……マジ?
スカウターは、楽です!
アレクが呼び鈴を鳴らすと、1分後にメイドが入ってきた。
「お呼びでしょうか?」
「此方のお二方を、中庭の薔薇園へご案内を」
「畏まりました。どうぞ、付いて来てください。ご案内させて頂きます」
これで話せるな。
「腹を割って話そうか」
「……まさか!?」
「管理局の白い魔王。夢を見ていました。神を見せてやる」
「あの魔砲戦は凄いよな。結局、アニメの後日談の小説は途中までしか読んでないんだよな。神ならオシリス派だ」
「ネタの意味が分かるという事は?」
「ああ。天地○闘の構○は練習中だ」
「俺もだ」
此処で、俺とアレクは固い握手をした。
「こんな形で、前世の同郷の人に会えるとは思わなかったな」
「それは此方の台詞だ。アレクは主人公系転生か? それとも、モブ系転生か?」
「麗しい魅惑的な美女神様や、のじゃロリの可愛らしい幼女神様にも会えなかったから、モブ系転生だな。そっちは?」
「オーバー○ードと全く同じだな」
「……ちょっと待てや!」
「どうした、語尾が乱れているぞ?」
「アレと全く同じという事は?」
「ああ。とあるオンラインゲームで、俺は深淵並みの廃課金者で、NPC達が自我を持っているし、本拠地ごとだ」
「……マジ?」
「ああ、マジだ。しかも、ちょっと前に、俺に加護を与えた者達との邂逅を果たした。因みに、加護の称号名は天津神の愛し子だ。因みに邂逅を果たしたのは、三柱だ」
「……はぁ!?」
そりゃあ、驚くよな。
普通なら転生先の創造神とかだもんな。
「まあ、三柱と言っても分御魂、つまりは分身体だがな」
「彼の悪魔な『猫』みたいに世界征服なんて……」
「勿論、考えていない」
「そっか。」
後、この城塞都市セゴビアルの領主の息子なら、伝えといた方が良いよな。
「俺の本拠地がある国がアルディーノ王国なんだが、今の国王はまともだ」
「……やっぱり、面識が有るんだな」
「幼馴染みポジションのアリシアが辺境伯令嬢だからな」
「だから、お嬢様か」
「まあな。そっちの国王は?」
「聞いた限りは、まともだと思うな」
「それなら、ユ○やブ○ータスには注意しような」
「そうだな。きっと運命が、王国イベントを強制発動するだろうし」
「まあ、俺は王国イベントもだが、更に2つ消化したな」
「どんなイベント?」
「王国のクーデターと、本拠地近くでスタンピードと強敵対決だな」
「スタンピードは、やっぱり異世界転生のあるあるだよね~」
「そうだな」
「次の強敵対決は……え!? あの彼と同じ様な状態のヤクモが強敵呼び! もしかして……」
「災害級ザカリアスの単独討伐」
「アレ、ヤクモか! やっぱりな~。アレ、オレも狙ってたんだよな。ザカリアスは強かった?」
「まあ、それなりにな。指輪を外したしな」
「指輪?」
「この右中指の指輪を外すと、重力100倍と、幽白の呪○錠『修の行』の解放状態になる」
「うわ~」
「解放状態で、3割程で居合を放ったら、ザカリアスの首が斬れて、孤独なヒーローとイケメンな弟子の決闘の時みたいに、空の暗雲が目視出来る範囲で裂けた」
「そうか。そうなると、災害級や天災級に指名されたモンスターは残り6体か」
「場所が分かるのか?」
「ああ。場所だが……」
それからも話が弾み、気が付けば夕食の時間が迫っていた。
結局、そのまま夕食をご馳走になり泊まる事になった。
アレクにお願いして、宿屋に連絡を頼んだ後、アレクが監修した日本のホテル仕様の風呂に入り、俺達に用意された部屋には、ベッドが1つでキングサイズだった。
さてはアレク、翌日に、あの台詞を言うつもりだな。
翌日、予想通りで「昨日は……」を言われた。
昨夜は、まぁリンは普段通りだったが、アリシアがかなりテンパって混乱していた。
そんなアリシアにリンが何か耳打ちすると、途端にアリシアの混乱は収まり、多少ぎこちないが、仲良く3人で寝る事になった。
……ただ、俺が真ん中になるのは、アリシアから言われた決定事項だった。
2人の抱き枕になりましたが、何か?
朝食を美味しく頂いた後、お互いの実力を確かめる為に、森に行く事になったが、アレクの方にも同行者達が居た。
「初めまして。アレク様のお目付け役兼密告役の専属侍女のメリナでございます」
「初めまして。護衛の騎士アロンだ」
「初めまして。護衛の魔術師メロンです」
「改めて。俺は、冒険者のヤクモだ」
「初めまして。ヤクモ様の奴隷でリンです」
「初めまして。冒険者仲間のアリシアよ」
まあ、地元の領主の息子だから専属侍女も分かるし、護衛が付くのも分かるが、侍女メリナの「密告」が引っ掛かる。
それ、本人達の前で言うか~。
つまり、既にアレクは「色々(・・)」とやらかした後、という事だろうな。
アレクを見ると、目を逸らされた。
そして、名前が「メロン」って……
セクハラになるから言わないけど、名は体を表すとは良く言ったものだ。
見事な厚い胸部装甲だ……
そんな感じの自己紹介の後、俺達とアレク達は森に向かっている。
「なあ、アレク」
「何だ、ヤクモ」
「自身のスカウター的な数字は幾らだ?」
「多分、300は超えていると思うがヤクモは?」
「その年でもう300を超えているのかぁ。俺は、多分だが4000は超えていると思うな」
「桁違いだな」
「まあ、廃課金の極値だったアバターだからな」
リン達やメリナ達が離れて付いて来ているから、出来る話をしながら南側の森に到着した。
「さあ、狩りを始めようか」
順当に、お互いが襲ってくるモンスターを狩り、時間が来たから昼食を取る事にし食べ終わると、再び狩りを再開した。
そして、そろそろ帰ろうかという時に、テンプレなイベントが発生した……
厳しくも温かいメッセージを待っています!
そして、星の加点をお願いします。
元ネタ
管理局の白い魔王→リリカルな○はの「な○は」
夢をみていました→スクラ○ドの「カ○ミ」
神を見せてやる→遊戯○「カ○バ」




