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ふるふる エッセイ集

ソシャゲやめてみた

作者: ふるふる

作者の実話エッセイ

 約2年ほどプレイしていたとあるソシャゲをやめてみた。

 その顛末を書いていこうと思う。



 作者はつい先日までこのソシャゲを一日たりとも欠かさずにプレイしていた。

 毎日ログインをし、クエストをクリアし、空いた時間でもソシャゲについての情報をSNSや攻略サイトであさり続ける。

 イベントは開始同時に攻略を始めていたし、プレイヤー間で競い合うイベントは睡眠時間を削って挑んでいた。

 率直に言ってほとんど依存症のようなものである。


 ここまで行きついて、どうしてやめることになったのか。

 きっかけは珍しいことでも何でもない。何人かいる押しキャラの内の一人が排出されるガチャで大爆死しただけのことである。

 別にガチャで爆死する程度など、珍しくもなんともない。今まででも何度かあったことだ。無課金でやっていた以上、ほしいキャラすべてを手に入れられるわけでもない。

 ただ、いつもの作者なら未クリアのステージをクリアして石を集め、何としてでも今回の押しキャラは手に入れていた。

 しかし、今回は少し違った。

 ためていた石を使い果たし、それでもゲットできなかったその瞬間、ゲームをやめようと思い至った。

 そしてそのままアンインストールし、データをスマホからも完全に削除し、引継ぎ情報なども完全に破棄した。

 本当にあっさりと、2年間欠かさずプレイしていたゲームをやめてしまった。


 しかし、それから1週間ほどしてやはりゲームに未練が出てきてしまった作者は、再びインストールして覚えていた引継ぎ情報で始めてしまった。

 しかしいざインストールしてみても、もう今までのようなゲームへのモチベーションは生まれなかった。

 しかし、引継ぎ情報を覚えている限り、アンインストールしたとしてもまたふとしたタイミングでゲームを始めてしまう。悪いことではないが、完全に時間などの無駄だ。そう考えた自分は、ゲームを完全に消し去ることにした。

 今まで集めてきたキャラやアイテムをすべて売却した。

 何十連もガチャを引いて手に入れたものも、期間限定のコラボイベントで手に入れたものも、プレイヤー間で競い合って手に入れたものも、今までの2年間で手に入れたものをすべて売却した。

 これでもう、引継ぎ情報を覚えているとしてもゲームをやり直すことは出来ない。


 

 このようにして作者は、ほとんど依存症となっていたとあるソシャゲをやめることとなった。

 今思い返してみると、本当にもったいないことをしたのかもしれないとも思う。衝動的にやめてしまったが、ゲームやキャラが完全に嫌いになってしまったわけでもない。

 ただ、モチベーションの下がってしまったゲームをだらだらと続けていくよりは、ゲームをきっぱりとやめてほかに時間を使うことを探していきたい。そういう考え方が作者の中で生まれてしまったのも事実だ。

 これからはこのゲームをプレイしていたことも、意を決して完全削除したことも一つの経験として、新たな趣味を見つけていこうと思う。

 もし、読者の方が惰性でゲームなどを続けているのなら、このように徹底的にやめる考えもあるのだと思っておいてほしい。

 一応言い訳のようなことを。

 作者は、作中で言っているゲームを貶めるつもりは一切ありません。

 ただ、リアルで時間が作りにくくなったこと、ゲームへのモチベーションが下がり始めていたこと、そこに大爆死が絡んだことで衝動的にいったんやめ、熟考した末に完全にやめることにしました。

 ゲームの名前は伏せさせていただきますが、何をやっていたのか気が付いてしまった方、もしかしたら自分のしているゲームかなと思った方、不快にさせてしまったのなら本当に申し訳ありません。

 最後にゲームの関係者の方、プレイヤーの方へ。このように、完全にやめることとなってしまいましたが、これまで無課金でコツコツと遊ばせていただいた2年間はつらいこともありましたが、楽しい日々でもありました。これからも、末永く続かんことを。

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