家族から「完結詐欺」と呼ばれた件〜ストック64話で『完結』と言ったらダメですか?
家族から「完結詐欺」と言われた件
こんにちは。雨日です。
ここ数日、自宅の中にバッタが複数入り込んでいて、悪戦苦闘している。
コオロギ、キリギリスは同居人。
けれど、寝ている時に「リリリ・・・」とうるさい!
そんな生活の合間に、小説を書いていた。
このエッセイは、ライトノベル未経験の作者・雨日が「小説家になろう」で
『秘密を抱えた政略結婚』シリーズを書き始めた記録です。
今日は、家族から「完結詐欺だ」と言われて驚いた件について書く。
◼️連載書き上げた!文字数は60万文字
二週間前、ついに連載を書き終えた。
総文字数は約60万文字。燃え尽きて灰になりそうだった。
執筆中は自律神経が乱れに乱れ、改めて「小説って身体に悪い」と痛感した。
それでも書き続け、今はストックしてある小説を順に公開している。
物語はすでに佳境を迎えている。
もう、崖っぷち。
後戻りはできない状態で、ヒリヒリするような状況。
昨日のことである。
雨日の小説を読んだ家族が、思いもよらないひと言を放った。
「・・・これ、完結詐欺じゃない?」
――完結詐欺!?
そんな!小説は完結した。
詐欺ではない。
物語は確実に完結をする。
◼️完結は37話後って本気か
家族は昨日、更新した雨日の後書きに反応した。
その内容をここに載せてみる。読者の皆さんにも判断してもらいたい。
――後書き――
「ブックマークをいただき、本当にありがとうございます。
物語は残り37話、あと18日で結末を迎えます。
終盤は怒涛の展開が待っています。
最後まで見守っていただけたら嬉しいです。」
文章的にはおかしくない。普通の後書きだ。
雨日はそう思っていた。
けれど家族は違った。
「37話後!!」
なぜかこの数字に過剰反応したのだ。
物語はすでにクライマックス。
読んでいる側からすれば「もう一息」らしい。
そこに飛び込んできた「残り37話」の告知。
「長い!長すぎる!ほんとに終わるの?」
・・・それを「完結詐欺」と呼ばれたわけである。
◼️ ーー仕方がないじゃないか。
小説を書き終えた時点で、すでにストック(下書き)が64話もあった。
できれば「残り10話くらい」になってから『書き終わった』と告知するのがベストかもしれない。
でも、それができなかった。
全力で駆け抜けたからこそ、伝えたかったんだ。
「終わった」と。
その結果が――家族の指摘である。
「絶対に読者も思ってるよ。あと37話もあるの?!って」
たしかに。気をつけよう。
ストックを積み上げすぎたこと。
そして「終わった」の気持ちがダダ漏れになったこと。
家族は何度も小説を読み返しては、首をひねる。
「おい、ここからどうやって37話まで続けるんだ?」
それは秘密だ。
でも、ハラハラ間違いなしである。
――そして今のところ、読者からは何の反応もない。
呆れているかもしれない。
それでも、雨日はこう思っている。
雨日の小説を読んでくださる方々は、
きっと 辛抱強く、優しく、長文を読んでくれる方たちなのだ 、と。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
現在、連載中の作品はこちらです。
『秘密を抱えた政略結婚2』(パート2)
https://ncode.syosetu.com/n0514kj/
▶ 約60万文字/ストック36話
▶ 1日2回更新中・完結まであと17日
最後まで見守っていただけたら嬉しいです。
処女作 ユニーク1万6千人突破 (ありがとう)
秘密を抱えた政略結婚 〜兄に逆らえず嫁いだ私と、無愛想な夫の城で始まる物語〜
https://ncode.syosetu.com/n2799jo/
▶ 完結済み・約50万文字
▶ 13万6千PV到達
▶ 政略結婚から始まる、恋と戦と家族の物語




