プロローグ
初めまして!
初心者の走り書きですがどうぞよろしくお願いします˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅
2025/12/02
少しだけ訂正しました!
没年2×歳、未婚、子なし。
恋人もいないし、仕事もしていない。
恥の多い生涯を送ってきました___なんて。
ちょっと感傷的なことを考えてみる。
死ぬ瞬間ってもっと劇的だと思っていた。
走馬灯とか、人生の名場面とか、
せめてドラマチックな演出くらいはあるのだと。
でも実際は違った。
最後に残った意識が拾ったのは、
鮮烈な感動でも深い後悔でもなく。
(……あの辺の私物、捨てとけばよかった……)
(……学生時代のノートPC……黒歴史のデータ残ってる……)
もし見られたら死んでも死にきれない。
そんな、やけに生活感のある後悔ばかりだった。
昔の私は、異様に設定だけ凝った小説をよく書いていた。
日の目を見ることもなくお蔵入りしたものばかり。
勢いだけで作ったキャラ設定、未使用の伏線もどき、
自分でも読めない走り書き。
結末だけ雑に決めて満足して、放置していた。
(……消しとけばよかった。あと心理的瑕疵物件にしてごめんね大家さん……)
夏じゃないだけマシか。
そんなことを思いながら、私はゆっくりと目を閉じた。
___そのとき。
暗闇の向こうに、ふっと光が浮かんだ。
モニターの残像のように四角い光が揺れ、
次の瞬間、その中にデータファイルの一覧が浮かび上がった。
「まさに消えて欲しいやつ!!!!!!」
声は出ない。
どうして最期に見る光景がよりによって黒歴史フォルダなんだ。
フォルダは自動再生でも始まったかのように開き、
未完成の設定、作りかけの世界観メモ、
痛々しいキャラ紹介文……
すべてが光に晒されてスクロールしていく。
(ほんとに……どういう拷問……)
理解する間もなく、ファイルの光が崩れ、
世界そのものがノイズのようにざらついて――
私は深い暗闇へ落ちていった。
皆様黒歴史な設定だけ作った小説はありますか?
私は沢山ありまして、今作品がまさにそうです!




