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お兄ちゃんの事が大好きです!(妹の事が大好きだ!)  作者: 鬼宮 鬼羅丸
プロローグ お兄ちゃん大好き!  妹大好き!
2/9

お弁当を食べます(妹最高♬)

 結花視点です。


 注意。糖分濃度濃すぎ注意報発令中

 お昼休み。私は急いでお兄ちゃんのいる教室に向かいます。

 この手に持つ愛情たっぷりの愛妻弁当をいっしょに食べるためです♪

 お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん…( ゜д゜)ハッ!いけません。お兄ちゃん成分が不足しすぎて禁断症状が出てしまいました。早く補給しないといけないのです。

 あのすばらしい筋肉、何よりイケメンなのですよ私のお兄ちゃんは!

 さぞかし気持ちいいに……いえ、確実に気持ちいいです。

 そしてそのままベッドに……。

 ………私、考えるだけで興奮してきました。ー!?いけませんそういうことは何かこうロマンチックなムードでこうーって違います私!

 興奮しすぎておかしな事し考える事ができません。落ち着こう私。


 ひーひーふーひーひーふー。ひーひーふーひーひーふー。


 

 吸って〜吐いて〜吸って〜吐いて〜吸って〜吐いて〜。





    ………ふぅ、やっと落ち着きました。

 

 私たちの通う近公学園は名門私立で敷地が広大なので高等部と中等部は共通の巨大本校舎で座学を行います。

 全学年、学部を問わず1.2組は1階、3.4組は2階、5.6組は3階、7.8組は4階にあります。

 ありがたいことに私とお兄ちゃんは同じ6組。長い廊下を渡るだけですぐに会えるんですよ♪神様ありがとうございます。

 私は軽やな足取りで向かいました。


 そしてあっと言う間にお兄ちゃんのいる教室です。

 とりあえず落ち着く為に深呼吸をしましょう。ふーふーふーふー。


 服の乱れは心の乱れ。きちんと整えなくてはいけません。

 乱れた髪もきちんとして……よし。お兄ちゃんの妹としていえ、か、彼女として未来の妻としてふさわしい姿でなくてはお兄ちゃんの看板に傷がつきます。

 さて準備も出来たところですし教室に入るとしましょう。

「お兄様❤お弁当を持って参りました♪」

 扉を開けると同時に満面の笑みを浮かべてそう言いました。

 学校では仲のいい兄妹という設定なのでお兄様と呼びます。

 ……すこし他人行儀でさみしいですが仕方ありません。


 他学年しかも中等部であるである私が来てるからでしょうか?

 お兄ちゃんのクラスメイトが私を見つめています。

 もう、私を見つめていいのはお兄ちゃんだけなんですけど……。

「お、来たかわが妹よ。ありがとう」

 えへ、えへへへ。お兄ちゃんのその言葉を聞くだけでとろけてしまいそうです。

 お兄ちゃんは私を萌え殺す気でしょうか?

 舞い踊りそうになるのを我慢にしないと。

 必死に抑えてお兄ちゃんに近づきます。落ち着け落ち着け私。

 

 

 いつの様にお兄ちゃんのお膝の上に座ると愛情たっぷりのお弁当を広げます。

 ハートマークが少し多いですが全然普通ですよね?周りの人の視線は気のせいですよね?

 仲のいい兄妹ならこれくらい当たり前のはずです。

「今日は体育があったのでお肉を多めにしました。サッカーのご褒美ですよ」

 私の説明を聞きつつお弁当に目が釘付けになるお兄ちゃん。ステキです❤。

 ですけど、むぅ~。

「もう、お兄ちゃん私よりお弁当に夢中ですか?」

 彼女が目の前にいるの感想無しはないです。

 なので耳元でささやきました。

「ひゃう」……かわいい。「悪い、すげえよ結。ありがとう」

 家での私の呼び方をするお兄ちゃん、卑怯すぎます。

 かっこよすぎて許しちゃいます。こくんと頷く事で許すとします。

 さて、とりあえず私は今日機嫌がいいです。

 なので唐揚げをつまむと特別にあーんしてあげます。ふ、2人っきりの時は口移しですけどね!

「はい、お兄様。あーん❤」

 くす、お兄ちゃんは口を開けます。そのお口に唐揚げを入れると勢いよくかぶりつきます。 

 そしてもぎゅもぎゅするお兄ちゃん、ステキです。

 お兄ちゃんが真顔で私に近づきます。な、何でしょうか?口を耳に近づけるお兄ちゃん。

 吐息がくすぐったいです。変な気分になりそうです。

「うまいぞ、結。さすが俺のお嫁さんだ」

 はわはわわわわわ!!?!?天にも昇れそう……幸せです。

「ほ、本当ですか?」

 幸せすぎて声があまりでません。絞るように言いました。

「本当だ、箸を貸してみろ」

 お兄ちゃんに反抗など恐れ多いですし、する気もないので速やかに渡します。

 ぽわぁ~。さっきの言葉がまだ耳に残っています。お嫁さん。はう~。

「ほれ」お兄ちゃんは唐揚げと野菜をつまんで私の目の前に掲げてました。

 これは、あ~んでしょうかですよねあ~んですよやったぁ!!

 心臓がバクバクします。うるさいぐらいに。

「あ~ん★」

 お兄ちゃ~ん。私は、ぱくっとかぶりつきました。

 やったぁ、やった~。やりました。

 この私、結花。本日の任務完了であります。

 

 間接キスですよやったーやったー❤やりました。

 私は味わい尽くすために必死にただただ、もぎゅもぎゅします。

 …………ごっくん。あぁ神様。私は幸せ者です♪



 愛しいお兄ちゃんと食べさせあいっこ、最高です❤(=^・^=)





















 


 ところで何故みんな私たちを見つめるのでしょうか?

 

 よくわかりません?


 ほんとうにこいつら何なんでしょうか?

 作者のメンタルを全力で削ってきます。いちゃいちゃすなーーーー(懇願)


 とまぁアホなことを書いた次第ですけれども、はい。

 あれですな。様々な作家さんがあとがき書くのにネタがない的なことを仰ってましたが、本当ですね(-_-;)

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