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殺気が漏れてんだよ!

なかには、頭を使う人が居るみたいです。

 

 都市を出て、盗賊の被害が多い街道を偽装用のパンパンのリュックを背負って歩いていると、30分ぐらいすると、林道に入るのだが、その林道に入り20分後に釣れた。


「死にたくなかったら武器を捨てな」


 俺達の周りを13人で囲ってきた。


「「「最初はグー。ジャンケンポン!」」」

「リンの手替えで、リンの負け」


 アリシアは「パー」で、リンも「パー」で、俺は「グー」で本来なら、俺の負けになるのだが、リンの優等生故の融通の利かない奴隷精神が働き、直前で手を「チョキ」に変えた。

 俺の為だろうが、違反は違反だ。


「リン、頑張れな」

「……はい、ヤクモ様」

「リン、頑張って」

「何をしてやがる?」


 盗賊共は、俺達のあまりにも明るい……、言い換えれば、周りの状況を認識してない馬鹿に見えた事だろうな。


「じゃあ、いつも通りで」

「畏まりました、ヤクモ様」

「……もういい。死ね!」

「貴方達が死になさい」

「へ……」

氷矢アイスアロー

「「「「「ぎっ……」」」」」

闇矢ダークアロー

「「「「「がっ……」」」」」

「「「なっ!?」」」


 世間一般的には、努力をした天才魔術師が切り札の1つとしている、違う属性の魔法を同時に放つという超高等技術をアッサリ使い、更に5連放つという離れ技で、盗賊共10人を討伐した。


 勿論、盗賊3匹を残したのは、アジトの場所を聞き出す為だ。


「さて、アジトの場所は何処だ?」

「な、なあ?」

「何だ?」

「オレ様の仲間にならないか?」

「次に質問以外の事を言ったら、拷問の末に処理な。素直に話したら、苦痛無き死を与えてやる」


 因みに、アリシアとリンは、既に来世に旅立った盗賊共の剥ぎ取りをしている。


「アジトの場所は……」


 残った3匹の剥ぎ取りが終わると、ゴーレムを使って処理を済ました後、俺達はアジトの場所に向かい、同じ処理を済ました。


 今回は、向こう側に工夫があって、なんと、牢屋に居た女性が盗賊共のかしらだった!

 いつも通りに、留守番の盗賊共を処理して、金銀財宝ちょきんばこを回収してから、囚われた人が居ないかの確認をしたら牢屋があって、女性が1人捕まっていた。

 そして、牢屋から助け出して背中を見せた途端に、隠していたナイフで、俺を刺そうとしたから「蔵」から刀を取り出して、そのまま背中を向けたまま脇腹から刀を通して心臓に……


「な……ごふっ……」


 世界の次元を超えた「あるある」だよな。


「殺気が漏れてんだよ!」


 女盗賊の首級しゅきゅうを「蔵」に仕舞うと、俺は「汚物は消毒だー!」と、言わんばかりにアジトの洞窟に向かって炎球フレイムボール18個を、洞窟の中に放った後、アジトの洞窟を破壊した。


 ……と、こんな事がアジトであった。


 帰り道では、薬草を採取しながら移動して、都市に戻り冒険者ギルドで盗賊共の首級しゅきゅうを換金して薬草を売った。


 盗賊共の首級しゅきゅうが、思っていた以上に高く売れた。

 実は、今回討伐した盗賊共は、どうやら近辺で1番暴れていたみたいで高額になってた訳だ。


 これで、Sランク冒険者としての義理を果たしたと思うから、ドワーフ国を目指すか。


「明日、出発しようと思うが良いか?」

「はい、ヤクモ様」

「賛成よ、ヤクモ」

「じゃあ、旅に必要な物を補充するか」


 都市を色々と廻り、必要な物等を補充して、屋敷に戻り、明日、出発する事を伝えた。


 翌日の早朝に出発して、街道を爆走した。


 そして、普通の馬車なら3日目の午前中に到着する距離を、午後3時頃に王都のトレベーガに到着した。


 リンやアリシアにも、道中に言っていたのだが王都の面倒臭いイベントに捕まりたくないからと伝えて、本来なら無視する予定だったのだが、運命の神がテンプレというトラップを仕掛けていた。


「こうして、ヤクモ様と一緒に居られるなんて夢のようですわ」

「はぁ……」


 運命の神が仕掛けたテンプレなトラップとは、女性の悲鳴だよ。


 王都まで普通の馬車なら30分の所で、8匹のオークに襲われている馬車が居た。

 流石に無視は出来なかったから助けたら、馬車の中には、交流会でハニトラ要員として来ていた侯爵令嬢の「レイエール=デルア=ルガンテ」だった。

 そして、オークに襲われた原因が、モンスターを引き寄せる匂い袋が、馬車の腹の部分に取り付けられていたからだ。

 因みに、何故、王都の外に出ていたかと言うと、この王都の近くに綺麗な湖が有って、そこにピクニックの下見に行っていたらしい。


 ……貴族は、味方も敵も直ぐに出来るからなぁ。


 当然、彼女に聞いても「該当数が多いから分かりませんわ」という御言葉を頂いた。


 結果、彼女の家紋で王都の貴族門から時短で通過して、そのまま彼女の屋敷へ……


 先触れを出したお陰で、屋敷の皆さんからは大歓迎されたし、多分、王族が来てもこれほどの規模の歓迎はしないだろうな。


 そして、気持ちも考えも分かるが、夕食後に客室へ案内されたが、適当な理由を付けて、リンとアリシアの客室は同じ階だが離れていた。

 だから……


「リンとアリシアは、俺と同じ部屋で良い」

「ヤクモ様。それでは……」

が、同じ部屋で良いと、言っているのだが聞こえなかったか?」

「……いえ」

「それなら、問題は無いだろう?」

「……はい」



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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