俺は、Sランク冒険者のヤクモだ
あのシーンはイケます!
……うん。
城塞都市をホームにする冒険者は違うな。
しかも、近場にダンジョンが存在するから尚更だな。
上手く連携しながらワイバーンを順次討伐している。
俺達は、俺とアリシア達でチームを分け、ワイバーンを討伐している。
「雷撃弾」
俺を喰らうとするワイバーンに対して、雷撃弾で眉間撃ちをして、死んでも勢いは止まらないから、俺に向かって来る死亡したワイバーンに触れ、「蔵」に仕舞う。
「「「「「「……!?」」」」」」
周りから見たら、俺に向かって来るワイバーンが、いきなり意識不明になり、勢いのまま俺に突っ込み、俺に当たる瞬間にワイバーンが消えるという状態になっている。
アリシア達も、上手く連携しながらワイバーンを討伐しているが、エレナとソフィアを囲む様な陣形を取り、アリシア、リン、マルティナ、アリスが前衛を担当している。
因みに、ワイバーン回収役はエレナが担当していた。
……今更だが、やはり災害級ザカリアスから作った武器は凄いな。
正に、熱したナイフでバターを切るみたいに、それなりに硬い鱗を持つ筈のワイバーンをバッサバッサと斬っていく。
当然、周りの冒険者達は、顎関節が外れたかの様に、口を大きく開けている。
そんなお笑いな場面があったが、無事にワイバーンの群れの討伐は終了した。
軽傷者多数、重傷者2名、死亡者無しで終わったから、上出来じゃね。
2日後、冒険者ギルド内で報酬が支払われたが、授賞式みたいにされて俺達も晒された。
俺とアリシア達が分かれて討伐したから、別々に報酬が支払われた。
その結果……
「前衛を担当しながらも攻守を上手く制御した判断力は素晴らしかった。是非、私のチームに入らないか?」
「君の素速い動きは見事だった。是非、私のチームに入らないか?」
「その流れる様な盾捌きは見事だった! 是非、私達のチームに入って守って欲しい!」
「君の魔法弓の命中率は素晴らしい!
是非、ボクのチームに入らないか?」
「おれ達のチームは、回復系が弱いんだ。
是非、チームに入って欲しい!」
「縦横無尽な槍捌きは見事の一言だ!
是非、私達のチームに!」
こんな感じで、アリシア達は熱心な勧誘を受けていた。
そしてアリシア達は……
「「「「「「お断りします!」」」」」」
当然……
「「「「「「「「何故だ!」」」」」」」」
……となり、アリシア達は説明した。
更に、俺が災害級ザカリアスの単独討伐者のSランク冒険者ヤクモである事を黙ったまま。
そうなると……
「「「「「「「「決闘だ!」」」」」」」」
……になる訳だ。
俺も、アリシア達の悪戯に便乗して、俺が「誰」かを教えないまま条件付きで決闘を受ける事にした。
その条件とは、決闘参加者、及び、その仲間全員が、先払いで1人金貨1枚出す事。
まあ、気持ちは分かるから決闘は受けるが、リーダーである俺に筋を通さないから罰金を徴収する事にした。
因みに、ワイバーンの群れの討伐参加者は、Cランク以上の冒険者達は、ワイバーン討伐の成功不成功を問わず1人金貨3枚が与えられている。
また、Dランク以下の冒険者達にも、大銀貨1枚を与えられている。
チャリチャリ~ン!
合計金額が金貨45枚となった。
皆様からの、善意溢れる投げ銭、ありがとうございます!
このお金で、アリシア達と美味しい料理を食べたいと思います!
冒険者ギルドの訓練場に移動して、ギルドマスターから決闘のルールを説明された。
決闘に使う武器は面倒臭いから自前で、魔法も有りにした。
ギルドマスターは、俺が「誰」か知っているから文句を言わなかった。
いよいよ、始まる時に言ってやった!
「そういえば、まだ自己紹介がまだだったな」
ギルドマスターは、「今、ソレを言う!?」と思っている顔をしていた。
「俺は、Sランク冒険者のヤクモだ」
向こうの反応は……
「え、まさか!?」
「本物か?」
「Sランク冒険者!?」
「ウソだ!」
何人かが、ギルドマスターに顔を向け、ギルドマスターは悲痛な顔をして頷いていた。
すると、頭も優秀な冒険者達は、大人しく決闘を辞退した。
そして、頭の中身とランクが釣り合っていない馬鹿は粋がる。
「偽者だ!」
「そうだ!」
「こんなガキが、最高位のSランク冒険者な筈は無い!」
諦めたギルドマスターは、決闘の開始を宣言すると同時に、多数の魔法攻撃が放たれた。
正直、無防備に受けても、眉毛さえ焦げる事は無いが、それでは面白くない。
そこで、「悪いな。此処は……通行止めだ」と言っていた黒い剣士の真似を可能な限りして、刀で全て迎撃した。
勿論、1人だけ違う意味で喜んでいたヲタ女子が居た。
「ありがとう、ヤクモさん!」
アリスは喜び、意味が分からないアリシア達は、頭にハテナマークが浮かんでいる。
後は、気絶する程度に威力を抑えた風乃弾丸を魔法を放った奴らのオデコに撃ち全弾命中だ。
残りは前衛組のみ。
「……バカな!?」
「いつの間に?」
「魔法の詠唱が無かったぞ!」
そして、俺は刀を納刀して、不遜にも無防備に歩き近付く。
「は、バカにするなー!」
1人が吠えて、残った前衛組が釣られて、突撃してきた。
俺は、沖縄の古流武術を使う主人公の正統後継者の兄の様に、2本の腕だけで、向こうからの攻撃を往なし、防ぎ、体勢を崩した所を、ナメ○ク星でのク○ームが受けた様な重い一撃を入れていった。
厳しくも温かいメッセージを待っています!
そして、星の加点をお願いします。




