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……ご馳走さまでした。

新たな仲間が……

 

 愛里寿ありすは真面目なだったから、俺も正直に告げた。


「愛里寿」

「はい、ヤクモさん」

「愛里寿を愛する気持ちは確かにある。

 しかし……」

「……分かっています。私、ヤクモさんの1番じゃなくて良いよ」

「愛里寿?」

「これでも、ヤクモさんを喪った悲しみを乗り越えたんです。それに私は転生して、この世界で生きてきたんですよ。

 だから、前世の日本みたいに奥さんは1人で、それは私じゃないと駄目、とは言いません。

 それに、既にヤクモさんには大切な女性ひとが居ますよね?」

「……良く分かったな」

「予定止まりで終わりましたけど、私、ヤクモさんのお嫁さん候補の最有力だったんですから!」

「ありがとう、愛里寿」

「でも、不平等はダメですからね!」

「分かった」


 内紛は怖いが、楽しい日常が始まりそうだな。


 この後、結界と遮音の魔法を解いて、俺の事も話して雑談に華を咲かした。

 勿論、アリシア達にも転生関係は黙っているように約束した。

 因みに、正式に付き合い始めた頃は、愛里寿は好きな人の趣味という事で、表面的には足並みを揃えてくれていたが、途中からは自分からも幾つかの「底無し沼」を所有する様になった。

 お陰で、今までは返す相手が居ないから自重していたネタ振りが、これからは出来る様になった。


 アリシア達が帰って来て、改めて愛里寿……いや、アリスを紹介した。


「アリスです。皆さん、これからよろしくお願いします!」


 この後は、逆に俺が部屋から追い出されて、アリシア達は女子会を始めた。

 夕食の時間まで、まだ2時間以上ある為、俺はちょっと「華」をでに行った。

 そして、まだ早い時間だったから、上位3名の「華」がフリーだったから、3人共、美味しく頂いたよ。


 ……ご馳走さまでした。



 翌日は、朝一で、ドワーフ国のイポスとテーファの所に転移してアリスの装備品をお願いした。

 どうやら、薙刀術の鍛練は生涯続けていた為、日本でベスト5に入る薙刀術の指導者になっていた。

 だから、武器は薙刀と短刀となった。

 防具も巫女風となり、その上に、衣装の外見を損なわい様な日本甲冑みたいな手足と胸部を守る防具を付ける事に。


 それと、アリスは魔人国で冒険者登録をしていて、既にBランクになっていた。



 午前中はイポスとテーファで時間が埋まり、アリスに間に合わせの装備品を買って、昼食を挟んで、ダンジョン攻略を始めたのだが、流石は実力主義の魔人国の王族なだけあって口を挟む所が無かった。

 しかも、転生者だしな。

 それなら、後は経験値を稼ぐのみと、周回を繰り返した。

 因みに、アリス個人の戦い方は、相手にデバフを掛けながら突撃をして、デバフで弱小化し怯んだ所をズバッとする。

 それと、馬鹿な大学生に「最初」を奪われそうになった事から、股間への攻撃に容赦が無かった。

 ハイオーク相手に、デバフを掛けてからの、遠心力やテコの原理に、身体強化を使ったフルスイングの一撃が股間に決まった時は、俺は大真面目に食らったハイオークの冥福をお祈りしたよ。

 その時のハイオークの悲痛な叫び声は、しびらく忘れそうに無い。


 1週間ダンジョンに潜り続けてアリシア達の連携も再構築し、そろそろ他の街とかに移動しようかと、ダンジョンからの帰りで、そんな事を思っていた時にイベントが発生した。

 因みに、今、大体午後4時だ。


「ワイバーンの群れだー!」


 と、言いながら冒険者ギルドに向かって走っていった冒険者が居た。

 俺達も、冒険者ギルドに向かい到着すると、中に入ってみる。

 すると……


「……分かった。報告、ご苦労だった」


 報告した冒険者は、他の冒険者に酒場の方に連れていかれた。


「聞いていたな。ワイバーンの群れが、こっちに向かって来ている。

 本来なら、城塞都市の騎士様達が防衛するのだが、相手がモンスターである以上は、おれ達冒険者の出番だ!

 領主様から、きっちり防衛費を出させて、騎士様達の特別手当てを横取りするぞ!」

「「「「「おぉー!」」」」」

「Cランク以上の冒険者は、現場に直行だ!

 Dランク以下は、サポートに回れ」


 流石は、国境を守る城塞都市の冒険者達だ。

 緊急時の覚悟が違うな。


 城塞都市から見て西側には、結構立派な山脈があるのだが、どうやら、そこからワイバーンの群れが来ているみたいで、俺達も西側に向かった。

 緊急時を報せる鐘が鳴る中、都市内の非戦闘員や一般人は、店を閉め、帰宅していく。

 そんな中で、西側の門に到着すると、既に50人ぐらい冒険者達が集まっていた。


 依頼帰りの冒険者達も居て、サポートに回っている冒険者に素材等の保護を依頼していたりした。


 そして、太陽が夕日になると、ワイバーンの群れが視認出来る様になった。

 ざっと、30匹ぐらいか。

 冒険者的な常識だと、Cランク冒険者パーティー4人から6人で、ワイバーン1匹が互角としている。

 今、この場にCランク以上の冒険者が何人居るか分からないが、ちょっと厳しいな。

 まあ、俺達が居るからイージーだけどな。

 そして、ギルドマスターが激を飛ばす。


「冒険者共! 美味い酒を呑む為に、腹ごなしを始めるぞ!」

「「「「「「「「おー!」」」」」」」」



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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