49話もあるけど、出し惜しみしてます。なぜなら不安だから
こんにちは。金曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか。
このエッセイは、ライトノベルを1冊も読んでない雨日が、
小説家になろうで、書きたいものを書いた経験について書きます。
◼️ ストックがないと生きていけない——ただし小説限定
雨日の家族はストックがないと不安なタイプだ。
洗剤、ラップ、醤油、玉ねぎ、ゴミ袋、
どれも、切らしたことはない。
自宅の在庫量を考えて、事前に準備をする。
心地よく生活をすることで大事なことだ。
一方、雨日はストックを気にせず生きている。
なくなった時に、「しまった」と思うタイプなのだ。
けれど、そんな経験は滅多にしない。
ーーなぜなら、家族が事前にストックを用意しているからだ。
けれどーー
雨日でもストックしないと不安で仕方がないものがある。
それは小説だ。
◼️毎日、必死に小説を書いているーーストックのために
ストックがないと不安。
下書きが1桁になると、本気で「どうしよう」と思う。
そのきっかけになったのは、昨年、発症したインフルエンザ。
雨日はインフルエンザになった。
それも絶賛流行中のA型ではなく、周囲に誰もいないB型だった。
なぜーー?皆から言われた。
雨日も聞きたい。
症状は軽症。
微熱程度。
そして、5日間のお休み。
「悪いな」と思いながらも、少し嬉しかった。
ーーこれで小説が書ける!
しかも、5日間もだ。
働きながら小説を書いている人なら、
「小説を書く時間がない」と思ったことは一度や二度ではないはず。
むしろ、毎日思っていることではないか?
病欠とはいえ、小説を進めるチャンスを頂いた。
「よし!小説を書くそ!」
布団に寝ころびながら、パソコンを開く。
ーーところが
書けない。
◼️インフルにかかると小説が書けなくなる?!
全く小説が書けなかった。
一文字も進まない!
普段、雨日は頭の中にあるストーリーを必死にキーボードで打ち込むことが多い。
情報が多すぎて、指がついていかないのが常だった。
それがインフルエンザになった途端、まるで書けなくなった。
どうした?
熱はない。
症状はだるさくらいで大したことがない。
それなのに、小説を書けないなんて。
ーーもう、一生書けないのだ。
そんな気持ちになった。(大袈裟)
秘密を抱えた政略結婚は、未投稿のままネットの墓場に埋もれるのだ。
悲しくて泣きたくなった。
◼️ 小説が書けないーー原因は免疫暴走らしい
身体の回復と同時に、再び小説を書けるようになった。
この現象が気になり、調べてみた。
発熱、睡眠不足、栄養不足、脱水などの様々な例が上がっていたけれど、
雨日が一番納得したのは、
『サイトカインの影響(免疫暴走)』だと思った。
これは、ウイルスと戦うために身体がサイトカインという免疫物質を大量に放出するらしい。
これが脳にも影響を及ぼす。
この物質のせいで、雨日は一時的に小説を書けなくなった。
身体を回復させるため、免疫反応が脳のパフォーマンスを下げているらしい。
◼️ 小説を毎日更新するって、決めてしまったから
小説を書き始めた時から決めていたことがある。
それは、毎日小説を更新すること。
雨日はブログを19年間、週に6日更新をしている。
役に立つブログではない。
際立った文章力はない。
誤字脱字王。
取り立て面白いことも書いてない。
ほぼほぼ日記のようなもの。
そんなブログは、そこそこPV数がある。
案件もくる。
ブログをきっかけに出版もした。
それは、継続しているから。
継続は力。
ブログと同じように、人気がなくても、読まれなくても、
毎日小説を更新する。
そう決めていた。
それゆえ、いつもストックは10話程度あった。
それがーーインフルになり、一文字も書けなくなり、
日を追うごとに小説のストックが減っていく。
一枚、2枚と皿を数えていたお岩さんの気持ち、痛いほどわかる。
1話・・・2話・・・3話・・・ストックが消えていく!
助けて!!
その経験をしてから、雨日は小説のストックを溜め込むようになった。
◼️ 小説のストック、気づけば49話。もう病気かもしれない
このエッセイを書くために、わざわざストック話数を数えてみた。
すると49話もストックがある!!
ーーアホだな
自分でも思った。
けれど、再び書けなくなるような事態を考えると、
どんどん書いて、備えなければ!!
そんな気持ちになる。
もう病気だ。
ストック不安症ーーただし小説だけ。
小説家になろうは金銭が絡まない。
読者から、お金を頂かないのに、
なんで、こんなに溜め込んでいるのだろう???
我ながら不思議。
◼️ ストック大富豪、更新ケチケチ主義
現在、お盆まで投稿が溜まっている。
潤沢にストックがあるのに、一日1話しか更新しない。
なぜかというと、不安だから。
短い話は大盤振る舞いをして、1日2話(←やはりけち)更新しようかなと、
ケチなことを考えている。
でも、これだけは言える。
地震が来ても、Wi-Fiがあれば投稿はできる。
書いても書いても、不安は尽きないけれど。
それでも雨日は、今日もキーボードに向かう。
なぜなら、物語だけは尽きないから。
◼️今日のまとめ
これから50話目のストックを書く!
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