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私を忘れたのですか?

本話に、イマイチ意味が分からない単語が出ますが、後書きに説明を書いています。

後、この作品はフィクションであり、東京都に集中する様な店等が、日本全土に広がっている設定です。

 

 ……日本語!?

 ……俺やアレクとかも居るしなぁ。

 しかし、属性盛り盛りだな。

 魔人族の王女、黒髪黒眼、サキュバス系の特徴の角・翼・尻尾の3点セット、ツリ目、低身長、胸部装甲がメロン、第3王女だから妹属性、王族だからカリスマ系オーラ……


 ……え!?


 更に、司会からの説明で、「悪役令嬢系」も加わった。


 既にお腹一杯なのに、決めの属性が「転生者」ですか……


「金貨1000枚」

「金貨1100枚」

「金貨1200枚」

「金貨1600枚だ!」

「ヤクモ!?」

「悪いな」

「ヤクモ様が決められたのなら、私に『否』はありません」

「アタイも」

「私も」

「我が主君の判断に『否』はありません」


 更に高額に……


「金貨2000枚」

「金貨2100枚」

「金貨2200枚」

「金貨2400枚」

「金貨3000枚だ!」

「金貨3200枚」

「金貨4000枚だ!」

「……」

「他に居られませんか? ……では、番号札111の方が、金貨4000枚で落札です!」

「「「「「「「「「「「おおー!」」」」」」」」」」」


 この後、オークション終了の挨拶がされ解散となるのだが、混雑しているからちょっと待つ事にした。

 待っている間に、スタッフに彼女の奴隷環から奴隷紋の変更に、洗浄を含む身嗜みを調えて貰い、中古で良いから清潔な衣服や靴をお願いする。

 勿論、追加費用が発生するけどな。


 スタッフから準備が出来たという事で、そのままスタッフに案内され個室に入ると、屈強な警備員3人が、出入り口と俺達の左右に立ち、ピリピリした空気を醸し出すスタッフがカウンターの向かう側に居り、更に、そのうしろにソフィアがお願いした出品物と彼女が立っていた。


 警備員で察した俺は、無言で白金貨50枚入っている小袋を出して中身をカウンターにぶち撒けた。

 途端に穏和な空気にスタッフはなった。


 ソフィアにお願いされた出品物と彼女の代金と諸々と加算され、合計金額が白金貨49枚なり。

 俺達は、魔人族の彼女「アリス」をともなってオークション会場を出る。 


 しかし、今後の未来に絶望して暗くなっている彼女の名前を考えていると閃いて名を「アリス」にして、歩きながら自己紹介すると、俺の名前と顔を再度確認すると、先程の絶望な空気が一掃され、もの凄く自分の名前で喜んでいたなぁ。

 涙を流して笑顔でありがとうって言うぐらいに。


 ……その意味は、宿屋に戻ると判明した。


 アリスに必要な日用品を色々と買い、宿屋に戻ると、アリスから大切な話が有ると言われて、アリシア達に悪いが散策に出て貰った。

 一応、侵入禁止の結界と遮音の魔法を掛けてと……


「大切な話とは?」

「……」

「もう一度聞くけど、大切な話って何?」


 いきなり抱き着き、言った。


「……逢いたかったです、ヤクモさん!」

「……逢いたかった!?」

「はい!」


 とりあえず、引き離すと聞いた。


「初対面だよね?」

「はい、確かに今世・・では、です」

今世・・……お前、誰だ?」

「私を忘れたのですか?」

「だから、誰だ?」

愛里寿ありすです、愛里寿」

「……牧原愛里寿まきはら ありすちゃんか!」

「はい!」


 ……そうか、彼女か!


「私が、17歳の時に無理矢理に大人の階段を上らされそうになった愛里寿です!」


 この後、あの頃からの話から始まり、オークションまでの話を聞いた。


 話の内容は、前世で俺が22歳の冬の頃に、例の「ゲーム」をしていて行き詰まり、午後8時前だが気分転換に出掛けると、悲鳴が聞こえたから駆け付ける。

 すると、外見が大学生ぐらいの男5人が、外見が中学生の女の子を襲っている場面に遭遇した。

 直ぐに、スマホを録画状態にし、中学生の女の子が助けを求めたから、過剰防衛にならないギリギリでボコった。

 そして、通報。


 地元の隣の隣街だったから、俺の悪評を知らなかってみたいで、助けた女の子と、その家族には大変感謝された。 

 ただ、彼女は高校生2年生だった事が分かり、あの時、俺が中学生だと思った事がバレて、彼女のご機嫌を直す為に、千葉県にある1番有名な遊園地でデートする事になった。

 彼女の両親も同行したので、3泊4日となり、俺は1人部屋だ。

 ……まあ、愛里寿は俺の部屋に来て同衾したが、キス以上はしていない。


 因みに、この事をつい友人に話してしまい、その友人に「ヘタレ」の称号を貰った。


「このヘタレが!」


 ……これが、その友人からの御言葉だ。


 その後は、彼女の父親が転勤するまで、家族包かぞくぐるみの付き合いをしていた。

 彼女の家に、俺の着替えや歯ブラシまで有る程だ。

 愛里寿は、あの件で自衛の大切さを実感して色々と習い事を始めたが、最終的には「薙刀術」がしょうに合ってたみたいで、生涯続けたらしい。

 因みに、彼女の両親公認(主に母親)で、卒業式後に、愛里寿とシンデレラデートをした。

 父親の転勤から会う事はめっきり減ったが、愛里寿が大学卒業したら結婚前提の同棲、と思っていたら、彼女は留学生となり、大学卒業が延期して、俺は、あの異世界転生?となった。


 愛里寿の話だと、俺は行方不明扱いとなり、その時に俺の家族と会ったみたいだ。

 その後、愛里寿の真剣な気持ちは変わる事はなく、独身を貫いた人生を過ごした。

 そして、気が付けば、異世界の魔人族の王女に転生して、10歳辺りで前世を思い出した。

 切っ掛けは、テンプレな表向きは子供だけのお茶会で、裏では、出来レースのお見合いだ。

 愛里寿の相手、つまり婚約者は、魔人国「ディープアルカナ」の公爵家嫡男「ウィルザー=クオルディシュ」で、魔人族には珍しい「ムッツリ」で、生理的嫌悪感で、最後まで仲良くする事は出来なかったらしい。

 そして、13歳で魔人国国立学園に入園したが、卒業式パーティーは魔人国でもするみたいで、そこで、テンプレな「真実の愛」と念入りな「冤罪でっち上げ」からの「断罪」され、両親の努力虚しく、奴隷に堕とされ、北海道と九州ぐらい距離が有る、この城塞都市に半年掛けて送られたらしい。

 何故、この距離を移動したかというと、神からの「神託」が有ったんだと。

 まあ、神と言っても、魔人の神「魔神」だけどな。


 ……捻りが無いよな。


 そんな流れで、愛里寿こと「アリス」は、俺と再会した訳だ。


「……分かっている。私、ヤクモさんの1番じゃなくて良いよ」



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。


ヤクモ考案のシンデレラデートとは

夕方までは、健全な普通のデートをして、夕方過ぎに予約を入れたブティックでお互いに完全武装して、三ツ星レストランでディナー。

そして……

ホテルで彼女の「最初」を貰い、日付が変わる前に彼女の家に返す。

コレが彼女の真剣な気持ちに応えた、ヤクモ考案のシンデレラデートだ!


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