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小説を書いてるって告白したら、「ふーん」で終わった話

こんにちは。

雨日です。


このエッセイは、ライトノベルを1冊も読んでない雨日が、小説家になろうで

書きたいものを書いた経験について書きます。


◼️小説を書いていることを公表する


趣味=小説書きの人は想像してほしい。


自分が書いた小説を、友人、知人、家族に話せますか。


雨日は話さなかった。


小説を書いているって、ちょっと恥ずかしかった。


その理由は、小説には自分の嗜好が滲み出るからだ。


特に恋愛小説なら、なおさら。


知人や家族が読んだら、

「雨日ったら、こんな嗜好なのね」

「すまないと言うのが好きなんだ。・・・ひょっとして私生活も?」

「むっつり・・・すけべ」


そんな風に思われたら心外だ。


なので、言えなかった。


◼️10万PVを突破したら公表する


家族に宣言をした。


公表相手は、雨日のお店で働いているスタッフと妹だ。


その当時のPVは一日18PVほど。

10万PVという数字は現実的なものではなく、夢物語だと思っていた。


だからこそ、宣言ができた。


数字というのは一つの指標でもある。


「100PV突破した小説なんだ」と言われるより、

「10万PV突破した小説なんだ」と説明した方が箔がある。


10万PVって、なんかかっこいい。


フィーリングで10万PVと言ってしまった。


数字に根拠はない。


一生、秘密にする。(重い)


そう思いながら過ごしていた。


◼️処女作 10万PV突破してしまった


そんな雨日に事件がおきた。


連載中、鳴かず飛ばずの小説が完結ブーストにのった。


「秘密を抱えた政略結婚 ――兄に逆らえず嫁がされた政略結婚。無愛想な夫との結婚生活が、やがて私の運命を変えていくなんて思いもしなかった』


完結1ヶ月後に10万PVを突破してしまった。


(ちなみに、それから20日経った今、10万3千PV。ブックマーク、感想はない。僻地的な雰囲気あり)


え!


どうしよう!


雨日の宣言を家族は聞いている。


家族は雨日のPV数の動向を把握している。


「いつ、言うんだ」


そう煽ってくる。


◼️ 最初に妹に報告


「じ・・・実は小説を書いているんだよね」

雨日は世紀の告白のように、顔を赤らめながら告白をした。


妹の返事は淡白だった。


「ふ〜ん」


え!それだけ?


その一言で終わり?


「どんな小説を書いているの?」と質問がくると思った。


全くない。


仕方ないので、自分から話した。


「小説家になろうというサイトでね」


「え?なにそれ、知らない」

妹は答えた。


なんだか、怪しげなサイトだと思っているらしい。


「いや。怪しくないよ」

そう話したけれど、妹は一向に関心を示さなかった。


その気持ちは少しわかる。


そもそも、雨日も小説を書き始める7ヶ月前まで、小説家になろうというサイトを知らなかった。


ちなみにカクヨムも知らなかった。


雨日は最後の決め手を出した。


「実はさ・・・10万PVを突破して」

少し得意げに話した。


ちびまる子ちゃんの花輪くんを思い出してほしい。


あんな感じの口調。


切り札である「10万PV」も妹は響かなかった。


何それ?


それってすごいの?


そんな反応だった。


その後、妹の会話は韓流アーティストになった。


彼らの凄さを延々と語った。


そこに雨日の小説が入るこむ隙間はどこにもない。



◼️ 小説家になろうのサイトを読んでいる人は活字好き


この経験を経て、雨日はスタッフにも小説を書いていることを伝えた。


妹ほど露骨ではないけれど、スタッフの反応も一緒だった。


◎小説家になろうって何?

◎小説を書いているなんてすごいですね

◎10万PVですか。はぁ。すごいですね。


そんな感じの反応だった。


この反応で気づいた。


小説を書く人、そして、小説家になろうを愛読している人は、


活字好き!!


多くの人は、字を読まないのだ。


だから、小説を書いているんだよねと話しても、

「小説を読もう」という気持ちにならない。


漫画なら読む。


そんな雰囲気だ。


少なくとも、雨日の周辺のいる人間はそんな感じ。



それとも、雨日の日々の行いが奇天烈すぎるから、


「また、変なことを始めている」と思われているかもしれない。



「小説を書いている」


それに対する反応は、日々の生活で反響が変わるかもしれない。


そんなことを知った雨日だった。


このエッセイを読んで、「私も告白してみようかな」と思ってくれたら嬉しい。


◼️今日のまとめ


世の中の人は、小説に興味が薄い。


韓国と美容とダイエット、それに小説は敵わない。


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 テンプレ0の連載作品 最近じわじわと読まれている


『秘密を抱えた政略結婚 〜三人の娘を守るため、妾のいる25歳年上領主の妻になりました〜』

連載中です!


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処女作 10万PV突破しました テンプレ0(完結)

兄の命で嫁がされた姫・シリと、無愛想な夫・グユウの政略結婚から始まる切なくも温かな愛の物語です。


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