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我が主君、何を考えているのかしら?

マジックアタック枠のアリシア、サブアタック枠のリン、タンク枠のマルティナ、バックアタック枠のエレナ、ヒーラー枠のソフィア。

後は……

 

 最後は、マリベージャル国の大事おおごとになったが、俺達の旅は再開され、のんびりと馬車の中で雑談をしていた。


「何か、凄い事になったわね」

「まあな」

「それにしても、我が主君が、あの災害級ディザスターザカリアスの単独討伐者だったなんて。

 それに、聖女の時に、ある程度はボカされていたけど、あの短剣の事も聞いていたのよ」

「そうなんだ、ソフィア」

「そうよ」

「ヤクモ様」

「何、リン」

「皆を、そろそろ『あの場所』に招待されたら如何でしょうか?

 私だけが、知っているのは……」

「そうだな……」

「ヤクモ。あの場所って何?」

「ヤクモ殿」

「我が君」

「我が主君」

「……そうだな。一旦、我が屋敷に帰った後に、落ち着いたら招待しよう」


 そうだよなぁ。

 定期報告にしか顔を出してないし、終わったら直ぐに転移だったからな。

 リンには、感謝だな。



 のんびりと馬車の移動を続け、6日後の早朝夜明け前に、今日の目的地の都市「城塞都市ロイトハンゲム」に到着した。

 この城塞都市ロイトハンゲムは、最初は無骨な砦だったが、ダンジョンが発見されてからは、人や物資が集まっていき、最終的には現在の形になった。

 この城塞都市ロイトハンゲムから馬車で3日の距離を行くと国境がある。


 後、この城塞都市ロイトハンゲムに到着する前日にイポスとテーファから装備品等を受け取った。

 これで全員が、少なくとも大陸最高の装備品を身に付けている事になり、戦闘時に怪我等の外傷で死亡する可能性は一気に減った訳だ。


 今回も気まぐれで馬車で入り、早起きな周りの通行人から聞いて、馬車もOKの良い宿屋を見付けた。

 そして、ちょうど宿泊の手続きが終わった所で、朝食の時間だったから、皆で美味しく頂いた。


 ……山の幸が美味かった!


 朝食が終わり、皆で散策する事にしたのだが、面白い話を聞いた。

 それは、3週間後に条件付きだが、飛び込みOKのオークションが開催されるみたいで、しかも規模が大きいらしい。


「この城塞都市ロイトハンゲムのダンジョンで、ソフィアの戦闘力強化を考えていたからちょうど良いな!」

「私の……ですか?」

「ああ。確かに、ソフィアの回復系魔法や結界術は、正に聖女と呼ばれるだけの素晴らしいのだが、近接戦闘はダメだろ?」

「ええ。私を守る聖騎士達が居ましたので近接戦闘は無用でした」

「俺は得意分野に関係なく、1人1人が最低限以上は、一通りこなせる方が良いと思っている」 

「分かったわ、我が主君」


 そして、楽しい周回が始まる。

 ソフィアは頑張った。

 何度も、瞳からハイライトが消え掛けたが、俺を含む全員が励ましたから、ソフィアは「光」を失わずに済んだ。


 ……リンからの極秘情報から、ソフィアの体重が4kg減少し、ウエストが5cm縮まり、ズボンを履く場合、所謂いわゆるMからSになったらしい。

 あまり自分で動く事の無い聖女こぶたちゃんだったからなぁ。


「我が主君、何を考えているのかしら?」

「別に何も……」


 何故、バレたー!?


 こうして、3週間は直ぐに過ぎて、オークション開催日となる。

 飛び込みが認められる条件だが、白金貨5枚を見せる事だ。

 スタッフに、全員分の仮面と111の番号札を渡された俺達は、仮面を装着して会場に入り、渡された番号札の席に着く。

 オークション開始を待っていると、周りの会話が聞こえて来るが、どうやら開催は今日だけになるが、話に聞いた「規模が大きい」の意味が、どうやら出品される1つ1つが上等品で高額になるみたいだ。


 ……もし、買う場合が有ったら所持金足りるかなぁ。


 俺のそんな不安を置いといて、オークションが開始された。

 確かに、出される商品は全てが上等品で高額になるのは分かる。

 美術品やアンティーク、冒険者関係の出品が終わり、オークション最大の目玉である奴隷の出品が始まった。

 後、冒険者関係で出品された中に、神殿というよりも聖女関連があって、ソフィアにお願いされて俺が落としたが、金貨500枚なり。


「ありがとう、我が主君」


 犯罪奴隷(男)から始まり、犯罪奴隷(女)も終わり、借金奴隷(男)、借金奴隷(女)も終わり、いよいよ、特殊奴隷の出品が始まった。


 ……まあ流石に、幾らオークションとはいえ、あのオークションから1年も経っていないから、ポンポンと上位貴族令嬢や王族が出品されないだろうと思っていたら、特殊奴隷(女)になり、最後の出品が「魔人族の第3王女」が出品された。


「……マジデスカ?」


 この世界の魔王と魔人族は、全くの別物で、魔人族の外見は、完成度の高いコスプレみたいな感じだ。

 1番有名なのが、サキュバスかな。

 あんな感じが魔人族の外見の参考イメージだ。

 まさかの魔人族王都で起こった「異世界恋愛系ざまぁ」でした。

 しかも、小説の様に助けてくれる「ざまぁ後」のメインキャラも居ない為に奴隷に堕とされたみたいだ。

 そして、派手な配色の髪の色や瞳の色になれている所為せいで、彼女の黒髪黒眼が新鮮に映ったみたいで、どんどんと高額になっていく。

 そして……


『誰か助けて!』





厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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