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神話になるもの 副菜

「はぁ…やっぱり神々って恐ろしいな、それしか言えない。」


と俺は魔法を打った反動で痛めてしまった腕を抑える。個人的には今の世界においては最高峰のものを打ったつもりだ、さすがにあの【越えざるもの】でも相当な怪我を負っているはずだろう。





____________________________________俺の予想は的中した。____



少女の体は何とか原型を留めているが、あれほどの化け物ではない一般人が食らっていたら死亡するだろう。

所々出血しているが、それほどの量は出ていない。さすが【越えざるもの】だと言える。








「と言ってもこちらもやばいな。紋が浮かび上がってきた、まぁ上からは自分だけは所持していいと言われているけど。」


と俺は戦う前に届いた伝言を思い返しながら、そう言う。


()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

と書かれていたからだ。何を考えているかは分からないがこのまま紋を持つのもありだろう。













「やはり…()()()の言うとうりだったかだったか。あの生まれ変わりだと今思った。」


と【越えざるもの】は口調をまた変えながらそう意味深に言った。個人的には誰の生まれ変わりかどうかも分かっていない。


ランもそうだ、最初出会ったときは俺狙いではなかったはずだ。個人的には何が何かわからないゲームに立たされているから一度、把握をしておきたいところだ。







「さて…君は降伏するかい?、それとも本当の死を望んで消えていくかい?。」


と【越えざるもの】は変わった発言をしながら、普通に立った。




「ありえない…君、【越えざるもの】は()()()()()()()()()()。立ち上がれるわけがない。」


俺の目では、彼女の骨はほぼほぼ折れていたはずだ。さらに驚くべきことに今彼女は一切折れていない、つまり誰か遠いところに隠れており後方支援をしていると考えて妥当だろう。















「さて…私の異能力を全開放して終わらせてあげる。さて全力で行きますか。」


と【越えざるもの】は準備運動を急にし始めた。恐らく"全開放"するということだから最悪の場合、俺はここで死ぬということもありえないわけではない。悲しいが、ここでリタイアってことも現実味がないわけではないのだ。










「俺はどうやったら…勝てるんだ。」


と俺は言いながら腕に目を落とした。腕に浮かんでいるのははっきりとした藍色の摩訶不思議な紋。

「待てよこれを利用すれば、勝てる可能性が少しでも上がるのではないか。」







「全開放 【オルタネートⅲ】槭?b貊?⊂縺咏キ乗(世界が望んだもの)。」


と【越えざるもの】はそう言いながら紋をこちらへと向けた。



「【メルツイート】勇逸の技…【氷結幻火(凍らせろ炎よ)】。」


そう俺が言った時世界は新たな間違いを犯した。












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