バカップルの大喧嘩、
何だかんだあったけど
ちゃんと戦って
ちゃんと封印解除して
トンカツとチキンの違和感は置いといて
時間も戻してくれて、説教も回避できた
けど!!!
烈と別れる時にさ、振り向きざまに
キスされたけどさ
ねぇ、いつまで怒ってるの本当に
私も被害者、されたくてされた訳じゃないって
ずっと言ってる。
ずっと不機嫌な渉は、友達に声かけられても
適当に返事をする
燈「ずっとあの調子でさ…」
朝顔「本当渉ってガキだよね、あれはどうみても、烈が悪い」
燈「でしょ?口も聞いてくれない、メッセージも無視…あれから1週間だよ?」
朝顔「男ってさ、ガキなのよ、放っておきなよ」
燈「…うんそうする」
今までちょいちょい喧嘩はあったけど
こんなに長引く喧嘩は初めてだ
しかも!故意的じゃない
事故の、キスされたなのに
ずっと拗ねている渉に、燈はどうすることもできなかった。
燈「あ、そういえばさ、あのピンク女どうしてんの?」
朝顔「あースクナ?何かね師匠がスクナの事気に入っちゃってさ、大人しくなったわよ?」
燈「へ?あのピンク女が?!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
紅月「さ!今日はここよ!スイーツバイキング♡」
スク「……紅月、私そろそろ、休みたい、食べて買い物連れてかれて、雑誌をゆっくり読む暇もないんだけど?」
紅月「え?何か言った?ほら!ここ期間限定のね、もう、本当に可愛い店でね」
スク(この女、全然話通じない!!)
スクナは、紅月の暴走に振り回されていた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
朝顔「って、感じでね、本当に笑える」
燈「あははは、それ本当?あの、高三だけに降参する?女」
朝顔「え?何それ」
燈「あー2幕でね、渉連れてかれたんだけどさ、私の渾身の親父ギャグを盗んだのよ、だから私あの女好きじゃない」
朝顔「え?待って待って、渉、スクナに連れてかれてたの?それで嫌いではないの?」
燈「まぁ、それで嫌いってのもあるかもだけどさー」
朝顔「私その話初耳、だって、燈、適当にしか言わないじゃん、愚痴言ってもさ」
燈「あーそうだね、あんま詳しく話してないかも」
朝顔「まぁ、いいけど、今度三葉様にでも聞くから」
燈「そうしてー、てゆか段々腹たってきた、あの渉の態度!」
朝顔「その話にまた戻るんだ」
朝顔は、笑った、忙しい子だなと思ったのだ
燈「もう、烈と付き合おうかな?」
朝顔「燈、それ本気じゃないなら口に出して言わないこと!また、変な事になるよ?」
燈「はい、気をつけます」
朝顔「言いたくなる気持ちは分かる、分かるけどさ、好きなんでしょ?渉の事」
燈「好きだよ、、」
朝顔「じゃあ早く仲直りしなさいよ?」
燈「うん」
朝顔「あ、ナールがね、会いたがってたよ?今日くる?スクナは、師匠と映画に行くらしいから」
燈「うん!行く!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
朱雀「なぁ!」
渉「……」
朱雀「お前さ、拗ねすぎじゃない?」
渉「…目の前で、違う男がキスしたんだぞ?しかも、唇に」
朱雀「そりゃあ、俺も見てたから分かるけど、あれは、妖怪が悪い」
渉「そんなこと分かってるでもさ」
朱雀「お前がそんなに引きずるタイプだったとわな」
朱雀は、朝顔に散々女々しいと言われてる為
渉のこの女々しい様子を見て、安堵したのか
大笑いした
渉「笑うなって」
朱雀「あーごめんごめん、まぁさ、今日は家に来いよ!一緒に飯でも食おうぜ!な?」
渉「……気が向いたらな」
朱雀「無理やり、引っ張ってくからな!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ー三葉の自室ーー
