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第0話 ――後悔 (恒一)
――僕は、あの日――運命の出会いをした。
それが正しい運命だったのかどうかは、今も分からない。
僕は今、学校の屋上にいる。
頭が混乱している。
目の前の光景が、どうしても信じられない。
どうして、こうなった?
これは僕のせいなのか?
目の前には、四人の少女がいる。
従姉妹、許嫁、許嫁のメイド(同級生)、そして友達の女の子……。
この修羅場。
昔、母さんが夢中で見ていた昼ドラのワンシーンみたいだ。
でも、ここは学校だ。
そして僕は、高校生なんだ。
夢であってほしい。
僕の優柔不断?
それとも鈍さ?
それが招いた結果なのか。
でも、どうしようもなかった。
親まで絡んできたんだ。
――篠原恒一。どうする?
答えを出せ。
まて、待ってくれ……。
答え、答え、答え、答え、答え……。
――誰も、待ってはいなかった。
その言葉だけが、何度も頭の中を回っている。
誰か、聞いてくれよ。
相談に乗ってほしい……でも、もう遅い……。
四人の視線が、僕に答えを求めている。
他の人なら、どんな答えを出すんだ?
そして、どう返すんだ……?
この日、12月24日。
僕に届いたのは、人生最悪のプレゼントだった。
――君たちは、僕の話を聞いてくれるかい?




