<小説裏話> 小説を書かずに旅行に行ったら、便秘になりそう
小説を書かずに旅行に行く?
こんにちは。雨日です。
激しい雨に見舞われ、仕事後に帰宅困難になりかけた週だった。
このエッセイは、ライトノベル未経験の著者・雨日が「小説家になろう」で物語を書き始めた記録です。
今日は、旅行先でも小説を書く?について書く。
◼️下書き65話あっても不安
先週、雨日は旅行に行った。
少し遅めの夏休み、2泊3日で西へ行った。
旅行に行く時の雨日の懸念ーーそれは旅先で小説を書けないこと。
3日間も小説を書けない。
それは猛烈に焦ることだった。
焦る雨日に家族は言った。
「雨日よ。連載中のストック(下書き)は何話ある?」
「65話」
「それなら大丈夫だろ。3日間で6話更新したとしても59話ある」
「いや・・・心配だ」
◼️小説を休むのが怖い
小説を書き始めて10ヶ月。
毎日、小説を書いていた。
旅行先も、出張先も、新幹線の移動の時も小説を書いていた。
早朝に起きて小説、必要最小限の家事をして、仕事をして、そして小説。
休日も、可能な限り小説を書いている。
最近は、連載中の小説が重く1日1話を書き上げるのがやっと。
その代わり、気分転換に短編やエッセイを書き始め、
気がつけば「小説でなろう」で書き上げた文字数は122万文字になっていた。
怖い!
10ヶ月、毎日継続していた小説書きをやめるのが怖い!
◼️ 怠け者ゆえの悩み
雨日は、本来怠け者だ。
小説を書かない楽さに目覚め、全てを投げ出すかもしれない。
連載中の小説?
別に完結しなくても良いな。
それよりも、世の中は楽しい娯楽がいっぱいある。
漫画を読んだり、ネットサーフィンをしたり、
必死に自分で作り出さなくても、上質で手頃な娯楽は山ほどある。
見る側になれば良いのだ。
泣きながら、苦しい思いをして書かなくても良い。
トイレに行くことすら我慢して、小説を書かなくても良し。
小説を書かない暮らしーー
旅行中にそんな快適さを知ったら、もう小説を書けないかもしれない。
◼️ 猛暑が憎い
旅行中に、小説を書こうとパソコンを持参しようとした。
しかし、猛暑なので、パソコン類を車中に置けない。
スマホがあるけれど、スマホでは雨日のスピードに指がついていかない。
文章が次々に出てくるのに、入力が間に合わずに苛立つことが多い。
ーー小説を休もう。
旅行当日の朝に、1話を書き上げて、渋々、パソコンを自宅に置いてきた。
◼️ーー旅先で
旅行中は、美味しいものを食べ、史跡をめぐり充実した時間を過ごした。
小説を書かない暮らし。
それは、それで楽しかった。
ホテルで日課のブログを書き、新聞社宛に記事を1本送る。
小説に触れない生活は新鮮。
それは、それで楽しいけれど。
やっぱり、小説を書きたくなる。
例えるのなら、子供を置いて遊びに行くような感覚。
主人公、その家族を放っておくことなどできない。
帰宅後の2日間、雨日が書いた文字数は2万文字を超えた。
1日1万文字ペース、いつもよりペースが早いのは、
旅行中、リフレッシュできたからだと思う。
◼️ 家族の衝撃発言
こんな風に思い詰めないで、もっと気楽に。
もっと、のんびりと小説書きを楽しみたい。
それなのに、必死で書いてしまう。
なんでだろう?
本当は、もっと休みたいのに。
頭の中に溜まっているものを、どんどん排出したくなるのだ。
これは病気だ。
そんな事を話すと、家族が
「それって、う⚫︎こ?」と質問をした。
失礼な!
雨日の可愛い作品を、う⚫︎こに例えるなんて!
そう反論したかったけれど、感覚的には近いものがある。
今の連載を書き終えたら、しばらくのんびりしようかな。
そう思っているけれど、自信がない。
小説を書かないと、便秘になるから。
旅行後に書いた短編
家族に「これって23歳?中学男児のような心境だ」と笑われた。
◼️ 寡黙な領主 グユウと勝気な姫 シリ 結婚して10日目の出来事。
「金色の妃に恋した、寡黙な領主」
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