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私の記憶  作者: かりんとう
第2章 きっとそう
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第19話 取調執行人 クーダ

ファムの所へ行く道中でクロスの刺客である、執行人クーダと遭遇してしまう。未知数の相手に勝つことはできるのか。


鬼男「貴様…何が目的だ。」


クーダ「無論、リリー様を除く3名を始末する為に参上いたしました。何かご質問はございますか?」


鬼男「なぜ俺たちを始末するんだ。」


クーダ「クロス様の計画に邪魔だからです。」


鬼男「そうか…悪いが始末されるつもりはない。何故なら、貴様をここで捻り潰すからだ。」


クーダ「わかりました。では、こちらも捻り潰させていただきます。」


そこにクロスとリリーの父、マックが現れる。


「ザッ…」


クロス「お取り込み中申し訳ない。クーダ、一度下がるんだ。」


クーダ「はっ。」


クロス「やぁ。鬼男。それと、リリー…と言ったかな?私の横にいる奴が誰かわかるかい?」


リリー「あっ…お、お父さん…」


鬼男「んっ…」


マック「リリー。すまない。お母さんには内緒にしていてほしい。」


リリーはうつむきながらマックに語りかける。


リリー「何言ってんの…自分が…自分が何言ってるかわかってんの!私とお母さんに隠してまで…何で、こんなことやめて。お母さんが悲しむよ…」


リリーの切なる願いはマックの心には響かなかった。


マック「すまない。それはできない。たとえ愛する娘でも。天鬼族は俺の手で沈める。もし、邪魔をするなら、潰す!」


カール「あんた、リリーがやめろと言ってんのになんにも響かねぇーのかよ!」


マック「悪いが、計画の邪魔だ。消えろ。」


マックは目にも止まらぬ速さでカールに一撃を食らわす。


「シュッ!!!」


鬼男「あっ、カール!」


「バゴッ!!」


カール「かはっ…」


マック「何だ。この程度か…弱すぎる。」


鬼男「カール!カール!貴様!許さんぞー!」


鬼男はカールがやられたことで感情的にマックに攻撃をするが、一撃を食らわされてしまう。


鬼男「はぁあああ!」


「シュッ!」


鬼男「てやー!」


マック「何だ。その幼稚な攻撃は。真面目にやれ。」


「ボゴッ!」


鬼男「あっ…かぁ…」


リリー「あっ…鬼男さん…」


倒れる音「ドサッ」


リリー「鬼男さん…鬼男さん!どうしてこんなことするの!」


マック「これでわかっただろ。邪魔はするな。クーダ、2人の天鬼族を封印しろ。」


クーダ「承知しました。では、封印させていただきます。」


魔法陣が出る音「ビューン!」


クーダ「封印術…マジックフィールド…」


鬼男とカールの足元にもクーダの魔法陣が出現し、鬼男とカールは魔法陣の中に吸い込まれてしまう。


吸い込まれる音「シュー!」


リリー「鬼男さん!カールさん!」


カール「マジか…」


鬼男「リリー、心配するな。必ず戻る…天子、頼ん…」


天子「鬼男、カール。」


鬼男とカールは魔法陣に吸い込まれ跡形もなく消えてしまった。


マック「邪魔をすれば次はお前達だ。行くぞ、クーダ。」


クーダ「はっ。これにて失礼いたします。」


姿が消える音「シュッ!」


クロス「フッ…」


「シュッ!」


リリー「鬼男さん…カールさん…うぅ…ぐすっ…私のせいだ…私がお父さんを止めれなかったから!」


天子「そんなことないわ。」


リリー「そんなことあるよ!魔法も使えない私がどうこうできる話じゃないんだよ…」


天子「リリー…」


ファム「お困りのようじゃな。」


天子「ファムさん…」


ファム「鬼男とカールの気を感じる。じゃが、とても、危険な状態じゃ。何があった。」


天子「刺客のクーダという奴が現れて、そこにクロスもいました。」


ファム「なんと。クーダか…厄介な奴が現れたな。」


天子「クーダを知っているんですか?」


ファム「うむ。クーダはわしが側近をやっていた時、あやつは、監視員をしておった。今より穏やかだった。じゃが、あやつを変えてしまったのは、今の側近のクロスじゃ。わしを側近から下ろし、クーダを手にかけ、奴を極悪人に変えてしまった。クロスとマックでな。」


リリー「そんな前から…」


ファム「じゃが、本当の極悪人はマックじゃ。奴を倒さん限りお主らに勝ちはない。それとリリー、覚悟を決めるんじゃ。自分の父を倒したくない気持ちはわかる。じゃが、ここでやらねばお主達の未来はない。」


天子「リリー。無理しなくていいのよ?リリーの気持ちが決まってからでも…」


リリー「ありがとう、天子さん。自分が何をしなきゃいけないかはもう決まってる。ファムさん、私がお父さんを止めます。」


ファム「うむ。」


クーダの封印術で封印されてしまった鬼男とカール。2人がいない状況でリリー達はマックにどう勝つのか。はたして秘策はあるのか

一方、天鬼族の里では。


長の側近「失礼いたします。」


長·インパクト「クロスは見つかりましたか?」


長の側近「現在、追放された残党を引き連れてこちらに向かっている模様です。どうしますか?戦になれば、戦うことになります。」


長·インパクト「いいでしょう。戦の準備を。それとマリア、リリー殿達にこれを頼みます。」


長の側近「承知いたしました。」


このマリアとは、長·インパクトの新しい側近である。それと同時にインパクトの娘でもある。


クロス「里の襲撃は近い…思う存分暴れなきゃな…」


里の襲撃まで残り…3日

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