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危険視される者

コンコンコンっと誰かがドアを叩く音で俺は目が覚めた。


現時刻は午前2時、個人的にはアリスのメイドである千歳か、最近流行の宅配便の人かと思ったが流石にこんな遅くまで働いているわけがないだろう。そう思いながら、俺はドアを開けた。するとそこにはこの国のトップである"エラナス国王"がたった1人でおられた。


「すまないね、こんな遅くに。」


「いえいえ、大丈夫ですよ。さっ、中へどうぞ。」

と俺は予想外の人物が来たことに驚きながらも、中へと国王を入れる。


「ありがとう、ではお邪魔するよ。」










「で、ご用件はなんでしょうか。国王陛下、僕に用があるとするならお願いがおありだと思うのですが。」

と俺は優しくゆっくり国王にそう問う。


「うむ、この前言っていた帝国の技術があるだろう。それがな、大変今厄介なことになっておっての。」

と国王は資料が入っているであろう封筒を俺に差し出す。俺はそれをサッと開け、中身を確認する。



そこにはこう書かれていた。

「数多の市民からコードネーム【越えざるもの】の反応とその異能力の付与を確認、現在は市民からはなんとか削除をしたが一部の人間からは【越えざるもの】に近いまたは、そのコードネームの保持能力である"第一世代"を持っていると推測される。早めの対処をしなければ我々は、前回以上の災を見ることになるであろう。現在持っている異能力を削除するために各国に以下の人物の拘束を要求する。

なお現在の確定保持者の危険度はA〜Zランクまでつけているがあくまで推測のため気をつけること


仮定保持者


アルカス=ネルク (反王国団体の科学者)

メルカド=ノケレ (圧政組織クルサトナのトップ)



確定保持者


カルウェイン=ダント Zランク (反王国組織のトップ)当該人物は現在行方不明のためどこにいるか分からないが、国際危機法に基づく死刑を執行しなければならない人物。 異能力は【枯れ果てた世界に芽吹く命】で現在では、【越えざるもの】と同じくらいの力を手にしていると推測される。


コルコット=コト  Aランク  (元使徒)この人物は危険視されている。%2%2F%3%3D%25E3%2582%25BD%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2589%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%2B%25E3%2582%25AA%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2としてデータを保存しているが、現在は見つかっていない。異能力は不明。


【越えざるもの】  Zランク 世界滅亡級の人物、帝国内で育ち軍役した。彼女はおそらく世界を跨ぐだろうと研究中の科学者はそう言い残し死亡。早めの拘束を要求。」



「なるほど。と言うわけで僕が行くんですね、彼らを捕まえに。」

と俺は資料を机に置き、国王にそう言う。


「いや、学院全員で行ってもらうよ。 【越えざるもの】を目当てで。」

国王は震えながら、ゆっくりとそう言った。



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