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オークション開催です! 

オークションが開催されましたが……

 

 オークション開催の当日だ。


「皆様、お久しぶりでございます。

 初めての方、初めまして。

 いよいよ、オークションの開催です!」

「「「「「「「「「「おおおーーー!!!」」」」」」」」」」




 オークションは3日続けられる。

 初日は遺跡から発掘された物や、アンティークや絵画が出品される。

 2日目は、冒険者関係が出品される。

 内容は、高位冒険者関係の品だったり、貴重な薬草や希少なモンスターだったり、貴重な魔石だったりする。

 そして、最終日の3日目は、奴隷だ。

 最初は犯罪奴隷の男性で、次が犯罪奴隷の女性だ。

 次が借金奴隷の男性で、次が借金奴隷の女性だ。

 最後は、特殊奴隷の男性で、次が特殊奴隷の女性だ。

 因みに、犯罪奴隷とは、敗戦国の人達や、重犯罪を犯した人達がなる。

 もう少し詳しく言うと、敗戦国の人達で、身分が平民や商人とかがなる。

 貴族以上は特殊奴隷になる。


 次の借金奴隷は、名前のまんまで、借金が返せなかった人達がなるが、たまに、騙されて借金を背負った人や、拐われてグレーな奴隷商に奴隷にされて、幾つかのそんな奴隷商を廻り正式な奴隷にされる場合がある。


 最後の特殊奴隷は、基本的には貴族以上が特殊奴隷になるのだが先に男性の特殊奴隷で、次が女性の特殊奴隷だ。

 後、神殿を追放された女神官や偽物認定された聖女が特殊奴隷になった例がある。


 ……所で、その偽物認定された聖女は本当に偽物なのだろうか?

 もしかしたら、ラノベの異世界恋愛系ざまぁみたいに、冤罪とかで追放された本物の聖女だったりしてな。


 ちょっと話が戻るが、会場に入った時に名前と身分確認をされた後に俺もリンも仮面を渡された。

 他の会場入りした人達全員がしているから必要な事なのだろうから、多分、此処では表の身分を忘れようと、いう事だろう。


 因みに、俺達に渡された番号は「11番」だ。


 ……もしかして、この番号は「一般枠」の最初の番号じゃねぇの?


 カルザール侯爵、やり過ぎやー!


 ……疲れた。


 会場に入った俺とリンは、渡された番号の席に座るが、最前列の次に良い席で、ステージが良く見える。


 それと、カルザール侯爵家関係は参加が禁止らしく、欲しい物が有った場合は、代理人を立てる必要があるらしい。


 それと、競売の時のお金の上げ方は、金貨で表すみたいで、「白金貨1枚」ではなく、「金貨100枚」となるらしい。


 ……と、オークションの基本的な知識を、周りの人達が言っていた。


 もしかして、周りの人達は「さくら」か!



 天の声

 実は、初めての参加者の周りに居る人達は、オークションスタッフからアルバイトを受けていて、オークションの基本的な知識を伝えるのが仕事で、このアルバイトを受けるとオークションで買った商品から1割引きのサービスが付く。



 そして、オークションが始まったのだが、大体金貨20枚から90枚ぐらいで売られている。

 やはり、絵画とかアンティークは趣味人の枠という事だろうか。


 しかし!

 最後の方は空気が変わった。


 まあ、俺が出した出品だ。

 俺が出した外見だけの「剣」や、技術だけは現代の日本仕様の「宝飾品」が、最安値でも金貨700枚以上で売れていった。

 そして、合間合間に、「あの宝飾品を買ったのは○○国の○○公爵夫人!」とか、「あの剣を買ったのは○○国の○○近衛騎士団長!」とか言っている。


 ……初めてだけどさ、仮面の意味を考えようよ。


 結果発表ー!

 オークション側に1割引かれたが、俺が出した出品の合計売上は、白金貨2530枚となりました!


 ……ねえ、笑って。


 こんなに狂気を孕む金額になるとは、思っていなかったんです!

 信じてください、刑事さん!


 嗚呼、前世で稼いだお金の100倍近くを1日で稼いでしまった!

 隣に座っていたリンも、口からリンの魂が見えるぐらいに放心している。


 初日が終わり、俺とリンは、会場奥の個室に案内されて、今日の売上金を受け取った。

 俺もオークションスタッフも、引き吊った顔をして、俺とリンで頑張って枚数を数えたよ。


 翌日の2日目は、一応参加したけど、特に欲しい出品は無かったな。


 そして、最終日の3日目が来た。


「会場の皆様、大変長らくお待たせしました!

 オークション最終日です!」

「「「「「「「「「「おおおーーー!!!」」」」」」」」」」

「最初の出品は犯罪奴隷の男性からです」


 特に興味無し。


「次は犯罪奴隷の女性です」


 ハーレムには興味が有るけど、アクション系女優はパスだな。


「次は借金奴隷の男性です」


 当然、パスだな。


「次は借金奴隷の女性です」


 ナルディアの妹は、この借金奴隷かな?

 しかも、エルフだから最後かもしれないな。


「借金奴隷の最後を飾るのはエルフです!」

「「「「「「「「おおおーーー!!!」」」」」」」」

「とある人族と交流していましたが、その友人が借金をしてしまい、助ける為に連帯保証人になりましたが、期日までに借金が返せず、エルフである彼女も借金奴隷になりました。そんな心も美しきエルフを金貨100枚から!」

「金貨200枚」

「金貨250枚」

「金貨300枚」

「金貨……」


 ……何、その嘘設定は?


 まあ、前世でも公務員になれたのに、犯罪に手を染めた人が沢山居たからなぁ。


 彼女、ナルディアに似ているから、妹のアルディアだと思って買うか。


「金貨800枚」

「金貨1000枚だ!」

「金貨1100枚」

「金貨1500枚だ!」

「……」

「金貨1500枚が出ました! 他に居られませんか? ……では、11番が落札です!」

「「「「「「「おおおーーー!!!」」」」」」」

「これにて、借金奴隷は終了しました。少し休憩とします。皆様、最後の特殊奴隷の競売が始まる前に席に着くようにお願いします」


「おい!」

 

厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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