三「……」
四「違和感……ですね、兄者…」
三「ああ、妖力が身体に残っているだけでこんなにも」
三葉と四葉の違和感が消えなかった
2人が話していると、神界への扉が開き
押し入れの中の三葉の自室に
訪問客が来た
ミコト「四葉きゅん♡♡」
ミコトは、四葉を見た瞬間飛びついた
四「げ!!ストーカーおばさん」
天照「ミコト、うるさくするなよ」
ミコト「はーい!お姉様♡」
三葉「天照大御神様、今日も美しい、わざわざこちらに足を運んで頂き光栄です」
三葉は、天照大御神のファンクラブ、会員ナンバーは1番なので、目が少し輝いていた
天照「そんな挨拶はいらん、三葉、何が起きてるか説明せい」
三葉「………………私にも分かりませんが、違和感があるのです、妖力が入っているような」
天照大御神は、椅子に深く座る
天照「まぁ、慣れろ、その妖力はこれから維持させないとな、雪女を倒す時に、フォルムチェンジしただろ?」
三葉「!!はい」
天照「燈にヒントをやったのは私だ、その妖力は、三葉と四葉、スクナの、三兄妹が扱える妖力だよ」
三葉「私達、三兄妹が?」
天照「ああ、神気も妖力も、維持できるよう、これからも励めよ」
三葉「神なのに何故妖力を?!」
天照「そんなもんは知らん、私の気まぐれだと思っておけ」
四葉は、ずっとミコトに、顔をすりすりされていて
変な気分になって、吐きそうだったが
天照大御神の、行くぞ!と言う言葉に、ミコトが離れて、やっと四葉は安堵した
四葉「うう、気持ち悪い…」
三葉「大丈夫か?四葉」
四葉「…大丈夫じゃ、ありません」
四葉は、三葉の膝の上に倒れ込んだ
三葉は、四葉の背中をさすった
三葉「……雪女の時のフォルムチェンジか…確かにあれは、妖力で、チェンジしたが」
四葉「うう、、あれは、かっこいいフォルムチェンジでした…」
三葉「あれが、かっこいい?四葉…燈に似てきたな」四葉「おえ、吐きそう、、兄者、、燈に似てるなんて言わないで下さい…もっと具合が悪くなります」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
燈「ナール♡おいでー♡」
ーわーい燈しゃーんーー
ナールはすっかり、燈になついていた
燈の膝の上で、ごろごろんとするナールに
燈の目は、ハートになった
燈「何でこんなに可愛いのーーーー」
朝顔「ナールは、人に懐くと、甘えんぼになるからねー特に可愛いわよね」
朝顔は、お茶とお菓子の用意をして
テーブルの上に置いた。
燈「ナールも食べる?お菓子」
朝顔「ナールの主食は、火なのよ、ね?ナール」
ーはい!あとドライヤーの熱風も美味しいですー
燈「へぇーナールは火なんだ!リョクガクは?」
朝顔「リョクガクは、結構なんでもOKだって、天狗も食べてたし?」
燈「確かに!」
朝顔「あとはね、エジュデルって子もいるけど、その子は、水とか、雨とか、水分が主食」
燈「餌代かからなくて、節約なんだね」
朝顔「急にリアルな話ぶっこんでくるよね、燈って」
朝顔と話していた時、玄関が騒がしくなった
朱雀の足音は、いつもデカイ
扉を閉める音までも
朱雀は、一目散に、キッチンに来て
牛乳を取り出した
渉は静かに入ってきた
キッチンに入る前に暖簾をくぐる
燈と、渉は、目が合った
朱雀は、すかさず渉を掴み、椅子に座らせて
牛乳をそのまま、渉の前にぼん!と1本まるまる置いた
朱雀「取れ!カルシウム!」
渉「…ありがとう」
渉は、お礼を言って牛乳をラッパ飲みしだした
朱雀は冷蔵庫にある、牛乳ストックを取り出し
ラッパ飲みした
朝顔「あ!ちょっと!それ、今日のシチューの材料なのに!あと、ラッパ飲み辞めなさいって言ってるよね?」
朝顔は、朱雀に詰め寄り
じっと、見る
朱雀「男ならラッパ飲み!何だよ!コップでちまちま、飲めるか!」
朝顔「飲みなさいよ……コップ、洗いたくないだけでしょ?そんな男理論いらないのよ」
