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一回り年上な皇帝陛下に溺愛結婚されました  作者: アルケミスト


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 性感を凝縮した真珠を舌先で弾かれ、たまらず悲鳴をあげながらいきんでしまう。


 刹那、無意識のうちに奥が締まって大量の蜜潮が吹き出した。


「あああ……」


 彼の顔を濡らしてしまったに違いない。


 粗相をしてしまった罪悪感に苛まれるも、彼はまったく構うことなく淫らなキスを続けていく。


 敏感な肉芽を舌で強めに弾いたかと思うと、時折軽く歯を立てて甘嚙みをし、不意に甘く吸いたててくる。


 緩急をつけた繊細な舌責めに私はベッドの上でのたうち喘ぎくるうほかない。


「あっ!

 やぁっ!

 ま、またぁああっ……んぁ、あぁあっ!」


 腰が勝手に浮いてしまい、内腿が痙攣しっぱなしになる。


 激しく何度も何度も舌でイかされてしまいワケが分からなくなる。


「も、もう……ダメ……や、やめ、あああ……やめ、てくだ、さ、い。

 おか、おかしくな、ってあぁああ……」


 中止を懇願する声すらわななき、まともに言葉を紡ぎ出すことができなくなる。


 それどころか、代わりに恥ずかしい言葉が飛び出てきそうになり、それを止めるだけで精一杯だった。


「思う存分、おかしくなりなさい。

 余計なことは何一つ考えずに済むくらいに。

 ここは空の上、宮殿以上に完全なプライベートが約束されている。

 いくら君が淫らな声をあげようとも誰にも聞かれることはないのだから」


 そう言うと、彼は私の腰を深く抱え込んで顔をよりいっそう強く押し当ててきた。


 そのまま顔を小刻みに震わせながら舌をぬかるみの奧深くへと押し入れて揺すぶってくる。


 彼の高い鼻が敏感なしこりに当たって振動が伝わってきて、先ほどの直接舐められたときよりも鈍く面映ゆい快感が染みてくる。


「ひっ!

 あぁっ!

 あぁああああっ!」


 たまらず、私は足を突っ張らせて深く達してしまう。


 一瞬、きつく閉じたまぶたの裏が真っ赤に燃え上がり、腰が浮くような感覚の後に心地よい波が押し寄せてきた。


「はぁはぁ……あ、ン、ああ……」


 巧みな舌技に瞬く間にイかされてしまって顔を両手で覆うと、乱れきった息を整えるべく深い呼吸を繰り返す。


 どうしようもなく彼の愛撫を感じすぎてしまう自分が恥ずかしくてならない。


 しかし、呼吸が整う前に彼はその逞しい身体を起こすと、絶頂の余韻にわななく膝を割り開いて腰を進めてきた。


「ン、ンンン……ちょっと、待っ……ンっ……ん、ん、んんんぅううっ!?」


 言葉半ばで雄々しい肉杭に貫かれ、私はのけぞりながら呻き声をあげてしまう。


 はちきれんばかりの圧で押し拡げられていく感覚にぶるりと身震いする。


 さすがに初めてのときのように痛いとは思わなくなった。


 その代わりに、奥が恥ずかしいほどにうねって彼の半身をねだるかのように絡みついてしまう。


 そういった遂一の変化は、全部彼にも伝わってしまっているはず。


 私が切羽詰まった表情で膝の合間から彼を見つめると、淫らな抽送が開始された。


「ああっ!

 ああああ……あ、んぁあ……」


 相変わらず余裕に満ちた腰遣いがもどかしくて、私は身を捩りながらシーツをきつく握り締める。


 足りない。


 もっと激しく深く……めちゃくちゃにしてほしい。


 早くもそんな思いに心身を支配され、無意識のうちに肉槍をひっきりなしに締め付けながら身悶える。


 しかし、彼はそんな誘惑にも屈することなく、ストイックなまでに自分のペースを崩さない。


 私の腰を浮かすように抱え込んで、ゆっくりと腰をグラインドさせながら、胸に手を伸ばしてやわやわと揉みしだく。


「ん、あ……そ、そこだ、ダメ……ああ……ああああっ」


 腰を浮かした状態で腹部側を抉られた瞬間、ひときわ強い快感の高波に呑まれ、私は嬌声をあげながら鋭く達してしまった。


「ああ、知っている」


 彼の意地悪な返事に、被虐めいた気持ちが燃え上がる。


 私の感じやすいところを知った上でわざと責めている。


 その言葉は私の予想が事実だと告げ、逃げ場を失わせるものだった。


 そして、きっと彼は自分がそう答えれば、私がどんな風に感じるかも知っている。


 何もかも彼の思惑どおり、目に見えない糸で身も心もがんじがらめにされている感覚にぞくりとする。


 私の恨みがましい視線を受け止めずに流すと、彼は同じ箇所を何度も何度もゆっくりと突き上げてくる。


「っ! あっ!

 あぁっ!

 ン……あ、あ、ああああ!」


 そこに重い振動が埋め込まれるたびに、ひときわ強い愉悦の槍が全身を貫いて、たまらず鋭い声をあげてしまう。


「いやぁ……そ、そこっ、へん、変にっ!

 あ、ああっ!

 んぁああっ!」


「心置きなくイきたまえ」


 めくるめく官能の波に溺れる寸前の私に、彼はポーカーフェイスで許可を与え、いったん腰を半身が抜けてしまうぎりぎりのところまで引くと、私の腰をベッドに押し付けて体のみならず、腰を回して弱い箇所を掻き回してきた。


「ひっ!

 あぁっ……あぁあっ!

 やぁあやぁあああ!

 ま、またぁっ……んぁ、んぁあああ、ああぁああっ!

 だめえええぇえっ」


 激しい絶頂を迎えていたところにさらなる追い打ちをかけられ、私は身体を左右に激しくよじらせながら悶絶した。


 膣道がぎゅっと締まり、つねりながら彼を欲する。


 しかし、彼は少し顔を歪めただけで、ストイックに射精の衝動をやりすごすと、深い息をつきながら半身を引き抜いた。


 くぐもった音と同時に太い肉栓に行き場を失っていた蜜潮が、まるでおもらしのように一気に溢れ出てきてしまう。


「あっ……あ、あ……」


 痙攣した身体がひくつくたびに、上ずった声が勝手に私の唇から紡がれてしまう。


 そんな私の唇をいたわるようにキスをすると、そこでようやく彼は自身を解放した。


 熱い液体が私の腹部にまき散らされていく。


 いつものように……。


 きっと顔合わせが済むまで私を気遣ってこんな風にしてくれているに違いない。


 彼のストイックなまでの紳士ぶりが恨めしくもありうれしくもある。


 もう、好きにしてしまっても構わないのに。


 そんな思いの丈を込めて、私はじっと彼を見つめる。


 しかし、やはり彼はいつものように敢えて気づいていない素振りで身体を倒すと、私の頭を撫でながら額に口づけてこう言った。


「さあ、これで眠れるだろう。

 ナゴミ、おやすみ。

 よい夢を」


 彼の穏やかな囁きは子守唄のように、瞬く間に眠気を誘ってくる。


 夢ならもうとっくに見ている。


 何度も醒めてしまうんじゃって怖くなりながらも、いまだに醒めない夢。


 どうか醒めませんように。


 そう願いながら私は意識を手放していった。


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