<小説裏話> 注目ランキング入りで気づいた“なろう”の仕組み
ランキングは光の世界・・・そう思っていた雨日にも、ある日“救い”が訪れた
こんばんは。
金曜日の夜、いかがお過ごしですか?
明日からお盆休みの人も多いはず。
雨日? いつものように3時半に起きて、小説を書いて、
出勤をする日々。
(しかも、この二週間は週一しか休みがない・・・)
このエッセイは、ライトノベル未経験の著者・雨日が「小説家になろう」で物語を書き始めた記録です。
◼️ランキング?なに、それ、美味しいの?
小説を書き始めて9ヶ月。
書いた文字数は、100万文字を超えた。
どんなに文字数を書いても、1日に2回更新をしても、
底辺作家には手が届かない世界がある。
それはランキングだ。
雨日のようなテンプレ0で、ネチネチした小説を書いている人間には、
ランキングは光の世界。
そこは日陰者が入れない場所なのだ。
入ったら目が眩む。
◼️ 300位作品よりPVが多いと気づいた瞬間
ランキングに入るのは、もっと遠い世界の話だと思っていた。
しかも雨日のポイントは底辺。
感想もブクマも少ない。
ただ、PVだけはそれなりにあった。
処女作を完結して、半月後、
ふとランキング300位あたりの作品を見た。
(暇人だよね)
「・・・え、ちょっと待って? これ雨日の作品よりPVが少ないじゃん!
なんで、そっちはランクインしてるの?」
・・・あれ? 自分の作品よりPVが少ない?
その瞬間、ランキングというものの“正体”が少し見えた気がした。
どうやらPV数だけではなく、評価ポイント、ブックマークが全て。
つまり、PVは多くても、評価がつかなければランクインできない。
◼️ 11万PV達成、それでもポイントは増えない
雨日の処女作は、ありがたいことに読まれてはいた。
つい先日、11万PVを達成した。
嬉しい。
評価は少ないけれど、それだけ目に触れて読んでくれた人がいる。
純粋に嬉しい。
◼️ PVはある。でもポイントは底辺
完結後は、1ヶ月ほど数千PVがあった。
けれど、読後にポイントを入れてもらえることは、少ない。
なぜ?
テンプレじゃないから?
バッドエンドだから?
ネチネチと47万文字も書いたから?
ポイントは底辺のまま。
◼️ けれど、その状態でも“注目ランキング”に入ったことがある
ある日、いつもよりPVが多い日があった。
多いと言っても、数百程度の世界。
朝から元気がいいな。
ひょっとして、ランキングに入った?
ワクワクしながら、ランキングを見たけれど、
そこには雨日の居場所はなかった。
居場所など、元々ないけれど!
◼️ 奇跡の“注目ランキング”入り
けれど、日刊・月間・総合ランキングではなく。
注目ランキングに入っていたのだ。
あれは奇跡か、何なのか。わからない。
それは数日続いた。
ランキング入りの基準はわからなかった。
ポイントはなくても、PVがある作者に対する、
「なろう」運営の慰めなのだろうか。
そこでも、PVは多かったけれど、ポイントは増えなかった。
◼️ ケーキ屋でイカを売るような小説
雨日のように、PVはあるけれど、
ポイントがつかないと悩んでいる作家はいると思う。
そんなときーー
自分の小説は、ケーキ屋でイカ(テンプレ外)を売っているのではないか?
そのような客観的な目で、小説を見たほうが良いかもしれない。
雨日は、ケーキ屋で食虫花を販売している。
需要がない。
映えない。
ある意味、開き直っている。
食虫花でも、たまに珍しいもの好きなお客さんが買ってくれる。
それが、雨日にとっての注目ランキングだった。
1日2回更新 ストックは83話ある!
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祝!11万PV達成!
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