……そうですね。ヤクモ様ですものね
遂に目覚めた魂!(笑)
20階層までは、ベーシックな洞窟型だったが、降りると途中で踊り場が有り、その奥に転移陣が有る部屋が有った。
そのまま最後まで降りて、洞窟を出ると草原が広がっていた。
しかも、太陽有りで!
多分、この太陽もダンジョン不思議の1つだろうなぁ。
「草原という事は、ラビット系やスネーク系が出るかもしれないから、足元を注意しながら進もう」
「はい、ヤクモ様」
25階層まで、全て草原フィールドで、出たモンスターは、ブレイドラビット(角の部分が剣になっている)や、ポイズンスネークや、バーサークボア等が出現したが、油断すると「ネックレスラビット」が襲い掛かってくるから面倒だった。
この「ネックレスラビット」は、隠密のスキルを持ち、背後からいきなり襲い掛かって頭の剣みたいな角で首を切断する恐ろしいモンスターだ!
新人やベテラン関係なく、毎月犠牲者が絶えないらしい。
キィン!
「ギャ……」
そのネックレスラビットが襲い掛かって来たけど、魔力探知で分かっていたからタイミングを合わせて剣で弾いて、動けない空中にいる間にリンが一閃して魔石に変えた。
「あ、ドロップアイテムも出た!」
「良かったですね、ヤクモ様」
「ああ! ドロップアイテムは、また『ネックレスナイフ』か」
「まあ、投擲用にも使えますし」
「そうだな」
25階層のボスは、シルバーウルフとホワイトウルフ8匹だった。
次の30階層までは、全て森林フィールドで、出現したモンスターだが、ビックスネークに、ファングボアに、レッドウルフで、近辺の森林で出現するモンスターの1ランク上のモンスターが出現していた。
30階層は、ボス部屋まで森林フィールドで、ブラッディタイガーとトレント7匹だった。
次の31階層からは、フィールドが墓場だった。
当然、出現するモンスターは「アンデット」系で、35階層のボスは、レッサーヴァンパイアとグール8匹だった。
次の36階層からもフィールドは墓場で、最底辺の雑魚がグールとなり、ガーゴイルとかも出現して40階層のボスは、リッチとブロンズガーゴイル5匹だった。
因みに、俺もリンも接近戦をしたくないから、魔法攻撃だけで攻略した。
リンは、氷矢を放ち、俺はオリジナル魔法の雷撃弾で瞬殺していった。
それと、炎系と風系と土系魔法は、倒す時の匂いが笑えない為に封印した。
後、雷撃弾でも匂いがするが、長距離射撃が可能な為、2体目からは大丈夫だ。
41階層からは、フィールドが神殿系になり、出現するモンスターはスケルトン系となり、45階層のボスはミノタウロスとソルジャースケルトン5匹だった。
46階層からも、引き続き神殿系で、出現するモンスターも武装したスケルトン系だった。
50階層のボスは、ゴールデンレオンだった。
そして、俺とリンの武器が歯が立たなかった為に、仕方なくリンには補助に回って貰い、俺は第7位階魔法を放った。
「烈光轟雷!」
「Ga……」
「圧勝!」
「や、ヤクモ様?」
「どうした、リン」
「い、今の魔法は?」
「第7位階魔法」
「第7位階魔法ですか!?」
「ああ」
「た、確かに、私も第4位階魔法を使えますが、まさか、前人未到の第7位階魔法を使えるなんて……」
「リン」
「は、はい、ヤクモ様」
「以前に言っただろ」
「何を?」
「俺はリンが思っている以上に強いって」
「そうでした。私のご主人様であるヤクモ様はデタラメでした」
「あの~、リンさん?」
「……そうですね。ヤクモ様ですものね」
「リン?」
「はい、ヤクモ様」
「大丈夫か?」
「はい、大丈夫です」
「それなら良いが」
「ヤクモ様、宝箱を開けてみましょう」
「ああ」
宝箱を開けると、ゴールデンレオンの魔石と牙と爪と皮が入っていた。
因みに、これまでのボス討伐後の宝箱の中身は、ゴブリン系はポーションで、25階層のボス討伐後の宝箱の中身はシルバーウルフの魔石と毛皮だった。
30階層の宝箱の中身はブラッディタイガーの魔石と牙と爪と毛皮で、35階層の宝箱の中身はレッサーヴァンパイアの魔石とポイズンナイフだった。
このポイズンナイフは、切り付けた対象に低度の毒を与える武器だ。
さて、40階層の宝箱の中身はリッチの魔石と外套で名前が「漆黒の外套」だが、効果は光以外の全ての魔法に対して低度の耐性を持っていた。
次の45階層の宝箱の中身はミノタウロスの魔石と雷属性が付与された戦斧だった。
俺とリンは確認する意味で、51階層に降りてみたが、湿地や沼地だった為に止めた。
俺とリンは転移陣でダンジョン出入り口に転移して、冒険者ギルドに行き、シルバーウルフの毛皮とリッチの魔石と漆黒の外套とミノタウロスの魔石以外の全てを売った。
買取価格は、合計で白金貨58枚に大金貨9枚に金貨3枚となった。
特に41階層から50階層の魔石が高額買取だったのだが、俺の廃課金者の魂が目覚めた。
俺はオークションに参加するが、欲しいと思った出品は全て買いたい!
……そこで、俺は41階層から50階層の周回を決意したのだ!
しかも、ご都合主義で、50階層突破者は、次回から踏破した階層の中で好きな階層から行けるみたいだ。
まあ、俺達のスタート地点は41階層からになるがな。
翌日からは、周回マラソンが始まった。
リンも、これを機に周回マラソンに慣れて貰いたいと思っている。
……と、言ってもリンに、デスマーチやブラックを経験させるつもりは無いから、1日出たら、次の日は休みにした。
こうして、周回マラソンをしながら、途中で新調したリンの新装備の具合を見ながらオークション前日まで続けた。
残念ながら、ナルディアの妹「アルディア」は見つからなかったから、やはり、オークションに出品されている可能性は高いな。
幾ら、オークションが開催される地を治める領主のカルザール侯爵でも、オークションの出品を事前に確認する事が出来ないらしい。
そして、オークションは開催された。
厳しくも温かいメッセージを待っています!
そして、星の加点をお願いします。
因みに、シルバーウルフの毛皮は、リンの寝間着となりました。




