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イマゴロセツナ 詩集

機械仕掛けのファンタジー

作者: keisei1
掲載日:2016/01/04

 

 君が作り上げた 機械仕掛けの ファンタジー 


 奇妙なことに 音もなく壊れていった



 ゴシックホラー好きな 君は本当は


 夢を書く資格など ないと思い知った



 恋や魔法 のどかな風景でさえ


 君には似合わずに いっそ妄想の方が良かったと思った



 誰にも届かぬ 物語は メモ帳に使われ ゴミと化した


 ただ誰かが 拾い上げたのは 


 君が送ろうとした最後のメッセージ


 君は一人薬飲み干し


 奇妙な半生に幕を降ろしたはず



 だが ほらほら 風の便りでは どうやら彼女は 生き延びているらしい



 誰も見向きもせぬ 物語は ネット上を 彷徨い 時にサーバーを落とす


 ただ誰かが 読んでみせたのは


 彼女が伝えようとした恋物語


 爆弾投下 君は嫌って


 出家して隠遁生活さ



 彼女の機械仕掛けのファンタジーは

 

 誰にも読まれず 触れられることもなく


 ネット上に残り続け 


 ログイン履歴は 2020年の10月25日で止まったまま



 誰も彼女の作品を削除も出来ず 添削も出来ず


 それなりに それなりに 彼女へ救いの道を与え続け


 妄想の尼僧と化した彼女に


 叶うならば 空っぽのロマンスを与え続けたという



 それならば いっそのこと 彼女の作品に供養を 捧げるばかりであります


 それでは また 





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