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テンプレ0 小説家になろうで完結ブーストに備えて底辺作家が行ったこと

こんばんは。


日曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか。雨日です。


このエッセイは、ライトノベルを1冊も読んでない雨日が、

小説家になろうで、書きたいものを書いた経験について書きます。


◼️底辺作家 完結ブーストに備える


雨日の処女作、

 「秘密の政略結婚 〜兄の暴力、無表情の夫との結婚生活が私の運命を変える〜」


小説家になろうの暗黙のルールをぶち破って、

テンプレ0、試練上等、主人公(女)は他の男性と距離が近い、バッドエンドの

地雷系作品だった。


そのことに気づいたのは15話目だった。


家族からが「読まれないよ」と言われていた。


もう遅い。


新幹線は急には止まれない。


実際、後半からシリアスな展開になりP V数は下がっていた。


それでも、持ち前の粘着質を活かし、ラスト20話は泣き崩れながら書き上げた。


◼️ 泣きながら「完」を書いた後に始めたこと


小説家になろうは、完結ブーストという現象がある。


完結ブーストとは、物語完結時に、トップ画面に完結済み小説欄に載ることで

多くの人に見られる現象のことを指す。


正直な話、完結ブーストは眉唾物だと思った。


10万文字ブーストと呼ばれる現象は、雨日には起こらなかった。


20万文字ブーストも、


30万文字ブーストもなかった。


40万字はP Vが下がった実績がある。


(結局47万文字書いた)


けれど、多くの人がこの小説を見るかもしれない。


更新ペースを計算すると、完結日まで10日ほどある。


その間に、恥ずかしくないように体裁を整えようと思った。


これは、子供が小学生だった頃、

担任の先生が家庭訪問のため自宅に訪れる感覚に似ている。


所詮、付け焼き刃だけど見栄えをよくする必要があるのだ。


雨日は、掃除をするかの如く、自分の小説を見直した。


◼️ 完結ブーストに備えて行ったこと


1 タイトル、あらすじを見直し

2 第1話〜3話を書き直し

3 すべての話を厳しい目でチェックをする


全て手がかかることだ。


できれば、これらの作業をしないで完結ブーストをあやかりたい。


けれど、底辺作家にそんな事は望めない。


人気がある作家ならば、このような泥臭いことをしなくても読まれているのだ!!


そして、家族から何度も言われたことをここで書く。


読まれたいのならテンプレを書けば良いらしい。


ケーキ屋でショートケーキを売るのが正しい。


ケーキ屋でイワシを売ってはいけない。


その環境に適したものを販売した方が苦労しないらしい。


(今、書いている小説もテンプレ0、懲りない雨日だ)


◼️ 今日は、タイトルとあらすじを見直すについて書く


処女作、雨日はタイトルを4回変えた。


1回目のタイトルは、

「秘密の政略結婚 〜顔もみたことない人と結婚ってあり得ない 夫はバツイチ 寡黙な美男〜」


センスがないタイトルだ。


そして、テンプレ0なのに、小説家になろうに媚びている!!


それも、そのはず、このタイトルはランキング上位のタイトルをザッとみて、

「こんな感じかな?」

「ストーリーをタイトルにすればいいのか!」

安直な考えでつけたのだ。


2回目のタイトルは、

「秘密を抱えた政略結婚」


シンプルなものだ。


シンプルにしたのは、家族が指摘をしたからだ。


「テンプレ0なのに、なろう系のタイトルだ。これはタイトル詐欺だ」と言われた。


そうだな。


それなら、シンプルな奴にしよう。


ところが、このタイトルにしたらP V数が激減した。


偶然かもしれない。


けれど、ひよった雨日は「やっぱり、なろう系のタイトルにしよう」と焦り、2日でやめた。


3回目のタイトルは、完結直前に変えた


「秘密の政略結婚〜嫁ぐ相手は貧しい領主 再婚 子持ち 寡黙で無表情の美男〜」


このタイトルで完結ブーストの波に乗れた。


良かったのかな?と思う。


◼️ 完結後にタイトルを再び変える


完結ブーストをした後に再びタイトルを変えた。


最新のタイトルは(←最新って)


「秘密の政略結婚〜兄の暴力、無表情の夫との結婚生活が私の運命を変える〜」


なろう色が薄れている。


でも、これが自分の作品にあっていると思う。


所詮、テンプレ0なのだ。


なろうに媚びても仕方がない。


そんな明け透けな気持ちが透けて見えるタイトルになった。


P V数は・・・微妙かも(笑)


それでも良い。


現在のP V数は、9万8千。


あと1400P Vで10万P Vに届く。


テンプレ0なのに、よく頑張ったねと褒めてあげたい。


(↑低い頂きで満足するタイプ)


◼️タイトルをちょこちょこ変えて良いのか?


