45.初めてのおつかい
またまた雑です。すいません。ですが、こう夏休みが終わるに連れてだんだんと恐怖が襲って来ると言いますか、恐怖に染まると言いますか…。つくづく自分は学校嫌いなんだな、と思っている今日この頃です。
大通りに着いたエリックとロットが、まず始めに買うのは肉だ。
なんの肉なのかは、書かれていないので色々な種類を少しずつ…。
「へいらっしゃい。なんの肉をお探しで?」
「牛、豚、それとダークウルフとグラマウスをそれぞれ銀貨1枚分」
「はいよ」
「グラマウスも買うのか?」
「そうだよ。美味しいから」
グラマウス
大人の両手のひらに乗るぐらいの大きさで、倒すのが簡単なモンスター。冒険者に人気なので、依頼すればほぼ達成してくれる。後、値段も安い。
「はい。それぞれ銀貨1枚分だ」
ロットがお金を払い次の店へ。
次は魚。だが、ここに生魚はない。ならば、干物だ。
ということで、干物屋をみつけて…
「いらっしゃい」
「魚の干物、銀貨2枚分」
「魚を銀貨2枚分ね」
基本魚は、種類ごとには分けずに売られている。
まあ、魚はだいたいどれも同じ値段だから普通と言えば普通だ。
そして、魚はモンスターには分類されていない。何故か?それは、まだ人を殺したことがないからで…一応、分類としては1番下だ。魔法を使える個体は皆無。それに合わせて、陸のモンスターより知能が低いので脅威では無いとされているから…。
まあ、可哀想な生き物だ。
「はい。魚ね」
また、ロットがお金を払い次の店へ。
次は野菜屋へ。
「人参とじゃがいも銀貨2枚分」
「銀貨2枚分ね」
まさかの「いらっしゃい」がなかった。世の中には、そういう人もいるだろうが…。
まあ、それは置いといて野菜についての説明はない…。
だが、何か言うのならば、野菜は高い。育てる土地があまりないからが1番大きい。
それと野菜を育てる人もあまりいないから高いのだ。まあ、説明はこれぐらいだ。
「はいよ」
ロットがまたまたお金を払い次の店へ。
次はパン屋だ。
「いらっしゃいませー。どんなパンが良いですかー?」
「ブールを銀貨3枚分」
「分かりました。少々お待ち下さいね」
皆が大好きパン。
その中に、ブールという丸い形のパンがある。そのパンが、一般的に宿屋などで出るのだ。
それ以外にも、色々な種類のパンがあるがここは何となくで…。
「はい。お待たせ致しました。ブール銀貨3枚分になります。ありがとうございましたー」
今日1番まともな店員さんがいる店を離れて、最後の店へ。
最後はそう果物屋だ。
「らっしゃーい」
「ここにあるやつ全種類2つずつ」
「はいよ。それなら銀貨4枚だね」
何でもと書かれているのなら、沢山の種類を買ってもいい。それに、量もちょうどいいだろう。
まあ、それに余れば食べれる。
「へい、どうも」
ロットはお金を払った後、エリックの方を向き
「よし。エリック、戻ろうか」
「そうだな。ノンが死んでるかもしれないしな」
「確かに。そうかもね」
そう2人で雑談をしながらノンがいる店に戻る。だが、人混みのせいでここまででかるく30分は経っている。
ノンは大丈夫なのか…。
〇
エリックとロットに買い出しを頼んでから10分が経ちました。
全然帰ってくる気配がないのですが…どうすればいいでしょうか?食材はまだ足りますが…
「ノンさん、ビーフシチューが3とシチューが1。それと酒が6です」
「分かりました。すぐに作ります」
「パスタが出来たので運んで貰うのと後は酒も、ですね」
「分かりました」
何故なんでしょうか?今日は、とても冒険者が多いです。
失礼ですがこの店はこんなに人気があったでしょうか。答えは……否ですね。
まあ、愚痴を考えても仕方ありませんので、料理を作りましょうか。
買い出しを頼んで20分。食材の残りが少なくなってきました。
いい加減、帰って来てもいい時間なんですが…
「ノンさん、追加で酒が7とパスタが2。サンドイッチが3でサラダが2付きます。後、シチューが1でおにぎりが3、それと果物の盛り合わせが7です」
「そうですか…。さっきの注文の料理はだいたい出来たので運んで下さい」
「わ、分かりました」
外に並んでいる人もいるようで、どんどんお客さんが多くなって来ます。
料理を作るというのは本当に大変で、疲れますね。ですが後…3時間半頑張れば終わりです。
まだまだありますが…。
買い出しを頼んで30分が経ちました。
どうして帰って来ないのか?迷子にでもなったのかと思っていたら、ロットとエリックが帰って来ました。良かったです。
ちゃんとメモに書かれていた食材を買って来ていて、えらいなと思いました。
ロットとエリックは奥の部屋に消えてしまい、もう出てこないと思ったので、レタに閉店時間を1時間だけ早くしてもらいました。
「あ、あのー、大丈夫ですか?ノンさん」
「ええ、大丈夫ですよ?それより注文を」
「は、はい。ビーフシチューが3とシチューが4で、サラダが3付きます。パスタが2と果物が6でサンドイッチが5。酒が12です」
「分かりました。あれを運んで貰えると…」
「は、はい。ノンさん無理はしないように…」
「大丈夫、ですよ」
◇◆
「ねぇ、エリック見た」
「ああ、見たぞ」
「あれは、今までで1番だよ。凄い珍しいものだ」
「確かにあんなのはなかなか見れないよな」
「本当。あの、ノンの顔」
カウンターの奥の部屋で、雑談をしているエリックとロット。その内容は、ノンの顔について…。
「あれは、相当疲れてる。優しくしてあげよう」
「そうだな。料理は俺も何とか作れるから」
「本当?エリックは、料理作れるんだ」
「まあ、一応な」
「それにしてもさ…ノンは大丈夫なのかな?」
「様子でも見て死にそうだったら手伝うか?」
「そうだね」
そう言って静かに扉を開けると、ノンが死にそうな顔で料理を作っていたので…
「手伝うよ。ノン」
「俺も手伝うぞ?」
そうエリックとロットが言い、手伝うことになったのだが…ここからが地獄の始まりで…
閉店まで残り2時間
課題は終わるはずです。たぶんですが…。まだ諦めていませんよ!な、何とかするんだーー!(;_;)




