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同じ小説 サイトが違うだけでPV数が20倍ほどの差がある カクヨムに投稿して、小説になろうの懐の広さを実感

おはようございます。

雨日です。


このエッセイは、ライトノベルを1冊も読んでない雨日が、小説家になろうで

書きたいものを書いた経験について書きます。


⚫︎カクヨムでも連載を開始する


雨日が書いた初めての小説、

「秘密を抱えた政略結婚〜嫁ぎ相手は貧しい領主 再婚 子持ち、寡黙で無表情な美男〜」は、

小説家になろうにおいては地雷系と呼ばれるものでした。


試練上等、仲間の死は日常茶飯事、そしてバッドエンド。


そのことを危惧した雨日は、連載中に「カクヨム」で同じ小説の連載を開始した。

あくまでもイメージだけど、カクヨムはテンプレ以外の作品を受け止める広さがあるような気がした。


小説家になろうは「なろう系」という言葉があるけれど、

カクヨムには、そのような文言はない。


そのような思いで投稿を開始した。


⚫︎ カクヨム・・・読まれない


けれど、実際にカクヨムに投稿してみると、あまりにもPVが少ない。


PVとはページビューの事で、小説がどれくらい(何ページ)読まれたかを表す数字です。

読まれたページ数が多いほど数が増えていく。


同じ話でも、小説家になろうではPVは平均 200〜300程度


けれど、カクヨムのPVは10〜15程度


⚫︎完結後の総PV


小説家になろうでの総PVは93341(5月9日現在)

カクヨムの総PVは4586 (5月9日現在)


その差は、およそ20倍ほど!


同じ話を書いても、サイトが違うだけで読まれ方が違う事が如実にわかった。


⚫︎なんでカクヨムでは読まれないのだろう?


「同じ小説なのに、この違いは何?」

カクヨムに投稿して以来、疑問に思い、雨日は何度もつぶやいた。


長年、小説家になろうの読み専をしている家族は、雨日の疑問を一蹴した。


「そんな事、悩むな!」


なぜ、悩んではいけないのだろう。


「だって、カクヨムでも読まれたいじゃん!一生懸命書いたんだよ?」

雨日は反論した。


「読まれたいなら、テンプレを書け!

悪徳令嬢を出せ!ざまぁを書け!異性回転生して、チートスキルを出せ!

そして、ヒロインの胸を大きくしろ! そうすれば読まれる」

家族は指摘した。


⚫︎ 書きたいものを書いて読まれたいなんて笑止千万!


連載中の作品を読まれるテンプレに変更する?


嫌だ!嫌だ!


今さらストーリー変えられない!!


結末はバッドエンド。


そうしないと続編が書けない!!


主人公の設定は貧乳なんだ。


今さら、胸を大きくするなんてできない!!


書きたいものを書く!!


唾をとばしながら反論をした。


「だったら悩むな!!読まれない事が王道だ」

雨日の熱い想いを家族はぶち切った。


そして、雨日の小説をラーメンに例えた。


「醤油ラーメン食べたいと思ってラーメン屋に行ったら、ケーキしか置かれてない。

それが雨日の小説だ。読まれたいなんて笑止千万!!」


⚫︎ なんで小説家になろうは読んでくれるのだろう?


自分が書いたものが読まれない小説だということが身にしみてわかった。


需要がないのなら、連載をやめる。

キリが良いところで、話を終わらせる


そんな選択肢もあった。


けれど、それだけはしたくなかった。


そんな訳で、コツコツと需要がない小説を書き続けた。


話数は197になり、書いた文字は47万文字を超えた。


相変わらずカクヨムではPVは伸びなかった。


一方、小説家になろうは話数を進めるごとに、少しずつPVが増えてきた。


疑問に思い、何度も口にした。


「なんでカクヨムでは読まれないのだろう?」


「逆に聞きたい。なんで小説家になろうでは雨日の小説が読まれているのだ」

家族は言った。


⚫︎ 結論 小説家になろうは懐が広い?


こうして、PV数がはっきりと分かれると、

小説家になろうの読者は懐が広いということがわかった。


だって、その差は20倍だもの。


小説家になろうの読者は、ラーメン屋に行き、

「今はモンブランしかないよ」と店主に言われても、「そうなんですか」と受け入れてくれる読者層なのだ。


醤油ラーメンを食べたいのに・・・と思いながら、

モンブランを食べ、

「あ!思ったより美味しい」

そう思いながら一口、二口、ついでにショートケーキまでも注文してくれる層なのだ。


懐が広すぎる。


雨日なら怒る。


「ラーメン食べたいのに、なんでケーキなんだよ!こんな店、2度と行かない!」


これがカクヨムなのだ。

(独断と偏見にまみれている)


懐が広い読者のお陰で、こだわりが強すぎる雨日の小説は読んでもらえた。


⚫︎小説を書いたのなら他のサイトに投稿をする


雨日の経験でしか書けないけれど、

もし、小説を書いたのなら違うサイトに投稿をしてみることをお勧めする。


雨日の場合は、小説家になろうの方が読まれたけれど、

作品によってはカクヨムの方が需要があるのかもしれない。


完結まで書き続けるぞ!


強い覚悟で挑んでも、反応はないと本当に萎える。


挙げ句の果て、「自分の小説はつまらないのだ」と落ち込む。


テンプレ以外の小説を書いた雨日ですら、そう思うのだ。


人との出会いがあるように、

サイトとの出会いがあるように思える。


次回の更新は「非 テンプレ作品に10万文字ブーストはあるのか?」に

ついて書く。


⚫︎今日のまとめ


サイトによってアクセス数や反応がまるで違う。

複数のサイトに小説を載せることはお勧めする。





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テンプレ0の処女作

兄の命で嫁がされた姫・シリと、無愛想な夫・グユウの政略結婚から始まる切なくも温かな愛の物語です。


▶︎ https://ncode.syosetu.com/n2799jo/

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老人との恋愛


『秘密を抱えた政略結婚 〜三人の娘を守るため、妾のいる25歳年上領主の妻になりました〜』

連載中です!


▼ 続編はこちら:

https://ncode.syosetu.com/n0514kj/

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