小説のタイトルを4回も変えた雨日も思った。


何度もタイトルを変えて良いのかな?


数少ない既存のファンは困るかな?


読んでいた小説が消えた!と思うかな。


そんな心配をした。


そんな心配は人気作家だけが抱える問題だ。


底辺作家の神である貴重な読者は何も言わない。


もしくはスルーをしている。


あぁ。タイトル変えたんだな程度かもしれない。


ひょっとしたら、タイトルを変えたことすら気づかない読者様もいるだろう。


◼️ ついでにあらすじも変えた


あらすじって小説を書き始める前に書く。


その当時は一生懸命書いたけれど、

完結間際に見返すと、「こりゃあ 読まれないな」と思うあらすじだった。


なので、もう一度書き直すことにした。


雨日の場合、あらすじの最後に

「やがて、兄との争いが始まる!様々な試練を乗り越える姫の話」と書いた。


これは家族曰く、ダメなあらすじらしい。


小説家のなろうの読者は、主人公が苦境に陥るのは好まれないらしい。


それって本当?


嘘じゃなくて?違うよね?


そんな事、知らなかったよ!


普通の物語ってさ、試練あっての成長物語じゃない。


そう思ったけれど、なろう流儀にのっとり、これも書き換えた。


あらすじの最後を

「もう、ただの姫ではいられない。

これは奪われた人生を自分の手で取り戻す、ひとりの女性の戦いの物語」に変更した。


◼️ こんな事、連載を書きながらできない!


完結までボロボロのメンタルだった。


泣きながら書いていたから、自律神経が乱れ、眠りが浅い、浅い。

20日間以上、毎日目を腫らしながら出勤していた。


(ちなみに、今連載中の小説も泣きながら書いている)


そんな精神状態で、あらすじやタイトルを変える事などできやしない。


いろんな書き方があるけれど、

雨日は、毎日小説を更新をしたいタイプだ。


なので、常に話のストックは12話ほどある。


そのストックがあったから、完結前に小説全体を整えることができた。


これが実って、完結ブーストを経験した。


◼️こんな作業しなくても良い?


完結ブーストにあわせて、そんなことをしなくても・・・と思う人もいるだろう。


実際、雨日は10日以上、その作業に追われていた。


テンプレ0だけど、

少しでも完成度が高い作品を読んでほしいと思ったから行った。


小説家になろうの読者様は、懐が広い。


雨日のようなテンプレ0の作品でも読んでくれる人がいた。

(ちなみにカクヨムは、同じ作品なのに未だに5000P Vも届かない)


家庭訪問(完結)まで日が迫っている!


先生が来るのだから、玄関タイトルを綺麗にしないと!


あぁ、ついでに玄関先タグに花でも飾ろうか。


ついでに庭の草取り(あらすじ)をしよう。


玄関の扉も(第1話)を水拭きしよう。


そんな感じでお迎えに励んだ。


次回は「完結ブーストに備えて、底辺作家が行ったこと 2 第1〜3話まで書き直す」


これについて書く。


雨日の拙い経験を読んでくれてありがとう!


◼️今日のまとめ!


家庭訪問前に掃除しよう!小綺麗にしよう!




誤字修正をしてくれた読者様がいました。ありがとう!助かります。

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テンプレ0の処女作

兄の命で嫁がされた姫・シリと、無愛想な夫・グユウの政略結婚から始まる切なくも温かな愛の物語です。


▶︎ https://ncode.syosetu.com/n2799jo/

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老人との恋愛


『秘密を抱えた政略結婚 〜三人の娘を守るため、妾のいる25歳年上領主の妻になりました〜』

連載中です!


▼ 続編はこちら:

https://ncode.syosetu.com/n0514kj/

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