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一回り年上な皇帝陛下に溺愛結婚されました  作者: アルケミスト


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「わ、分かっていらっしゃる……はずです……ただ、いつものように……」


「それで本当に足りるのかね?

 これほどまでに積極的に私を求めてくる君は初めてだと思うのだが?」


「あああ……わ、分かりません。

 そんな……」


「いや、君は分かっているはずだ。

 さあ、教えてもらおうか」


 彼は腰の動きをいったん止めると、つながった箇所へと手を運んでいき、指先で花弁を搔き分けて奥の肉核を探し当てた。


 そして、指先を小刻みに震わせて微弱な振動を与えたかと思うと、唐突に指の腹でこね回してくる。


「ああっ……そ、そこっ……ン、あぁ……や、あ……あぁ」


「早く教えなければずっとこのままのつもりだが?」


「ううぅっ、い、意地悪……しないで、くだ……さい……」


「奥のほうも気待ちよさそうにうねって私に絡みついてくることだし、私としてはいつまでもこのままでいたいほどだ」


「そ、そんな……」


 ストイックな彼ならば本当にやりかねない。


 私は慌てふためくと、熱く燃え上がる羞恥心を堪えながら必死に彼に訴えていく。


「も、もっと……深く……激しく……奥を……突いてくだ……さい……」


「ああ、いいだろう」


 満足したように頷いてみせると、彼は私とつながり合ったまま上半身を起こして身体の位置を入れ替えた。


 私が下に彼が上になった状態で、さらに私の身体を反転させてうつ伏せにすると、腰を突き出させた。


 まるで恋の時期を迎えた雌猫のような体勢をとらされて、淫らな思いがよりいっそう昂っていく。


「これならば君の要望に応えられるだろう」


 そう言うと、彼は私のヒップを鷲掴みにして腰を引いていく。


 抜け出てしまうぎりぎりのところで動きを止めたかと思うと、体重をかけて最奥まで一息に穿った。


「きゃ!?

 あぁっ!

 ああああああ!」


 鋭く太い衝撃が子宮口にめり込んできて、たまらず私はバスタブの端にしがみついて悲鳴混じりの声をあげてしまう。


 一息つく間もなく、彼は凄まじい勢いで後ろからのしかかるように追撃をかけてきた。


 浴槽から波立つ湯が溢れ出て床を濡らしていく。


 獣のように荒々しく激しいピストンに私は無我夢中でよがりくるわされる。


「あああっ……すご……い。

 激し……のが……いっぱい……あぁっ、あぁあぁ!」


「……これが欲しかったのだろう?」


「は、い……んんんっ!

 あぁっ! あぁ、ま、またぁ……イクッ……」


「ああ、存分に味わいなさい」


 怖いほどのエクスタシーの高波がひっきりなしに襲い掛かってきて、何度も何度も昇りつめてしまう。


 彼がこれほどまでに獰猛な獣の本性を飼いならしているなんて知らなかった。


 少し怖いと思う一方で、これまでになく興奮しているもう一人の自分もいて驚きを隠せない。


 彼になら貪られてもいい、たとえ壊されてしまってもいいとすら思えてくる。


「あぁあっ!

 陛下……陛下ぁあっ!

 も、もう……あぁああ!

 だ、ダメ……も、おかしくなって……あ、あぁあああ……こ、壊れ……んぁ……ああああ!」


「ナゴミ、愛している」


 そう耳元に囁いたかと思うと、背後から覆いかぶさっていた彼は、私の手を後ろへと引っ張りながら上半身を起こしてその場に立ち上がった。


「あああっ……」


 両手の自由を奪われた状態で背後から深々と貫かれている状況に被虐心が煽られる。


「こんなにいやらしく乱れる君を独占していいのは私だけだ」


 彼はそう言うと、再び背後から鋭く肉槍を穿ち始めた。


 ずっずっずっというリズミカルな鈍い音と彼の腰と私のヒップとが激しく打ち付け合う乾いた音が混ざり合う音を遠くに聞きながら、絶え間なしに上書きされていく絶頂に息も絶え絶えになりながら酔わされる。


「っあ……あっ……ああっ!

 んぁっ」


 もはや言葉も口をついて出てこなくなり、悲鳴混じりの嬌声をあげながら、私は彼に甘んじて貪られ続けていく。


「……そろそろ……許してあげるとしよう」


 何度か意識が飛び始め、四肢が頼りなくわななくようになって、ようやく彼がそう囁くと、挿入の角度を変えてより深く肉棒を猛然と穿ち始めた。


「ナゴミ、一緒に果てよう」


「は、い……んぁ!

 ああああぁああああ!」


 最後の力を振り絞って悲鳴じみた声をあげながら私は果てた。


 彼の半身が私の腔内で脈打ちながら熱く迸るのを感じながら、彼と心身が一つに溶け合えた喜びに打ち震える。


 こんなにも誰かに渇望される日が来るなんて思いもよらなかった。


 こんなにも満たされることがあるなんて知らなかった。


 全部彼が教えてくれたことだった。


 もはや彼なしの日々なんて考えられない。


 いつか彼にこの思いを伝えたい。


 恩返しをしたい。


 そんな幸せな将来の夢を思い描きながら、私の意識はフェイドアウトしていった。

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