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一回り年上な皇帝陛下に溺愛結婚されました  作者: アルケミスト


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「駄目です。

 こんな強いアルコール……お風呂でだなんて……」


「今夜は特別だ。

 万が一のときには私が君を介抱する。

 今は安心したまえ」


 そう言うと、彼は背後から胸を揉みしだき始めた。


「ン……あ……あぁ……ン……」


 しっとりと濡れたタオル越しにいつもよりも荒々しい動きを感じながら、私は暑い息をつく。


 頭も顔も熟く火照って脳が蕩けてしまいそうになる。


 ややあって、彼は私の肩口にキスすると、私の胸の先端に触れるか触れないかの位置で指先で円を描くように繊細な愛撫を始めた。


「ああ……もっ……と……」


 火がついた身体が焦らされ、つい恥ずかしい言葉が口をついて出てきてしまう。


「これで少しは私の気持ちが分かったかね?」


「う、うぅ……は、はい……」


「本当はもっと焦らしに焦らしてからというのも一興だが、これ以上はさすがに私がつらいのでね」


 そう言うと、彼は私のタオルをはぎ取った。


 ジャグジーの泡にタオルが躍るのを眺めながら、妖しい予感に胸が高鳴る。


 彼は私を自分のほうへと向かせると、ジャグジーの背もたれに身体を預けたまま、私の腰を浮かせて座らせていく。


「あ……」


 湯の中で雄々しく漲りきった半身の先端が私の柔らかな箇所に狙いを定めているのが伝わってきてぞくりとする。


「そのまま自分で挿し入れてみたまえ」


「あ……あぁ……は、い……」


 とんでもない命令であっても、熱に浮かされたような声で従ってしまう。


 もうこれ以上我慢できない。


 早く彼と一つになりたい。


 強い衝動に駆られて、ようやく彼に触れられなくて焦らされていたのは自分も同じだったのだと気づかされる。


 湯の中で腰を沈めていくのはなかなか難しくて、それでも私は彼に言われたとおりに肉槍を自分の手で膣内に埋め込んでいった。


「うっ……っく……あっ、あっ、は、あぁあ……」


 太い強直がじりじりと奥へと穿たれていくのを応じながら甘く呻く。


 いつも以上に彼を感じてしまい、まだ半ばまでしか挿入っていないというのに、奥まで貫かれたかのような錯覚を覚える。


「途中までしか入っていないようだが、まだ私を焦らすつもりかね?

 いけない子だ」


「す、すみ……ません……そういうわけで……はないんですけど……なかなか難しくて……」


 私の汗に濡れた前髪を整え、頭を撫でながら彼は目を細める。


「焦らずとも少しずつうまくなっていけばいい。

 君の頑張りは十分伝わってきた」


「は、はい……」


「だから、私からご褒美をあげよう」


 あたたかな口調からいきなり嗜虐性をむき出しにしたものへと転じるや否や、彼は私の腰を掴むと自らの腰を真上へと力いっぱい突き出した。


「ひっ!?

 あぁああっ!」


 いきなり真下から最奥を勢いよく突き上げられ、たまらず私は鋭い声をあげた。


 身体の奥深くに重たい衝撃が埋め込まれて、全身へと快感が爆ぜていく。


 気持ちいいなんて言葉では到底足りないほどの悦楽の渦に呑まれ、深くつながったところが歓喜にうねり侵略者を抱きしめてしまう。


 もともっともっと、欲しい。


 本能が疼き、身体は素直に反応し、肉槍を恥ずかしいけど強く激しく締めつける。


「ご褒美がよほどお気に召したようで何よりだ」


 彼の低くて渋い声色が私の鼓膜に染みていき、快感に蕩けた脳を揺すぶってくる。


 私が彼の声にものすごく弱いと知っていて、敢えて彼はこうやって行為の最中に囁いてくるのだ。


 囁かれたほうの肩をびくっと跳ねあげる私の反応を愉しげに眺めながら、彼は腰を突き上げ続ける。


 ジャグジーの背もたれに横たわった状態かつ湯の中ということもあって、最初の一度以外の抽送はいつもよりもゆっくりで奥への衝撃もさほどではない。


 でも、だからこそよりいっそう焦らされてしまい、淫らな思いが肥大していく。


 緩やかに太い肉棒が食い込んでくるたびに、目の前が明滅して、頭の芯に向けて鈍い快感がはしりぬけていった。


「ああ、あぁあ……や、あぁ……も、っと……あぁ、お願い……」


 無我夢中で自分の胸を揉みしだきながら腰をくねらせ、彼の抽送に合わせて自分から積極的に動いてしまう。


 恥ずかしくて恥ずかしくてどうしようもないのに、彼への渴望のほうが羞恥心を上回っていた。


「もっとどんな風にしてほしいのかね?」


「あ、うううう……そ、それ、は……その……」


 さすがに具体的な言葉を口にするのは憚られて私は口ごもる。


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