表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

21/67

テンプレを書くために、まず26万文字の連載を終わらせることにした話

こんばんは。


水曜日の夜、皆様いかがお過ごしでしょうか。


このエッセイは、ライトノベルを1冊も読んでない雨日が、

小説家になろうで、書きたいものを書いた経験について書きます


◼️ テンプレ小説、書きたい。でも完結まであと100話以上!


一生懸命書いた小説を読んでもらいたい。

そのためには何をするべきか。


雨日は考えてみた。


家族は言った。


「テンプレを書け。なろうで読んでもらうためなら、テンプレ。それ一択」


「今の連載が終わったら、テンプレを書く。書きたくなった」


ちょっと前まで、テンプレに興味がなかった。


今は書きたくなった。


1から物語を作り出すより、ある程度、型がある方が書きやすいような気がした。


それを面白く書けるかは才能次第だけどーー。


「やってみようかな」と思ったのは事実。



◼️ テンプレに心惹かれた。でもストックが11万字ある


雨日に変わりぶりに、家族は少し嬉しそうだった。


新しい小説を書くためには、今の小説を終わらせなければいけない。


途中放棄、だめ、絶対に。


「今書いている小説が完結したら書く」


「今、何話目?」


「今日の更新で80話」


「そうか・・・80話か。文字数は?」


「15万文字」


文庫本が1・5冊ほどの文字数。


「そんなに書いたら・・・もうすぐ完結?」


「まだ、終わらない。未投稿の下書きが59話ある」


「下書きが59話!」

家族は絶句した。


「そうだよ。何かあったら大変だから」


雨日は「もしものため・・・」と小説をストックする癖がある。


天災に見舞われても、インフルになっても、旅行に行っても、

仕事が鬼のように忙しくても、毎日の連載は止めない。


そのストック癖は病気の域に達している。


「も・・・文字数は?」

家族の声は震えた。


「全部で26万文字」


下書きだけで11万文字ある。



◼️ 時間軸はコンパクト。なのに原稿は大河ドラマ


「それで・・・完結の目処は」


「あと・・・50話くらい書けば・・・」


「長い!なんだよ!その長さ!伝記を書くのか?」


「違う。4ヶ月くらいの話を100話くらいにわたって・・・」


「は? 4ヶ月なのに、その文量・・・」


「仕方がない。色々と大変なんだよ。主人公は」


「・・・文字数減らしたら?」


◼️ 前作、長すぎじゃない?」と言われるまで気づかなかった話



処女作の文字数は47万文字!


「秘密を抱えた政略結婚 兄に逆らえず嫁がされた政略結婚ーー無愛想な夫との結婚生活が、

やがて私の運命を変えるなんて思いもしなかった」


先日、10万5千P Vを突破した。


読んでくれた人、ありがとう!みなさん、長い話に付き合ってくれて嬉しい。


その粘り強さ、良いことあるよ。きっと!


今回の作品も、それぐらいの文字数になりそうな気配がする。


「気配がするって、なんだ? プロットは書いているのか」


プロット、小説の進行表のようなものだ。


作家は、それを見て緻密にストーリーを紡いでいく。


雨日は書いたことがない。


「プロットは頭の中にある」


「それじゃ、ダメだろう!また長い!!」



◼️ 47万文字を減らしたい・・・そう思ったあの日


家族の指摘は最もだと思った。


文章が多いのは、無駄な描写が多いのかもしれない。


わかりやすく、読者様に伝わるように。


読みやすいは正義なのだ。


雨日は、完結済みの小説の文字数を減らしてみることにした。


こうして、仕事、連載、完結済みの小説、ブログの両立をする羽目になった。


6月は多忙なのに、自ら火に油を注いでしまった。


◼️ 文字数、削ろうと思ったんです。本気で


完結済みの小説を、もう一度じっくり読んでみる。


すると出てくる。出てくる。


何度も、編集をしなおした作品なのに。


2ヶ月前は「完璧だ!」と思い、完結ボタンを押したのに、


修正したい箇所が多すぎる。


雨日は1話に多くの情報を詰め込みすぎる傾向がある。


これは読んでいて、読者は疲れるはず。


「ここは、削除しよう」


「ここは、さっぱりした表現に」


修正は1日2話が限界!


それでも、コツコツ続けた。


◼️ 編集、半分終えたら絶望が待っていた


ようやく半分くらいの編集を終えた。


しかし、まだ半分ある。


長いよ。


なんで、こんなに書いたの?


自分を呪っても、もう遅い。


そして、驚いたことが1つ。


修正前47万文字→修正後 48万文字


増えている!!


文字数が増えている!!


しかも、1万文字も!!


減らそうと思ったのに!!


簡潔にわかりやすくしようと思っているのに!!


どうして?


呆然とした。


どうやら、雨日はストック魔で文章を増やしたい病になっているらしい。


治療法は・・・編集しないこと?


無理だな〜。


走り出した電車は止まらない!


◼️ いつか、テンプレを書く。それは書きたいものを書いた後に


テンプレを書くのは・・・この長い長い道のりを終えてから。

たとえテンプレでも、自分の色で染めてみたい。


読んでもらうために、やってみる。


それもまた、挑戦だ。


◼️今日の一言


しかし、そこまで辿り着く道が長く険しい。



===================

 テンプレ0の連載作品 最近じわじわと読まれている


『秘密を抱えた政略結婚 〜三人の娘を守るため、妾のいる25歳年上領主の妻になりました〜』

連載中です!


▼ 続編はこちら:

https://ncode.syosetu.com/n0514kj/

===================


===================

処女作 10万5千PV突破しました テンプレ0(完結)

兄の命で嫁がされた姫・シリと、無愛想な夫・グユウの政略結婚から始まる切なくも温かな愛の物語です。


「秘密を抱えた政略結婚 兄に逆らえず嫁がされた政略結婚ーー無愛想な夫との結婚生活が、

やがて私の運命を変えるなんて思いもしなかった」 (完結済み/随時加筆中)


▶︎ https://ncode.syosetu.com/n2799jo/

=================


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