朱雀「うるせーな、そんなんだから、彼氏もできないのか葵陽は、うんうん、納得、うっ」
朝顔の、蹴りは、クリティカルヒットした
朝顔は、朱雀を引っ張り
シチューの材料を買いに行く事にした
朝顔「美味しいクリームシチュー作るから、待っててね♡朱雀、バイク出してよね」
朱雀「へーへー分かりました」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
渉と燈は無言のままだ
バイクで風を切って走る朱雀は
買い物に行かずに、海岸沿いまで来ていた
朝顔「ちょっとーーーー買い物は!!」
風の音で、ところどころ途切れる、朝顔の声
朱雀「はぁ??何て?」
朝顔は、朱雀の耳元で大声で叫んだ
朝顔「か!い!も!の!」
朱雀は、少しよろけたが、すぐ体制を戻して
ハザードを付けてバイクを止めた
朱雀「危ねぇって!耳元で叫ぶな!」
朝顔「ごめん、だって買い物って言ってるのに、何で海沿い走ってんの?」
朱雀「それぐらい付き合えよ!俺だってな、本当はあの二人の事壊したいんだよ、分かれよ!」
朱雀は、まだ燈の事が好きなのだ
諦めきれず、海岸沿いをバイクで走る
それが、休みの日の日課になっていた。
朝顔「女々しいのよ!」
と、いいながら、朱雀のバイクのメットを叩いて朱雀の顔を隠した
朱雀「うるせー!10年以上片思いしてんだ!しょうがねぇだろ!葵陽は、どうなんだよ?まだあん時の事引きずってんだろ!?だから妖怪嫌いなんだろ?」
朝顔「もーーーーそれ言わないでって」
朱雀「分かったよ、言わないからさ俺の失恋街道も付き合えよ!」
朝顔「分かった付き合うから!」
朝顔は、中2の時に、本気で恋した事がある
が、人間のフリをした、妖怪だったのだ
それから、恋をしないように自分に言い聞かせていた。
その事を知ってるのは、朱雀だけだった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
30分の沈黙が3時間の体幹だった
燈と渉は、まだ無言のままだ
ナールは、燈の膝の上ですやすやと寝ていた。
時計の秒針がカチカチとキッチンに響く
渉が、深呼吸をした
燈は少し構えた
渉「……拗ねてごめん」
燈「………………」
渉「ごめん!!」
燈「ナールが起きちゃう!大声出さないで!」
渉「…………燈」
燈は、この時初めて名前で呼ばれた
番外編とかでは、呼ばれていたが
本編では初めてだ
燈「………何?」
渉「もうさ、無視しないから、許してくれ」
燈「……絶対無視しない?」
渉「絶対しない」
燈「私もごめん、でも、あれは、100パーセント烈が悪い」
渉「分かってる、分かってるけどさ」
燈「分かってるならいい」
渉「くそーーあの天狗、マジでムカつく」
渉は、牛乳を一気飲みした
燈「私ってさ、、妖怪と、神様に好かれてない?」
渉「最初からそう思ってたよ!今更?」
燈「うん、今更だけどさ」
渉「本当に、嫉妬ばかりさせるな、俺の彼女!」
燈「私だって、嫉妬ぐらいするよ!」
渉は、その言葉がすごく嬉しくて
心が暖かくなった
渉「はぁーーーー良かった!!仲直りできた」
燈「うん!良かった」
燈は満面な笑みで渉を見た
渉「流石にここでは、キスはしにくいから、明日デートしようぜ?学校帰り」
燈「あ、ごめん、私バイト」
渉「タイミング悪りい!」
燈「あはははは、何かそのセリフ聞くとさ、渉が告白してきた時の事思い出す」
渉「あー温泉パークの遊園地!また行きたいな」
燈「行こうよみんなで♩トンカツにまたどーんと、お金払ってもらってさ」
渉「それは悪いけど、神の世界のお金持ってないから仕方ないか」
燈「次の休み三連休にでもさ♩」
無事に仲直りした、燈と渉
この後皆でクリームシチューを食べて
温泉パークの思い出を話して
燈は更に温泉パークに行きたくなったのだ




