剣道部たちあげてみたけど・・
俺の名前はけん!!
剣道部にはいるため乱闘高校にはいった!
別に頭が悪くてそこしかはいれなかっただけなんだけどな!
「HAHAHA!!!」
「ねえねえお母さん!
あの人なんで1人でわらってるの?」
「こらみてはいけません!」
おっと心の声が漏れてしまった!
気をつけよう・・
さて俺の剣道部の熱い物語のはじまりだぜ!!
「すいません!剣道部どこにあるか知りませんか?」
「剣道部?剣道部ないよ」
な、な、な、なんだと!!!!
「剣道部がないだと!!!!」
「え?うん
なんかごめんね・・」
「こちらこそ大きな声をだしてすいません・・」
おっとおもわず叫んでしまった
今度から気をつけないと剣道家はクールにいかないとな!
「ところで剣道部がないってどういうことですか?
ホームページにも剣道部って書いてあるじゃないですか」
「剣道部はつぶれちゃったなんだ」
「え?」
そそそんなばかな・・
剣道部がつぶれてただと・・
俺はなんのためにこの高校にきたんだ・・
まあここしか行くところがなかったてのはおいといて
「まじですか・・」
「まじですね」
こんなことがあっていいのか・・
ここから俺のあつい剣道部物語がはじまるっていうのに・・
終わった・・
あれ目から汗がとまらない
「まあまあここには柔道部や空手部や薙刀部もあるし武道系もあるしそんな悲しまなくても大丈夫だよ笑」
「剣道部じゃなくちゃダメなんだ!」
「何故ここまで剣道部にこどわるんだい?」
「それは・・」
「・・・」
「・・・」
見つめ合う先輩Aと俺・・
俺は男と見つめ合う趣味なんてないんだけどな・・
「言いたくないのかい?」
「すいません」
あんまり言いたくないこととかあるよね
「まあいいたくないなら仕方ないかー」
「なんか気を使わせすいません」
「いいよいいよ」
なんていい先輩なんだ!
おれも先輩になるならこういう優しい先輩になりたいものだ
ん?
なんかそわそわしだしたな先輩どうしたんだろ?
「どうかしたんですか先輩?」
「いや今何時かなって思って?」
えっと時計このへんにないのかな?
まあ俺は腕時計もってるけど
「今1時30ですよ」
「なに!」
「どうかしたんですか?」
「あー俺空手部なんだ」
空手部!
ここの空手部って全国大会の常連の超強いのに強豪高
「へーここの空手部なんですか!」
「そうなんだよ」
「おっとちょっと遅刻してるからもういかなきゃ!」
「行ってらっしゃい!」
「いってきます!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ
はや!
あの先輩ただ者じゃない!
あ・・
そういえばあの先輩の名前きくの忘れてたな
さて剣道部がないかどうするか・・
「そこの君!!」
ん?
振り向くとそこに同い年ぐらいの女の子先輩がいた
「俺ですか?」
「うん!」
「君剣道部入りたいんだよね!」
「でも剣道部はつぶれてなくなったんですよね」
なんなんだろうこの先輩からかいにきたのかな・・
「あきらめるの?」
「あきらめたくない・・」
「なら剣道を作っちゃえばいいんだよ!」
「へ?」
「剣道部を作る?」
「うん!」
その発想なかったな・・
それにしてもこのこ何者なんだろ?
っていうかなんでこんな話をもちかけてきたんだろ?
「あのどうしてその話をもちかけてきてくれたんですか?」
「それはね・・」
「それは・・」
「秘密!!」
秘密にする意味はあるのか!
「なんで秘密なんですか!」
「女の子は秘密がある方が美しいでしょ!」
「そんなことないと思うけどな・・」
まあいいか・・
「じゃあ剣道部頑張って作ってね!」
「あっちょっとま」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ
「はや!」
もういなくなったな!
ってかここの学生はなんでこんな走るの早いんだ?
まるで風のようにいなくなってしまった
「あ・・
名前はきくの忘れてた・・」
「剣道部をたちあげるか・・」
校長室にいくか・・
5分後・・
「ついた・・」
なかなか物々しい雰囲気が漂ってるな・・
「こんこん」
「入りたまえ」
「失礼します」
なかにはいるとなかなか渋い部屋が広がっていた・・
「剣道部をたちあげたいんですか」
「またか・・」
「また?」
「いやなんでもない」
なんか気になるが今は話に集中しなくてはな・・
「剣道部を立ち上げる許可をください」
「だめだ」
「なんでだめなんですか!」
だめってなんだよ!
このくそじじいが!
「我が校に弱いクラブはいらない」
「弱いクラブはいらないって・・」
「とにかくだめだ」
「・・・」
「・・・」
校長室で冷たい空気が流れ始めたが
「だったら俺が強い剣道部にさせてやるよ!」
「ほう?」
「インターハイ最低でも近畿大会に出場してやる!」