綿菓子ってさ、ふわふわで、祭りの時の屋台にあるさー
街並みを
二人でぶらぶら
歩いてる
なんて平和な 午後の冬休み
神社には観光客もいて
賑わってるなー
下駄なんて履いてカツカツあるいて
1本足で 逃げてった!??
え!?はぁ?なにこれ、はぁ?!
「燈どうしたブヒ」
内緒話でトンカツに話しかける
「あの、三葉神様、つかぬ事をお聞きします。」
「なんだブヒ、その畏まった言動、寒気が」
「そんなこと、仰らないで、三葉神様ここってどこ?地球?私は誰ですか?」
「ここは、所謂人間界、お前の名前は水無月燈だブヒ」
「へ、へぇーー」と、白目を向きそうになっている燈、大量の冷や汗が止まらない
「ようやく、気づいたか、燈、中々観察日記を付けないので、我が見える力を授けたのだよブヒ」
なんか、めっちゃ、偉そうに、えへんどんなもんだい
みたいに子豚ちゃんが威張ってます
あの、私、そもそも、お化けとか、妖怪とか
そう言うの まじで怖い 多分 無理
だって、作り物とか本物とかまったくわかんないし
得体の知れないものなんて
そうやってしゃがみ込むと
向こうから、小さな子供が
和服姿で、こっちに、近寄ってくる
ニコニコ笑いながら
不思議とさっきのより怖いなってものはなくて
ぽわーーんとした幸せな感覚に包まれた
「私は、座敷わらし、燈ちゃんよろしくね」
え?!へ!よろしくってどうゆう?
「幸せを、運ぶ妖怪なんて言われてるのこれでも、日本の大妖怪。そこの神様なんかより、凄いかもよ?」
クスクスっと笑って、私を見る
小さい女の子
ため息ついちゃう
だって不思議な事ばかりおこる
燈は、しゃがんでた身体を、勢よく立たせた。
「分かった、分かりましたよ、で、君は何してくれる人?妖怪?」
三葉神が、お、理解力が着いてきたなふむふむと
言う顔をして燈を見ていた
「ただ、現れたり、現れなかったり、ヒントを教えたり、妖怪の事を教えたりする、や、く、め」
なんで、や、く、め、だけ区切ってんだこの
ポンコツ小娘。
よし、三葉の神様はトンカツって名付けたし
座敷わらしは
うーん、うーーん。
はっ!!
「わたがし、食べたい……」
「え!?」
「座敷わらしだから、わたがしだよ、よろしくね」
それを言うと、燈は綿菓子の、頭をポンポンとした
そんな出会いの1ページ
初キャラ入り、完了です(*^^*)
わたがしちゃん、これからどこの場面でだそうか
楽しみだな(*^^*)
読んでくださりありがとうございます♡




