<小説裏話>完結47万字を編集したら・・・なぜか50万字に増えた件
衝撃 文字数が増えた。3万文字も
こんばんは。
日曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか。
休日の今日は、早朝4時から、この時間までずっと小説と原稿を書いていた。
さすがに書きすぎて疲れたので、気分転換にこのエッセイを書いている。
このエッセイは、ライトノベル未経験の著者・雨日が「小説家になろう」で物語を書き始めた記録です。
今日は、「完結済みの小説を編集したら3万文字も増えてしまった件」について書く。
◼️ 長すぎる文字数の壁
雨日の処女作 「秘密を抱えた政略結婚 〜兄に逆らえず嫁いだ私と、無愛想な夫の城で始まる物語〜」
初めて書いた小説、手探りで右往左往としながら書いた。
え? 何? 一人称? 三人称?
知らん。
目隠しされた猪のように爆走しながら書いた。
毎日更新をしながら半年。
書き上げた文字数は47万文字。
無知なので、文字数の目安はわからなかった。
定食屋のご飯のように、多ければ多いほど良いのかな?
漠然とした考えがあった。
◼️わかりやすく、簡潔に、シンプルに
けれど書き続けてわかったことがある。
途中から読み始める人にとって「47万文字」はちょっとハードルが高い。
そうだよね、と普通に思う。
自分の立場で考えると、「何これ?伝記?」と思う。
長すぎて引く。
これは感覚的な数字だけど、8万〜12万文字くらいが良さそうだと思う。
「読んでみようかな」と思う文字数だ。
小説とは違うジャンルだけど、出版するときに編集者に言われた。
「わかりやすく、簡潔に、シンプルに」
活字離れの現代、長すぎる文字は万人受けしないと言われた。
文章を書く人は、基本的に活字中毒の人が多い。
だからこそ、気をつけなくてはいけない。
そして、小説って万人受けの趣味じゃない。
テレビや動画と違って「文字を読むこと」が前提になるので、
そもそも活字が苦手な人は入りにくい。
読者様も、周囲の人を思い浮かべてほしい。
小説を読んでいる人っている?
雨日の周辺は家族だけ。
そのことに気づいた雨日は、完結した小説を
「わかりやすく、簡潔に、シンプルに」書くことを目指し、編集をすることにした。
けれど、人間だもの←みつを
◼️ 編集したはずが文字数が増える不思議
編集すると、不思議な現象が起こった。
余分な文、周りくどい文を削ぎ落とそうとした。
しかし、すればするほど文字数が増えていく。
うっかりすると、数話分加筆をしている。
だって、ここに主人公の視点を入れたいな。
こうすると、読者様に伝わるだろうな。
そんなことを考えて、編集をした。
その結果、文字数は3万文字も増えた。
最終話になる頃には、文字数は50万文字に・・・!
おい!増やしている!
軽い衝撃に身が震える。
◼️おい!増えている!
「なんで文字数が増えたの!!」
絶叫する雨日に家族は言った。
「編集、むいてない」
本当だよね。むいてない。
この数ヶ月、連載中の小説を書きながら、完結済みの小説を編集していた。
すごい濃い日々だった。
さらに週6更新のブログに、新聞用の原稿も書いていた。
もう、本当、どうしたの?と思う。
こんな風に、引き算ができない生き方をしているから、文字数も増えていくのだ。
書いた小説は自分を写す鏡なのだと思う。
◼️ 編集地獄、ようやく終わる
その長かった編集作業は、今日で終わった。
あぁ、やれやれ。
50万文字もあると、編集作業も根気がいる。
もう、これからは自由の身。
のんびりと連載中の小説を更新して、花を愛でる日を過ごしたい。
仕事も頑張ろう!
そう思っていたのに・・・
雨日は手を出してしまったのだ。
短編というものに。
その話は次回に続く。
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処女作 完結50万文字
秘密を抱えた政略結婚 〜兄に逆らえず嫁いだ私と、無愛想な夫の城で始まる物語〜
▶︎ https://ncode.syosetu.com/n2799jo/
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連載中の小説 文字数は56万文字(下書き21万文字)
秘密を抱えた政略結婚 〜娘を守るため、仕方なく妾持ちの領主に嫁ぎました〜
▼ こちら:
https://ncode.syosetu.com/n0514kj/
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
ブックマークありがとうございます。
小説の息抜きに書いているエッセイ、『読んでみよう』と思ってくれて嬉しいです。
これからも気楽に楽しみます。




