物語は動き出す 本編編突入
前回のお話、燈は、トンカツに無理やり修行され
怒り爆発、トンカツを押し入れに閉じ込めたまま
学校へ行き、帰ってきたら
【なんか、もう一人変なのいる】
冷たい目線で見つめる燈
ぐすんぐすんと鼻をすするトンカツ
トンカツを抱きしめる、弟四葉神通称チキン
しばらくすると母が
「燈、お母さん、町内会の集まりいってくるよ、夜遅くなるからね」
「はーい」よっしゃ、これでこいつら放置して
ゲームでもしすか、ニヤリ
っと笑った瞬間、四葉神が指をパチンとした
ぐらぁっと視界が歪む
ちょ!え!まって、これ前にもやった
唐揚げ食べ損ねた時やった
ぐるぐると回り出した燈の視界
歪むのやめてーーーーーー
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燈がうっすら目を開ける
そこに広がるのはピンクの雲
壁には、、、、えっと、、、
見なかったことにしてしまいたいぐらいの
三葉神の写真
「へ、変態パート2」
ぼそっと呟いたけど、四葉神の耳は地獄耳だった
「人間、僕は変態ではない、兄者が大好きなだけだ」
「う、うん、」遠い目をしながら答え
瞬時に切り返ると
「ここってどこ?」
「移動の神気で連れてきた僕の部屋だ」
また私は男の人の部屋に
2回目です、勘弁してください
おっと、なんか、悲しくなってきて涙出そう
「人間、兄者を返せ」
へ?トンカツ?トンカツを探したら
四葉の中で眠っていた
「あのね、返せって言われても、観察日記を書いていかないと、とか何とか言われてるんだけど」
「貴様のような人間が、、どうして」
っと、四葉が崩れ落ちた
その瞬間、煙がポン!と、小さい、小さい鶏になったのだ
まて、僕がこの姿になったのって2回目だよな
「やっぱチキンね、鶏、あははは」
トンカツとチキンを見て、大笑い
笑い声にハッと、トンカツが起きる。
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四葉神が何故、鶏になったから
原因を探すべく
燈と共に住むことになった
人間界で
人間が大嫌いな四葉神は
最初、泥沼だった
吐いて、倒れて、吐いてを繰り返し
ボロボロだった。
「何故、僕が人間界にしかも、こんな姿コケー」
鶏らしく、語尾にコケを、つけて喋るようになってきた、トンカツ曰く、四葉の動物で行動するようになって来て身体も慣れてしまっているとか
私は学校行きながら
好きなことして
トンカツチキンを
ペットとして可愛がり始めていた
神様って食べなくても大丈夫らしい
でも人間界の食べ物には非常に興味があるようで
2人とも
私と3人で喋る空間は、他の人には聞こえないし
私が普通に歩いてると、言うふうに、見えるらしい。
なんて便利
「宿題やってらんないから、散歩しよう2人とも」
肩の上に小さい小さい子豚と、小さい小さい鶏
がなんとも可愛らしい。何か食べ物買ってくれると
思ってるから、素直に散歩について行く2匹、2人?笑
神社の周りをお散歩しよう。
石で出来た道をザクザク踏んで歩く
木々が揺れる
優しい音のメロディーが
燈をにこやかにさせる。
寒い、寒い2月。
そんな寒さも散歩してると
体温が上昇して
身体がポカポカ気持ちいい
散歩してるときの四葉は
懐いてるかのように見える瞬間も
可愛い。
たまに二人で燈の目の前を歩いて、じゃれ合ってる。
特にチキンが、トンカツにベッタリだけど
そんな姿も微笑ましい
観察日記か、、
この2人を書いてみようかな
そんな風に思えるように
なっていた
不真面目JKなのに
読んでくださりありがとうございます♡




