表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

49/56

国王陛下との面談

「ん…ここはどこなの?。」


と【越えざるもの】はふかふかのベットの上で目覚めた。時刻は午前6時、本当なら彼女にとって不要な睡眠を彼女自身が欲していたからベットまで運んだのだが起きたのだろう。




「起きたか…ここは王国だ。先ほどついたばっかりなんだが元気そうだな。」


と俺は彼女にそう声を掛けた。彼女は不思議そうに聞いてくるが無理もないだろう何故なら、彼女の魔力は完全に回復していないからだ。恐らく小さい頃からよく使ってきた彼女にとっては、初めてのことだったからではないかと思う。






それは何故わかったかと言うと、精一杯自身の瞳に魔力を宿そうとしてみてもさっきから失敗しかしていないからだ。何故そうしようとしているのかと言うと、恐らく俺の考えと現在地を知ろうとしているからだと思っている。











「ええと…あなたはレインよね?どうやってここまで早くついたの?。」


と俺は色々と【越えざるもの】…彼女から質問された。早くついたことに関しては本当のことを言えなかったが、簡単に言えば"()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()"()




________________________________だから本当のことは言えない。____














「さて…では国王陛下と話に行こう。キミの処遇と身分の保証も兼ねてね?。」


と俺は王城の借りていた一室の鍵を閉めると、まだ12、3くらいの【越えざるもの】にそう言いながら歩き出す。






()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


と【越えざるもの】は自分に置かれた状況を察したためかそう言った。恐らくそれが彼女の本音なのだろう。「負けたから…人権なんて保証されない。」と









結局俺はその答えを悩みながら歩いたが、答えを見つかることはできなかった。

何故なら、「そんな事は言わせない。」とか「そんな事を言うな。」と言うのもどうなのかと躊躇ったためだ。

彼女は彼女なりにそう言ったから、俺自身は悩んだ。



()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()」と_________________________


















王城を歩き始めて3分後、俺と【越えざるもの】は移設された王城の5階にある。王の間にたどり着くことが出来た。「前の城なら3階だったからすぐだったのに。」とそう思いながら三回ノックをし、



「国王陛下、オルウェッド=レイン王都守護星です。事前に通告した通りの話をしに来ました。」


と俺は大きな声で国王陛下にそう言うと。



「入りたまえ…お茶を入れておるから、早く来てな。」


と部屋の中から許可がすぐに出たのでありがたく入らせてもらう。









「おぉ…レイン君生きておったか。てっきり死にかけと聞いておったから、そのまま負けてしまったかと思っておったわい。そのうち勲章でも与えないとな。」


と国王陛下は丁寧にこの大陸では珍しい品種のお茶を丁寧に注ぎながらそう言った。勲章か…最初いじめられていた時から比べると想像もつかなかったな。



「ありがたき幸せ。で隣にいるのが例の。」



「【越えざるもの】か…一応国際指名手配されておるからな。で、レイン君はどうしたいのかね?。」


と国王陛下はティーポットを机に置くと俺の顔を真剣に見ながらそう言う。俺に聞くと言うこと俺の意見を採用すると言う前提で聞いているのだろう。



()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


と俺はカップを手に取りながら、国王陛下の顔をまじまじと見つめてそう言う。目には魔力まで込めて言ったことだから真剣さは伝わったことだろう。




「理由は?。」


と国王陛下は負けじと疑惑の目に魔力を込めて言った。恐らく言ったことが意外すぎたから、理由によってはいけるのだろう。



()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()使()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()今では自分も宿したから圧倒的に抑えることもできますし。

そもそも返してしまうと、()()()()()()()()()()()()()()()()()()。そうすると僕でも抑えられるのかが分からず、暴走を止めることはできかねないです。」



と俺ははっきりと国王陛下に隠し事もせずそう言った。俺のことがわかってくれたのか、



「分かった…それならレイン君の護衛に決定する。そして身分も保証しよう…帝国に早めに証拠を見つけ、国際会議で報告しよう。」


と国王陛下はあっさりとそう言ってくれた。これで我が国にまた最高戦力が増えた…心強くなったと言える。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