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私の記憶  作者: かりんとう
第1章 リリー
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第3話 天鬼族の住み家

私、リリーは雲の上にいるであろう天鬼族とやらの住み家に行くことにした。信じてはいない。そう。決して信じちゃいない。


天子「では、早速天鬼族の住み家に行くわよ。リリー、少し離れてね。」


すると、天子さんは胸の前で手を合わせると地面が光だし、魔法陣らしきものが出てきた。


あー、これって、鋼のなんたらっていうアニメでも出てきたやつじゃん。すげぇー。ファンタジーを信じない私でもこればかりは信じざるおえなかった。そして、光と共に物凄い風が出てくる。


風の音「ブワッー!」


リリー「天、天子さん!ど、どうすればいいんですかー!!」


天子「私の傍まで来て!!このまま異空間へ飛ぶわよ!」


異、異空間?かなり怖いんですけど?風に晒されながらもなんとか天子さんの傍に行った。


リリー「うーん!来ました!!」


天子「しっかり掴まりなさい!行くわよ!」


地面が揺れながら、徐々に上昇していき、物凄い速さで飛んでった。気がつくとそこは、雲の上だった。さすがの私も驚愕した。雲の上って人が住んでるんだ。あっ、人ではないか。守護神だっけ?

天子さんは私を家に招いてくれた。


天子「まず、ここが私の家よ。さぁ中に入って!」


天子さんの家はそんなに大きくはないけど、一人で住むには丁度いい大きさ。


天子「そこのソファに座って、お茶でも飲みながら話しましょ。」


リリー「ありがとうございます。」


いよいよ明かされる。天子さんの目的が。


天子「まず、結論から言うと、今の会社にいてもあなたの将来はないってこと。もちろん、フリーカメラマンの未来もね。それらを叶えるべく私が地上に降り立ったって訳。」


リリー「じゃあ、具体的にはどうすればいいの?」


天子「んー、思い切って自分の道を行くのはどう?波瀾万丈で面白そうじゃない?」


どうだろう?それもいい未来があるとは思えないけど…

でも、ずっとあの会社にはいたくない。あの会社にいたら自分の夢を叶えられないことはわかってた。思い切って…自分の道を行く。やってみようかな?

そう思った。


リリー「私、やります。自分の道を行きます!」


天子「うん!そうこなくっちゃ!そうと決まれば下準備よ。家に一度帰りましょ」


これからどうなるか、わからないけど、やってみる価値はあると思う。さよなら、過去の私。待ってろ、新しい私!

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