヅラだった!!


元気な高校生と一緒にいると

自分の髪の毛まで、元気になった気持ちでいっぱい。


それでも、今日はとことん楽しむとするか。


ヅラが飛ばないように··········(切ない)

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