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……純白も良いが、赤いのも良いな。

カリア、移籍!?

 

 サンビルの街に戻る時は、夜も爆走する事で1日半で到着した。

 早速、商人タヌキ共を衛兵に突き出して説明した。

 身分証代わりの以前貰った「王家の短剣」を隊長に見せたら、きちんと覚えていたみたいで、「息子は誠実らしいので、後はやっておきます」と言われて直ぐに解放された。

 俺達は、返す刀で再び出発したのだが、同じ道を通るのは面白くないから、違う街道を通る事にした。


 カリアが、爆走に恐怖して拒絶するから約時速40Kmで進む事にした。

 当然、魔改造フルチートした馬車だから、このくらいの速さなら大丈夫だ。

 リンとアリシアは平気なんだがなぁ。


 カリアの希望で野営をする事になったのだが、食事中に、無粋な盗賊共りんじしゅうにゅう13人が俺達を囲う形で現れた。


「命が惜しければ武器を捨てろ」


 俺は、無詠唱で、氷矢アイスアローを盗賊共全員の両肘両膝に3本ずつ放った。


「「「「「「「「がっ……」」」」」」」」


 盗賊共りんじしゅうにゅううめき声が五月蝿うるさいから沈黙魔法サイレンスを掛けて静かになった所で食事を再開した。

 食べ終わると、痛みを増加させる薬を塗ったアイスピックを持って、笑顔で平和的にアジトの場所を聞いてみた。


 ……8分後には処理が終わり、食後の運動と言わんばかりに、俺とアリシアはアジトに向かい、留守番共を処理して、金銀財宝ちょきんばこを回収してアジトを物理的に潰してリン達の所に戻った。

 因みに、囚われた人は居なかった。


 結界を張り就寝した翌日、朝食を食べた後、出発したのだが、俺は左頬に紅葉を付けて御者席に居た。

 実は、本当に事故なのだが、アリシア達の着替えを見てしまい、アリシアから紅葉を貰った。


 ……純白も良いが、赤いのも良いな。



 馬車で移動する事2日が過ぎ、目的地の城塞都市アカルビアに到着した。

 因みに、普通の馬車なら9日以上掛かる。

 さて、この城塞都市は更に北西に行くと、隣国「トレベーガ」に対する交流交易の玄関口であるのと同時に、城塞都市という名前で分かる通り、戦争時の最初の防衛ラインとなる。

 因みに、その隣国が元Sランク冒険者の屋敷がある国な。

 それと、長い歴史の中で、国境は綺麗な真円や正方形にはなっておらず歪な形になっている。

 だから、辺境伯という爵位と立場は、東西南北に一家ずつしか居ない。

 それ故に、それ以外は城塞都市となる。


 先ずは、無用なトラブルを避ける為に普通に一般口から門を通り、冒険者ギルドに向かい到着した。

 それは、盗賊共の討伐報酬と、良い宿屋を紹介して貰う為だ。

 それと、カリアを受け入れてくれる可能性が有る女性冒険者パーティーが幾つかあるらしいので、明日も冒険者ギルドに行く予定だ。

 盗賊共の討伐報酬は金貨7枚だった。

 紹介された宿屋は当たりで、これが日本なら最低でも星が付くレベルだ。

 宿屋に馬車を預けて散策する事にしたのだが、流石は城塞都市だ!

 活気もあり、品揃えも豊富だ。

 これから出会う気に入った奴にあげるのも良いかと思って武器も色々と買ったし、リン達3人にも、宝飾品等を買ってプレゼントした。

 3人共、喜んでくれたよ。

 勿論、食に関しても良かった。

 ついつい沢山の買い食いをしてしまった。


 その後、カロリーを消費する為に冒険者ギルドに行って訓練場に行き軽く汗を流した。

 カリアも、此処までの道中でしっかり鍛えたから、他のパーティーに行っても充分にやっていける実力になったと思う。


 ……宿屋の夕食も星1以上だった。


 翌日、朝食後に冒険者ギルドに到着すると、2組の女性冒険者パーティーが待っていた。


「ヤクモ様。此方の2組の冒険者パーティーがカリア様を受け入れても良いと言っている方々です」

「Cランクの銀翼シルバーウィングのリーダーでアマリアよ」

「同じくCランクの青鳳ブルーバードのリーダーでリリーナよ」


 銀翼シルバーウィングが、女性4人のパーティーで、外見で判断すると、剣士に槍戦士に盾戦士に魔術帥になる。

 青鳳ブルーバードが、女性5人のパーティーで、外見で判断すると、剣士に槍士2人に回復術師に、もう1人がエルフだから斥候を兼ねた精霊術師かもな。


 回復術師のカリアが銀翼シルバーウィングに入れば、良いバランスとなり安定したパーティーになるな。

 青鳳ブルーバードの場合は、盾士が無しの前衛が3人居るから怪我等も多いだろうから回復術師がもう1人増えればパーティーとしての負担が減る。


 どちらに入ってもカリアならやっていけるな。


 部屋を2つ借りて、それぞれに銀翼シルバーウィング青鳳ブルーバードが入り、各々の部屋でプレゼンをして貰った。

 俺やリンやアリシアは、基本的には聞き手に回り、質問されたら答えた。


 どちらもカリアの実力を知り、是非、私達のパーティーに入って欲しいと言われて、真面目に考えた結果、カリアは銀翼シルバーウィングに加入する事を決意した。

 そして、青鳳ブルーバードも負け惜しみと応援を兼ねて「そのパーティーを辞めたら来なさい。待っているわ」と言って冒険者ギルドを後にした。


 その後は、ギルドでパーティーの変更等の手続きを終わらせたら、俺達と銀翼シルバーウィングで近辺の森に行き、実際に実力を見る事にした。


 森に入り、ゴブリンやフォレストウルフが現れるが、前衛の2人が蹴散らす。

 そして、オーク1匹が現れると、先ずは剣士「アマリア」と槍戦士「マリー」が先行して戦い、盾戦士「トニア」が2人の戦いを分析しながら追い付き、盾戦士がタンクをやり、槍戦士が下がり後衛の守りに入り、剣士が攻撃して、その合間に魔術師「ベルタ」が魔法攻撃を放つ。


 ……いパーティーだな。


 オークとの戦闘が終わるとカリアの出番だ。

 盾戦士トニアが負傷しているから回復魔法ヒールを掛ける。

 すると、綺麗に治療され跡も残っていない。


「凄いな! これなら充分だよ!」

「良かった」

「改めて言うわ。ようこそ、私達『銀翼シルバーウィング』へ!」

「カリアです! 回復術師です! よろしくお願いします!」


 この後は、カリアも参加しての戦闘を繰り返して、回復魔法が必要の無い時は、司令塔もこなしパーティーに貢献していた。


 そんな中で「やっと出番や~!」と言わんばかりに、Bランク上位のモンスター「赤牙虎レッドファングタイガー」が現れた。

 名前の由来は、血で濡れている訳でもないのに、上下の犬歯が赤いからだ。


「「「「え!?」」」」



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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