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その依頼、受けた!

まあ、日本のゲームですから。

 

「リグラーク会長、伝説とは?」

「伝説とは……」


 300年以上の昔、この辺り一帯はジャイアントサイクロプスの群れが存在していた。

 この辺りに住む人達は、奴らにとっての「餌場」だった為に皆殺しにはされなかったが、生きた心地は無かった。


 そんな中、人々は神々に祈りを捧げる中、遂に祈りが天に届いたのか奇跡が起こった。

 何時の間にか、ジャイアントサイクロプスが全て居なくなり、その代わりに西に無い筈の禿山はげやまと、その禿山の麓に地下神殿が現れたのだ。


 そして、人々は聞いた。

 美麗な女性の声で「貴方達の願いを聞き届きました。ジャイアントサイクロプスを封印し、その封印の鍵を地下神殿に封じました。

 この封印が破壊されない限りはジャイアントサイクロプスの封印は解かれないでしょう」と。


「なる程な。それが……」


 急に都市中に警鐘が鳴り響いた。


「まさか!?」

「アバラコンの言動を鑑みれば、伝説のジャイアントサイクロプスの封印が解けたのだろう」

「……なんという事だ!」

「リグラーク会長」

「ヤクモ殿、都市の人々の誘導をしなければならない為に話があるのでしたら後に……」

「リグラーク会長、慌てるな。俺達が冒険者だと忘れていないか?」

「それはどういう事ですかな?」

「多少の値が張るが、モンスター討伐を受けても良いがどうする?」

「……無謀だ!?」

「最近、俺はSランク冒険者になったんだが、リグラーク会長がきちんと情報収集をしていれば、その意味が分かる筈だ」

「ヤクモ殿、何を……! まさか!?」

「さて問題だ。俺は何を成してSランク冒険者になったのかな?」

災害級ディザスターザカリアスの単独討伐……」

「正解。分かったのなら、言うべき言葉は?」

「……冒険者ヤクモに依頼する。ジャイアントサイクロプスの討伐を引き受けて欲しい!」

「その依頼、受けた!」

「じゃあ、リン。アリシア。マルティナ。

 行こう!」

「「「はい!」」であります!」


 俺達は、ジャイアントサイクロプスが居る西に向かっていった。

 魔力察知とかを使えば、直ぐに居る場所が分かったら迷う事は無かった。


「今すぐに逃げるんだ!」


 西門から出ようとすると、門番に止められた。


「俺達は、リグラーク会長からジャイアントサイクロプスの討伐依頼を受けた冒険者だ」


 そう言うと、門番が止めるのを無視して門を抜けると20mを超えるジャイアントサイクロプスが群れを成して此方に向かっていた。


「リン達は、森から出た恐慌状態のモンスターの警戒を!」

「俺は、ジャイアントサイクロプスを狩る」

「分かりました、ヤクモ様」

「分かったわ、ヤクモ」

「頑張るであります、ヤクモ殿!」


 俺は、後ろに監視員かんきゃくが居る事を確認した上で召喚の腕輪を装備した。

 そして……


「召喚! 北天の戦乙女ヴァルキュリアス!」


 身長170cmぐらいの、銀髪碧眼の青い鎧を身に纏う女性騎士を召喚すると、後ろの連中が騒いでいるが、まあ当然だろうな。

 複製品レプリカの召喚の腕輪でさえ、貴族の中でもステータスになるにも関わらず、冒険者風のガキが使い、人型を召喚したのだからな。

 しかも、俺の前方斜め上に浮いている。


 ジャイアントサイクロプスの群れを充分に引き寄せてから宣言した。


「煌めけ、流星槍ミーティアランス!」


 北天の戦乙女ヴァルキュリアスが、右手を天に掲げると、一瞬で夜になり天空の星々が閃光を放ち槍となって降り続ける。


 これが、北天の戦乙女ヴァルキュリアスのスキルの1つ「流星槍ミーティアランス」だ!

 その能力は、広範囲殲滅魔法で、天空より光の槍を放ち続けるもの。

 しかも、俺の魔力が続く限り降り続けるから、確実に相手の体力を削り切る。


 流星槍ミーティアランスに因ってジャイアントサイクロプスが全滅した。

 後ろからは大歓声が上がる。


 しかし……


「まだだ!」


 俺の魔力察知が教えてくれた。

 まだ終わってないと。


 そして、現れた。


 先程までのジャイアントサイクロプスを更に超える巨体を誇るサイクロプスを!


「ヤクモ、アレは魔眼大巨人ジャイアントエビルサイクロプスよ!」

「分かった、アリシア! それなら、もう一発喰らえ! 流星槍ミーティアランス!」


 ……どうだ?


「ヤクモ様、あまり効いていません!」

「どうする、ヤクモ様」


 一端、北天の戦乙女ヴァルキュリアスを召喚の腕輪から回収する。


「それなら……起動! 決闘デュエルモード!」


 召喚の腕輪が遊○王の決闘盤みたいになるが、違うのは、前列「1」の後列「5」になっている事だな。


「召喚! 北天の戦乙女ヴァルキュリアス!」


 再び、俺の斜め上前方に現す北天の戦乙女ヴァルキュリアス。


運命ディスティニー戦術タクティクス!」


 召喚の腕輪から5つの光が現れ、俺の左手に収束され5枚のカードになり、手札を確かめた後、全てを召喚の腕輪の後列にセットする。


神降臨ゴッド・アドベント!」


 更に再び光が1つ現れ、俺の左手に1枚のカードとなり、俺は召喚する。


神域転生ゴッドリンカーネイション!蒼穹の戦女神エリン!」


 蒼穹の戦女神エリンを先導者や戦魂的に言うと「ライド」や「煌臨」みたいに北天の戦乙女ヴァルキュリアスの上に重ねる。


「蒼穹の戦女神エリン! あの馬鹿デカいモンスターを倒せ!」



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。


北天の戦乙女ヴァルキュリアスは、ヤクモの前方斜め上に浮いていますが、彼女は足首までスカートです。

……まあ、スリットは入っていますが。

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