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所で、リンちゃん。先程から酷くないか?

ヤクモ、やっちゃいます。

 

 俺は召喚の腕輪から、ERエレメンタルレアの「炎の魔神イフリート」を召喚した。


「イフリートよ、焼き払え!」


 煉獄魔神イフリートの灼熱の炎が、ゴブリンの群れの8割を焼き払った。


「召喚! 水の魔神ウンディーネ!」


 そして、召喚の腕輪から、同じクラスの「水の魔神ウンディーネ」を召喚した。


「ウンディーネよ、押し流せ!」


 ウンディーネが、右のてのひらを上に向けると、3cmの水球を生み出し、その水球がゴブリンの大群に向かって放る。

 すると、水球はどんどん大きくなり、ゴブリンの大群に到着する直前には大氾濫した鉄砲水となって既に焼死したゴブリンと、生き残ったゴブリンから1割を斜め奥へと流していった。


 ついでに言うと、森林火災が発生していたが、このウンディーネの攻撃で、爆鎮完了!


「ヤクモ様……」

「ヤクモ……」

「ヤクモ君……」

「召喚! 氷の魔神セルシウス!」


 更に、召喚の腕輪から、同じクラスの「氷の魔神セルシウス」を召喚した。


「セルシウス! 静謐せいひつなる凍結を!」


 セルシウスは、左のてのひらを上にして、息を吹き掛けると、その吐息は吹雪となり、オークの9割を完全に凍らした。

 俺は、召喚の腕輪を「蔵」に仕舞うと、魔法を唱えた。


飛翔フライ!」

「はぁ……やはり、ヤクモ様ですね」

「え!?」

「嘘……」


 俺達は、飛翔フライの効果で浮上し残ったオーガの群れに向かって翔んだ。


 所で、リンちゃん。先程から酷くないか?


 そして、俺達は、オーガの群れの前に到着すると、リンとフローラは俺の意図を察して戦闘態勢を取った。

 アリシアは、周りを見て、慌てて同じ様に戦闘態勢を取った。


「大丈夫よ、アリシア。貴女の反応は、遅くないわ」

「は、はい」

「それで、私達をこんな危険な場所に連れて来てどうするつもりなのかしら?」

「勿論、モンスター討伐だ」

「……でしょうね」

「ヤクモ様。せめて、1言くらいは声を掛けてください!」

「善処する」

「ヤクモ様?」

「冗談だよ、冗談」

「全く……」


 都合良く、2割ぐらいのオーガは、流れのまま都市の方に向かっているな。


「リンは5匹な」

「はい、ヤクモ様!」

「アリシアは1匹で、フローラは8匹な」

「私も!?」

「当たり前だろ。冒険者になるんだろ?」

「そ、そうよ! 任せてよ、オーガの1匹ぐらい楽勝だわ!」

「フローラは、アリシアを見ながらでやってくれ」

「……分かったけど、残りは?」

「勿論、残ったオーガは全て俺が討伐する」

「はあ!? 無理よ! 私でさえ、同時には9匹が限界だわ! 残りは何百匹居るか分からないのよ!」

「大丈夫」

「……! そうね。先程の召喚があれば……」

「言っとくが、もう召喚は使わない」

「……もう1回、言ってくれるかしら?」

「後は、俺自身の手で討伐する」

「正気の沙汰じゃないわ」

「ほい」

「何?」


 俺は、白い硬貨をフローラに向かって投げ、その白い硬貨をフローラは受け取る。


「受け取ったな。それじゃあ、これからの俺の戦闘内容は秘匿な」

「な!?」

「受け取った以上は守れよ」

「……分かったわ。それなら、その異常な自信の根拠を見せて貰うわよ」


 そして、俺達のオーガ戦が始まった。




 アリシアside


 まさか、ヤクモがあんなに桁違いの符術召喚を行うなんて信じられないわ!

 しかも、あんな強力無比な召喚獣を……


 更に、ヤクモだけで、スタンピードの8割以上を壊滅させただけではなく、私達をも「飛翔フライ」で連れ出して、まだ無事なオーガの大群の前に降り立った。


 リンやフローラ先生が武器を抜き構えたから、私も慌てて構えたわ。

 臨機応変な判断は間違ってなかったみたいで、フローラ先生に褒められたわ。


 ……私も、1匹とはいえ、オーガの討伐を!?


 やってやるわよ!


 ……はい!?


 ヤクモが、残ったオーガ全てを討伐する!


 ……いいわ!

 見せて貰おうじゃない!

 未来の私の……になる男性ひとの実力を確かめさせて貰うわ!




 リンside


 私なりに重く覚悟を決めたつもりでしたが、まだ軽かったみたいですね。

 あの日に見たヤクモ様の「実家」を見て、ヤクモ様は私では想像出来ない「力」を持っていると、確信していましたが、まさか、これ程とは……


 ……まあ、アリシア様の様子を見ながら、ヤクモ様の指示通りにオーガの討伐をしますか。




 フローラside


 ……何者なの、彼、ヤクモ君は!?


 誰にも知られる事もなく、これ程の実力者が居たなんて!


 ……しかも、まだ子供じゃない!


 そして、私は夢を見ているのかしら?

 都市の1つや2つなら軽く廃墟にするスタンピードの大群を、符術召喚獣の3体で壊滅に近い状態にしたわ! 

 しかも、魔神を召喚するなんて!?

 1体だけでも、大陸の国家全ての歴史に名を残す様な魔神召喚を3体……


 更に、本来なら、個人にしか適用されない「飛翔フライ」を私達も適用するなんて、聞いた事が無いわ!


 ……そして、最後は「異常」という言葉が可愛く感じる狂言をヤクモ君は言ったわ。


「残ったオーガは全て俺が討伐する」


 ……って。


 だから、私は魔神を連続で召喚をした実力は認めるわ。

 だからこそ、Aランク冒険者である私の前で言ったヤクモ君の大言「残ったオーガは、全て俺が討伐する」が、真実か見せて貰おうじゃない!




厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。


イフリートだけ、名前が分かれたけと、……良いか!

イフリートだし。(笑)


召喚カードのレア度のN、R、SR等の説明(低い順)

下級→「Nノーマル

中級→「Rレア

上級→「SRスーパーレア

聖遺物級→「URウルトラレア

精霊級→「ERエレメンタルレア

伝説級→「LRレジェンダリーレア

幻想級→「FRファンタズマレア

神話級→「GRゴッズレア


……です。


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― 新着の感想 ―
[気になる点] なろう系あるあるですが、最上級って最も上級つまりは一番上の等級という意味合になるので最上級の上に他のランクがあると日本語としておかしくないですか?特級とか超級とかの上級より上ってわかる…
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