謁見の前にまずは探索・・・ではないのか!?
名前考えるのとか色々考えてて投稿がアホ程遅れました。すいません。
うーん・・・
領主サマに謁見か・・・でも異世界の町、気にならないとはいうまいさ。
俺は凄く無駄な決意を固めて衛兵に言う。
「少し長旅で疲れたからな、2日の猶予をくれないか?」
「・・・そうか、ならこっちから領主様に掛け合ってみる。・・・ようこそ、クロトンの町へ・・・。」
よっしや!俺の見込みでは異世界でアルセーヌの説明
を聞く限りこの世界にはギルドが存在する!
ギルド、それは異世界の代名詞!
恐らく男子諸君が一度は自分が最強な世界で異世界転生を夢見た筈だ!・・・そうだよな!?
『何独りで喚いてるんだ?・・・呼び名が無いと不便だな・・・』
ん・・・確かにそうだな。
でもアルセーヌの事がバレたらさっきの衛兵の人が言っていたように何かマズイ事が起きそうだな・・・。
『なら我の名はアルでどうだ?』
安直過ぎるだろ。例えば・・・アヌとか。
『うむ、お主のネーミングセンスが壊滅的なのが分かった、お主は何も言わんで良い。』
えー、まぁ良いけどさぁ。あ、後あの刀の名前も決めたいな。
『そうだな・・・藍色の髪・・・お主自分の名は
何が良い?』
俺はそんなことを聞かれた為、少し考える。
そうしている内にも、赤煉瓦の屋根に白樺の家や、
なめらかな石の家等の様々な家が見受けられる。
暫く考えた後、俺はアルセーヌに考えを言う。
「なら・・・アルセーヌと俺を兄弟って事にしないか?そうすればアルセーヌって名前でもおかしい所はなくなるだろ?」
俺は自信満々に言う。
それにアルセーヌはそれもいいか。
とボソッと呟き、俺に名前を伝えてくれた。
『ならばお主はテュルク・ラトリスファーだ!』
どんな意味かキボンヌです。
『テュルクは新しき、ラトリスファーは狩人だ。
お主は元々この世界には居ない、イレギュラーだ。
そして我、アルセーヌの異名の変幻自在の狩人から
名を取り名付けた。』
ふぅむ・・・中々にしっくりと来る名前だな。
凄い気に入った!有難う!
『うむ、では次はお主が我の名を考えよ!』
え?俺?ネーミングセンス壊滅的って言われたからな
そんなに期待するなよ?
・・・テュルク・・・何が良いかな?
俺はそうやって考えながら辺りを見ていると、とある
店の看板が見えた。そこにはカトリスと書いてある。
黒い木の建物と赤い看板に黄色の文字で書かれているからか、とても目立ち頭に残った。
「なぁ、カトリスってなんて意味だ?」
『カトリス?カトリスは我が生きていた五万年前の意味なら分かるが、それでいいか?』
まぁ、それで良いけど。
『カトリスとは守護者だ。五万年前に生きていた六百人の人間達の一人の名前だ。あいつは我らを護る為に一足先に・・・』
うっ・・・なんか辛そうだから辞めてくれ。
『そうか、なら我の名前を速く決めてくれ。』
え?もう決めたぞ?テュルク・カトリスファーだ
『何故ファーを付けたのだ?』
語呂となんか最後同じだったら兄弟っぽいかな?
って思いまして?
『はぁ、まぁ別に良い、さて名前も決まった訳だ。
次は何をする?』
そうだな、やっぱギルドを探そうぜ!
俺はそうやってアルセーヌと話していると、ついさっき聞いたことのある声が聞こえた。
「おーい!ソウルマスターの人!領主様が今すぐこいって!」
えー、マジかよ早くギルド行きたいー。
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