始まった本番
翌日
町の音楽隊のラッパの音で目が覚めた 窓を開け外を見るとたくさんの人がスタジアム内に入っていくのが見えた
「こりゃあ 絶好の試合日和だな」
と俺は軽く背伸びをしてそう言う
「本当だね 何故かラッパの音で目が覚めちゃった」
と未来は軽く目をこすりながら言う
「さあ下に降りないと」
と言い荷物をまとめ階段を下りた
俺達が外へ出るとたくさんの生徒が出てきた
「えっと今からスタジアムへ向かう 開会式が長いだろうが我慢してくれ」
と先生は寒そうにしながら言った
徒歩でスタジアムへと向かう 向かう途中に拍手や歓声 口笛で町の人々は温かく迎えた
スタジアムへ入ると専用の控室が用意されておりそこで朝食を食べた
「緊張するな 頑張らないと」
「ああ気合が入った 本気を見せてやるぞ」
と生徒同士の会話が聞こえてきた
ご飯を済ませ準備を終えるとドアがノックされる
「はいどうぞ あいてますから」
と俺が言うと外からおびえながらスタッフが入ってきた
「ではわが国の代表の皆様 移動です」
とスタッフが言うと隊列を組み移動し始めた
「ええ 今から第289回国別対抗戦を始めます」
と司会の男性は言った
「まずは大陸連合トップのアラン=トワ様からのお言葉です」
と司会の男性は紙を読み上げると壇上に背の高い男性が現れた
そして話していた人たちが黙った 男性からとてつもない魔力が出て一種のオーラを出していることを感じたのだろう
「ええ皆様こんにちわ 私が【世界最高の人間】であるアラン=トワです
皆さまは大変なる努力を積み重ねてきたのでしょう 我々はその成果が出て皆様に身を結ぶことなることを願っています 全力を出し戦ってくださいその先に友情 嬉しさ 悲しみが待っているでしょうですが皆さんは頑張ればそれを乗り越え成長できると我々はそう思ってます
そう考え先人たちはこの大会を創り20年戦争の時も絶やさず守ってきてくれました
私が子供の時にできた大会のさらなる発展を願って終わります」
と男性はそう言うと皆は拍手をした
「では試合を始めよう 第一回戦は王国対カルドレア」




