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【打ち切り】クリムゾンディサピア  作者: あつかち
能演町編
5/13

運命をつかさどる者

ジャガジャガジャガジャガ

バシッ

「っく、全然近づけない。音がどのアンプからどの角度で来るのか、予想がつかない。なら、アンプをたたくか」


血液暴走・狂乱


狂乱によって尖った血がアンプに突撃した。そしてアンプにぶつかった瞬間

パリーンドバドバ

血は砕け、液状に戻った。

ーは?マジかよ硬すぎだろ。これどうすれば・・・

「何よそ見してんだよ」

ギャインギャインギャイーン

はっ、しまった!

ダーンダーン、ドーン!

3発の強烈な音が海野に直撃した。

ーくそ、あの音威力も高い。本体には近づけないし、アンプは壊れない。こんなのどうすれば・・・

すると

「お兄さん。大丈夫ですか?」

さっきの少年がこっちに来た。戦いに夢中で気付かなかったがまだ逃げていなかったようだ。

「君、危ないからさっさと逃げろ」

「いや、僕も戦う」

すると彼は、カバンの中からボールペンを取り出し、自分の右手首に突き刺した。

「ちょっ、何やってんの?いいから早く逃げろ」

「いや、これでいいんです。これが僕の、エスカトロジーだから」


運命共同体


「・・・ぐっ、なんだこれは・・・」

ボスが急に右手首を抑え、苦しみだした。

「こ、これは・・・」

「これが僕の能力。運命共同体。自分のダメージを対象の相手一人と共有する能力。これで、彼はギターを弾けません。とどめは頼みます」

「ああ、分かった」


血液暴走


海野は高く飛び、ボスに飛び蹴りをした。ボスの体は貫かれ、倒れて動かなくなってしまった。

「ふぅ、・・・ってへ?これ大丈夫か?死んでない?」

海野はかなり慌ててる。それもそうだ。人を殺したことなんてないから。すると。

「大丈夫ですよ」

少年が言った。

「大丈夫って、何を根拠に」

「まぁ、見てください」

すると、ボスは急に立ち上がり

「あれ?ここどこだ?・・・はっ、もうこんな時間。早くしないとふーたんの配信が始まってしまう。早く家に帰らないと!」

そう言って走ってどこかに行ってしまった

「ヘリクリサムの能力者は、特別な薬を使って強力な力を得ています。ただ、それの代償として、一定以上のダメージを追ったら、エスカトロジーは消え、それに関する記憶もなくなります」

「君、なんでそんなことを・・・」

「ぼくも元々は、ヘリクリサムの一員だったので」

「へ?」

「自己紹介が遅れました。僕の名前は藁谷共助です。この街はヘリクリサムのアジトの一つになっています。一緒に戦ってください」

読んでくださりありがとうございます。物語進みましたね。正直どう進めようか結構悩みました。よろしければ、ブックマークや感想、お気に入り登録などお願いします。作品を書く励みになります。それではまた次回

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